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熊井さんとりかさんが教えてくれたこと

 

 

僕は、この人に

 

あることを教わった

 

 

  

え??

 

誰???

 

って思うよね(笑)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ご注意を

 *美容室チェーンの

AUBE HAIR ○○・・

オーブヘアー○○というサロン・会社と

 

当店、orb hair museum

オーブヘアミュージアム  は、

一切関係ございません

 

ど~も  

趣味はダイエット 特技はリバウンド 

 

ダイエットに希望を詰め込んだつもりでいたら 

 

間違えて脂肪が詰まった

 

 神奈川は相模原市は緑区って言う    

 

 もともと津久井郡だった片田舎で 

 

 orb hair museumって理美容室やっている、 

 

 お酒と音楽をこよなく愛するケンです!!

 

 

 

  

オーブに興味をお持ちただいた方 

初めてご来店いただく方へ

 お読みいただきたい

 

まだ見ぬ未来のお客様へ・・

 

キャンセルという事をオーブはこう考えます。

キャンセルについて

 ・・・・・・・・・

                 

 そうだ!                            

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  オーブのお休み                 

      

      

      

         8月 5日 6日 

     13日 19日

     20日 27     

      

                  

 JR橋本駅からの

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この人とは

 

中村りかさん

 

 

野武屋本店のゲストさん

 

 

 

 

 

あっ話の導入にも至らない状況で

 

即話変わるけど

 

ネットにこんな話が投稿されていた・・

 

 

 

このお話はある美容師が体験した実話です。

 

それまで知らなかった。 自分の仕事で人の命を

 

永らえる事が出来るなんて。

 

今から10年前。

 

私の父は生きて退院する 人の方が

 

少ない病棟にいた。

 

病名はガン。 そのフロアには、

 

他の病棟では もう見られないほどの

 

末期の患者さんがたくさんいた。

 

男性、女性とも同じフロアで、

 

ただ先生の言葉にしたがい

 

希望のない明日におびえて生きていた。

 

今まで病気一つした事のない父は、

 

その中で異質な程明るかった。

 

自然と言葉を交わす人達が増え、

 

見舞いに行く私にも 気さくに話かけてくれるようになった。

 

 

ある日父が言った。 「頭がかゆい」

 

そのフロアの中央にナースセンターと

 

並んでサロンにあるような

 

サイドシャン用の シャンプー台があった。

 

 

そのフロアの住人達は皆、

 

首から上の大手術をした患者ばかり。

 

私の父も、線路のような長く大きい 生々しい傷があった。

 

「他に出来ることないかなぁ…」

 

先生に尋ねてみることにした。

 

予想に反して「OK」がでた・・・

 

出てしまった・・・。

 

実を言うと傷にシャンプーをつけるのが・・・

 

傷を触るのが・・・ ちょっと恐ろしかった。

 

 

腹をくくった。 いつも通りに仕事をしてると思えばいい。

 

ただ痛いといけないから水圧も 洗い方もちょっと弱めに。

 

指が傷に触れた。 ちょっと動揺した。

 

「心配するなー。気持ちいぞー。」

 

父が言った。

 

アシスタントの時ですらかかなかった

 

何ともいえない汗を Tシャツがビショビショに

 

なるほどかいていた。

 

 

ふと気づくと、娘にいつもお菓子を くれる

 

おばちゃんが立っていた。

 

 

「やだー。あんた美容師さんだったのー!!」

 

こんな所にいなきゃ病人だとは 絶対に思えない、

 

そのおばちゃんが 大きな声で笑って言った。

 

 

次の週。 見舞いに行くと

 

シャンプーの予約が6件も入っていた。

 

女の人ばかりだった。

 

 

彼女たちは手術のために頭を半分、

 

丸坊主にされているという 何とも言えないスタイルだったが、

 

やはり女性。 「きれいにしていたい」 と言った。

 

 

シャンプーをしている間、

 

彼女達は実によくしゃべった。

 

色々な事を話してくれた。

 

あっけらかんと笑いながら、

 

自分の残された時間までも。

 

週が重なるごとに 週1回では間に合わない位、

 

