繋いでいく　いつか途切れることを祈って

 

 

３年前、令和2年7月3日から7月31日にかけて、

 

梅雨前線が長期間停滞した影響で

 

西日本から東日本にかけての広範囲に

 

大雨が降り続きました。

 

 

特に梅雨前線が九州北部まで北上した

 

7月3日夜からは、九州では大気の状態が

 

非常に不安定となり球磨川流域では

 

線状降水帯が形成され、

 

7月4日未明から8時間にわたり、

 

時間雨量30mmを超える

 

激しい雨が降り続きました。

 

 

人吉雨量観測所では7月平均雨量471.4mmに対して

 

2日間で410mmが観測されるなど、

 

7月の平均雨量約1ヶ月分が

 

集中して観測される豪雨が発生しました

 

 

この豪雨により球磨川流域では甚大な災害が発生、

 

 

人々の生活に大きな爪痕を残しました。

 

熊本県内の犠牲者は65名にのぼり、

うち50名（77％）が球磨川流域の氾濫による

犠牲者と推測されています。

市町村別の犠牲者数は、

球磨村が25名と最も多く、

人吉市では20名の方が亡くなりました。

 

球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」への

浸水により14名の高齢者が

犠牲になるなど、犠牲者の年齢層は、

65歳以上の高齢者が86％、

75歳以上の高齢者が70％を占めています。

 

 

 

人吉市を走る「くま川鉄道」←click　は

 

３年前　橋梁が４つ流され未だ復旧してなくて

 

２年後の２０２５年全面復旧を目指しています

 

 

また　人吉市の鍋屋と言うホテルも

 

今年４月かな？営業再開したところです

 

勿論　まだ再開出来てない旅館もあります。

 

 

被災した店舗も

 

まだ仮設商店　←click　での営業もあり

 

それこそ　マモちゃんのBLANCE HAIRも

 

仮店舗営業が続いています。

 

 

 

コロナ禍で起きた災害の難しさ・・

 

３年前に行ったとき　確実にマンパワーが足りない

 

確実に再興への歩みが　それこそ

 

泥に足を取られてるように進んでない・・

 

そう感じました

 

 

 

東北でのあの狂気にも似た勢いがない・・

 

こういう時間経過は、人を蝕んでいく・・

 

その怖さを感じたのを覚えています。

 

 

 

今回、３年前と同じタイミングで　同じような雨が降り

 

報道されて　あの災害を思い出すことが

 

あるかとも思うけど

 

もう災害が頻発し　忘れる前に覚えられない

 

そんな時代・・

 

 

 

教訓としていかないと　繋いでいかないと

 

新しい誰かがまた災害にあう・・と言うより

 

経験した悲しみや苦しみが　

 

無駄になる

 

犬死にされる

 

 

 

西日本豪雨の時も行政機関とのやり取りで

 

東北で起きた災害から学んでないことに

 

ショックも受けたし　むしろ僕がある市に

 

「どうすればいいんですか？」って聞かれたことさえある

 

床屋の片手間の僕にです。

 

 

 

横の連携がない　学びがない

 

我が事になってない・・・

 

 

 

別に僕は　ボランティア的なのが好きなわけじゃない

 

でも何故続けてるかって言えば

 

何者でもない　どこの馬の骨とも

 

炊き出しで　米さえまともに炊けない僕に

 

一緒に動いてくれて　一緒に汗流してくれて

 

寝床を用意してくれて　酒も飲ませてくれて

 

こんな活動まともにしたこともない僕に

 

身をもって教えてくれた方々の

 

「想い」

 

これを　あぁ俺こういう活動したんだぜ～って

 

テメー一人のモノにするんじゃなくて

 

あの人たちから

 

「俺たちは、お前に伝えてくれって

　伝えてほしくて　伝えたんだ

　さぁお前は今後どうしていく？」

 

そういう「命題」を与えられたって

 

勝手に思い込んでて　それを果たすために

 

その後の災害の多くに首を突っ込んできたんだよね

 

 

 

 

 

でも・・それが途切れることが最善なんだけどね

 

災害が起こらないと良いんだけど・・

 

そうもいかない世の中・・

 

今　３日朝には線状降水帯が発生の一報も。。

 

 

 

祈ることでは世界は変えられない

 

動いて繋いでいくしかない

 

 

繋いでいく　いつか途切れる日を祈りつつ

 

微力でも無力ではない

 

そう信じてます

 

 

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