髪が紡ぐ物語～ヘアドネーション～何に驚いたかって言うと・・

本日のゲストの川端さんは

驚かれました。

この長さです、ヘアドネーションをしてくださいます。

あっヘアドネーションって言うのは・・

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「会うことのない、病気や事故で

　髪を失ったどこかの子どもの為」

伸ばした髪をバッサリ切り、寄付して

人毛１００％のウイッグをフルオーダーで作り

病気や事故などで髪を失った子どものために

無償で贈るボランティア。・・・click

切った後、どんな感じにしたいか

何か考えています？

「ん～切れるだけ切ってもらいたいけど

　どんな感じにするかまで考えてないかな～」

ふむふむ、髪型と言うより

それ以上に、その後どう暮らしていきたいか

ほら、この長さあれば　結べる長さ残して

ドネーションも出来るしね　結べると楽で

今の生活習慣と　変わらない

時間のタームで暮せるし

切れるだけ切っちゃうってなれば

どこまでも切るけど　ただ・・

癖があるし　相まって骨格的にも膨らむし

なにより　朝の生活時間が変わるから

今に比べたら　時間が変わりますよ～

「そ～私、癖あるから・・

　この長さと重さで　癖消えてるけどね～」

うん、でも・・・それでも切ってくれ！って

いうなら・・・頑張っちゃいますけど（笑）

「じゃぁ切って！」

はい！切っちゃいましょ！ってヤベ💦

難しい道を取らせちゃった（笑）

そう　川端さんは

何となくわかります？

ウネル癖見え隠れしてるでしょ？

コイツが切った後　ど～暴れるか？？

それは切ってみないと分からないし

なにより川端さんは　子どもの時

お母さんカットで　いつも短くされてて

第二次性徴以降　癖毛になって

それ以来　子どもの時の反動と

癖対策で　肩より上に切ったことがない！

だけど

ど～みても

肩より上

（笑）

はい　切っちまいました(≧▽≦)

だって　せっかくのヘアドネーションだもん

今までにない　今までと違う自分との出会い・・

会うことのないどっかのガキンチョの為の

ウイック作りへの　ボランティア参加も

大切な側面だけど

僕には　会うことないどっかのガキより

目の前の　川端さんなら川端さんの

笑顔やときめき・・それが最重要で

そういう喜びを伴った「髪」で作られた

ウイックって　凄く素敵だろうし

そういう思いの詰まったモノとしての

ウイックを越えた「何か」も贈りたいじゃん？

だから　大胆に　でもしっかり計算して結んで

ドネーションカットして　そこからシャンプーして

川端さんの喜びの為　切り整え

毛量調整は　この方法で

徹底的に「毛量を減らして」

・・スキバサミなんて使わないよ（笑）

減らして　あとは水分を髪に

しっかり含ませた状態からブンブンもの凄く

乱暴に適当に乾かして　ホントそれで出来たのが・・

ずん！！

ずずん！！

ズバゴン！！

「みじか～い！！かる～い！！」

川端さんはニマニマ(≧▽≦)

「肩上になんて切って来なかったからビックリ！」

川端さんは　今までの自分と全く違う髪に驚いた？

のではなく

「あんな適当に乾かしただけで　

　なんでこんなに収まって　まとまって

　膨らまなくて　整うの？？？？」

はい、乾かし方に一番驚かれました。

家に帰った後にも

この形が再現できるように　切り方や

髪の重なり方　癖も

実は繊細に考えていて

そのおかげで　最後の最後

毎日川端さんが担わなくちゃならない

「スタイリング」

そこの負担を極限まで楽にしてあります。

とかくヘアドネーションする方は

この日を迎えるまで　髪を結んで暮らしてて

言い換えれば　ヘアセットのスキルが無いと言うか

不慣れな状態なはず　そこに来て

癖があり　毛量も多く　膨らむ骨格・・

最初に「暮らし」と言うワードを

よくドネーションされるゲストには使うんだけど

ヘアドネーションして　その翌日

会う方が

「あっ切ったんだね！すごくイイね！」

と言ってもらえる事が

次のヘアドネーションへの参加者を繋ぐコト

そう思ってるから　

一番大切な「翌日」からの髪をイメージして

僕はヘアドネーションに向き合っています