シャンプーの予約が入り、

 

私は売れっ子の様だった。

 

 

それから1ヶ月。 大きな声のそのおばちゃんは死んだ。

 

 

前日仕事場に父から電話があり

 

「おばちゃんがどうしても 頭やってくれってきかない」

 

と言われ、仕方なく 道具をもって病院に行った。

 

確かに図々しいおばちゃんだが、

 

無理難題を言う人じゃなかった。

 

不思議に思いながら いつも通りシャンプーをした。

 

傷にはもう慣れていた。

 

だから手が雑だったんだろう。

 

おばちゃんは私に何度も 洗い直しをさせた。

 

「おいおい私はシャンプーギャル じゃないんだからさぁ・・・」

 

心の中では思っていた。

 

すると、おばちゃんが言った。

 

「シャンプーしてもらってるとさぁ・・・

 

やってくれてる人の心の中の声って 聞こえちゃんだよねー。

 

今、カンベンしてよって 思ってんでしょう。

 

聞こえちゃったもんねー。

 

まあさぁ、私にとっちゃこれが 人生最後の美容院なんだから、

 

あきらめて頑張って洗いなぁ! ガッハッハ」

 

 

息が詰まった。

 

同時に正直 「このやろう!やってやろうじゃん!」

 

とも思った。

 

余計なことはいっさい考えなかった。

 

初めてその人のためにだけ 無心でシャンプーした。

 

シャンプーが上がったおばちゃんは、 こうも言った。

 

「私さぁ、本当ならもうとっくに 寿命きれてんのよねー。

 

先生に言われたわぁー。

 

「岡田さんの娘さんに 頭やってもらってたから、

 

寿命伸びたんじゃないの」ってねー。

 

最後に本当に心のこもった シャンプーをしてもらったし、

 

寿命まで伸ばしてもらって、

 

本当に感謝してるわぁー。ガッハッハ」

 

 

何にも言えなかった。

 

自分がした事が良い事だなんて、 わからなかった。

 

 

ただ、おばちゃんのおかげで、

 

今まで自分は何と雑に

 

仕事を してきたのだろうと、ガクゼンとした。

 

洗いすぎて指先がフヨフヨになっていた。

 

おばちゃんはその手を見て、

 

「まだまだ綺麗な手。 そんな手、職人の手じゃないよー。

 

もっと荒れてごわごわになって、

 

そうしたら一人前だー。 見たかったけど残念だー。

 

でも、あんたは強い。 一生懸命、生きなさいよ。

 

人間、3分後に死んじゃうかもしれない。

 

心残りないように、 仕事も家庭も手を抜くんじゃないよ。

 

約束だからね。 破ったら化けて出るからね。ガッハッハ」

 

 

 

次の日の朝、おばちゃんは 口紅をつけて死んでいった。

 

息子さんに

 

「ありがとうございます。

 

あなたのおかげで母は少しだけ 欲張って生きました。」

 

と言われた。

 

父が死にそうになっても 泣かなかった私だが、

 

病院中に響き渡るほど大声で泣いた。

 

今、自分の手を見てみる。 今年で40才。

 

美容師はじめて21年。 まだまだ綺麗な手。

 

もっと荒れてゴワゴワにならないと。

 

心の声を聞かれても 困らないよう

 

「どうぞまた、この人と会えますように」

 

と願いながら仕事をしている自分がいる。

 

そんな自分が好きだ。

 

私は強い。

 

 

おばちゃんがかけてくれたおまじない。

 

もっと手が荒れて ゴワゴワになったら一人前。

 

見てて、おばちゃん。 私はもっと頑張れる。

 

 

 

 

この話が「実話」かどうか、わからない・・・・

 

 

 

で 話はまた急に戻るけど(笑)

 

 

りかさん・・・

 

りかさんは、野武屋本店のゲストの方で

 

実は7年くらい前は

 

野武屋で予約取れない時とか

 

orbに来てくださってたり

 

カットしたりお顔そりしたり・・click

 (7年前のりかさんのスッピンと痩せてた僕が見れます(笑))

 

他店のゲストの方だけど

 

