ボブは基礎？基本？なんであれ難しいのよ

基礎というけど超高度に思える

「ボブ」

というスタイル

何故なら頭のカタチは真円ではないし

生え癖や毛流もある髪

言うなればスタート地点がバラバラで

つまり　実はすべて１０万本とも言われる

髪の毛１本一本が違う長さ

動き　うねり　方向・・

それを一直線にそろえて切る・・

ある意味「神業」的なのに

これを「基礎」と言われる理美容業界。。

僕には正直難しくてしかたない💦

アタシャ　床屋さんで

美容師ぢゃないのね

だから「基礎」でボブ＝ワンレングス

というスタイルを徹底的に叩きこまれた

事はないんですね

（言い訳です　はい）

でも

今　ゲストの男女性比率が

半々・・書いてるこの日は

予約全時間埋まってて男性は１人で

全員女性(笑)

となると

そういうスタイルもオーダーされるわけで

苦手もヘッタクレもなく

頑張る訳です！！

前々回この仕上がりの

宮崎さん

今回のご来店時が

宮崎さんは実はクセ毛。

毛流には大きな何かはないけど

左右の骨格差はいわゆる普通より

大きいかな。

その髪質・骨格を

下からブンブン乾かしただけで

内側に収まり

ラインが揃うボブにする訳です

慎重に下から重ねてくように

横ラインで切り進み

途中から軽さもある程度表現したいので

斜めラインの毛の取り方にシフトして

髪の落ちる位置を注視しながら

切進んで

あとは毎度おなじみ

ブンブン下から乾かして

ブラシもナンも使わず

最後に粗目の櫛で梳かし

出来たのが。。。

ずん！！

ずずん！！

ズバゴン！！

比べると～～

はい！必死に切った結果でござる(≧▽≦)

基礎ってなんだろうね？

そんな議論をしたことがる。

僕が思うのは

例えばサッカー。

イタリアの英才教育を物心ついた時から

スパイクの紐の結び方から

「基礎」の何から何まで叩きこまれた子ども

ブラジルの貧民窟で育ち

スパイクなんてなくて裸足で

それもサッカーボールでさえ無いものを

蹴ってサッカーを覚え「基礎」なんて

何一つ教わってない子ども

それが成長し

見いだされ

セリエＡで同じチームになる・・

こんなのある話じゃない？

「基礎」と「基本」

基礎は　そのモノを拠り所にして

物事を成り立たせることで

基本は　その物事の中心となる、おおもと。

きっとね。。

サッカーでいえば

どんな環境で学ぼうが

相手が受けやすいパスが必須。

その為にはインサイドで？アウトサイドで？

蹴り方は状況で変るけど

大切なのは「相手」を思う事だよね？

それなくしては成り立たないよね？

カットもね

このボブという「基礎」「基本」

この切り方　このスタイルが

「基礎」「基本」ではなく

学ぶのはそれによって生まれる

カタチ＝結果　だけでなく

その中に詰め込まれ　隠された

本質・・髪に向き合う事

方法論や理論でなく

「向き合い方」なんだと思うの

勿論　それがあっても結果が伴うか？

なんて甘いものじゃなく

やはり方法論や理論も大切

その両輪で

このシンプルにして難しい

「ボブ」は生まれる。。。

偉そうに書いてるけど

本当に難しいのよ💦

あぁボブは難しい！！！

ってなわけで    

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。      

今日も　良い一日をお互いに！！

ではでは！！

 

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