仲よくさせていただいていました・・click

 

 (て、このclickの記事のこと

 コレしたの忘れてた(笑))

 

 

りかさんが

 

僕に言ってくれたんです

 

 

それはシャンプーした後

 

 

「ケンさんの手は 

 人に触れるための手です

 凄くそれが伝わります」

 

 

 

僕はシャンプー中

 

本当に真剣に髪の状態や来店してくれたことへの

 

感謝をすべての方に思い込めて

 

シャンプーをしていたんです

 

それが伝わって嬉しかった・・

 

ある出来事から僕は

 

「それ」を意識していたから

 

 

そして「それ」が出来てると教えてくれたのが

 

りかさんでした

 

 

 

 

「それ」を意識する

 

そのキッカケをくれた出来事が・・

  

 

恥ずべき、情けない出来事がきっかけでした

 

 

 

 

僕は36年前、理容師になってから

 

コロナ禍が始まるまでの

 

32年間 毎月老人ホームや障碍者施設にいって

 

髪を切っていました

 

そんなある時 熊井さんって

 

デイサービス利用の方に

 

「・・・ごめんね~

 こんなおばあちゃんの髪切っても

 楽しくないよね・・」

 

 

その日僕は正直言って

 

「めんどくさいな~ 気が乗らね~なぁ・・」

 

そんな思いで老人ホームに出向いていた・・

 

 

それが伝わった 伝わってしまった・・・

 

 

申し訳なさと 情けなさ

 

今でも覚えてる

 

 

やがてその翌月 翌々月

 

熊井さんは、髪を切るスペースに来なかった

 

あっ嫌になられたんだな・・

 

そう思っていました

 

 

そんなある日 老人ホームの理事長から連絡があり

 

ホームに行くと

 

あるご家族がいた

 

 

あの熊井さんの息子さんご夫婦

 

 

お辞儀をされ

 

「実は、この前髪を切っていただいた

 3日後に母は亡くなりました

 いつも髪を切っていただけた後

 凄く嬉しそうに どう?いいでしょ?

 そう言ってました。

 棺に入った母を観て それを思い出して

 『あっ・・綺麗な髪で旅立てて良かったね』

 思わずそう声に出ました

 本当にありがとうございました」

 

再度深々と頭を下げていただけました

 

 

 

僕は泣きながら

 

「ありがとうございます・・でも

 怒られるかもしれないけど

 正直に言います

 最後のカットの時

『こんなおばあちゃん切っても楽しくなよね』

 そう言わせちゃいました

 本当に御免なさい申し訳ございませんでした」

 

嗚咽でした

 

 

でも息子さんは

 

「でも、その日もすごく喜んで帰って

 来ましたよ 本当にありがとうございました」

 

 

それから本当に

 

僕は最初に触れるシャンプーの時

 

自分の指先を怖れ 

 

だからその指先に感謝やその人に

 

どう向き合うかを考え 集中して

 

「それ」を込めるように心がけました

 

 

自己満足だけどね

 

でも大切な事

 

疎かにしたらいけない事として

 

心の中で続けていた時

 

りかさんに そう声をかけていただいて

 

教えていただいて

 

 

 

 

 

 

今も シャンプー前には

 

熊井さんとりかさんが

 

僕の頭にはいるんです

 

 

 

 

そんなこと思ってたら

 

昨日

 

 

「ケンさんのシャンプーって

 違うんですよ

 今まで人生で何百回も美容師さんに

 シャンプーしてもらて来たけど

 ケンさんの手は「ホワ」ってなんか

 今までの人と違うんです」

 

 

そう言っていただけたんです

 

 

僕は・・・・

 

 

 

あぁ💦指にまで

脂肪が

ついたのか!?

 

(≧▽≦)

 

 

 

 オチがどうしても欲しい人なんです(笑)

 

 

これからも指先に想いを

 

それを忘れずに生きていこうと思います

 

 

さぁ今日は休み返上でお仕事だ!

 

 

ってなわけで    

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。      

 

今日も 良い一日をお互いに!!

 

 

ではでは!!

 

 

  

理美容師でお読みいただいた方へ・・

  

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