パーマと言えば
こう言う「ロッド」という棒状のもので
髪を巻くって思いますよね?
でも ピンパーマってのもあって
こういう
ピンで髪を丸めて止める方法もあるんです
その使い分けってのが・・・
本日のゲストは渡辺君
伸ばしすぎ💦
三か月半ぶりのご来店
渡辺くんの髪質は
硬毛 多毛 直毛で
(髪がクセついて見えるのは
以前かけたパーマ)
なおかつ、骨格が張り出しが強く
髪がモコッてしやすいんです
で、そう言う髪質・骨格に
パーマをかけるっていう時に
注意・留意したいのは
「パーマと言うものは
ボリュームを出す技法である」
と言う事
って事は
硬毛・多毛・骨格の張り出しの強く
髪がモコってしやすい渡辺君には
不向きって事じゃないのか??
確かに 普通のロッドで巻けば
どんなに工夫しても 一定の
ボリュームは出てしまう
だけど「ピンパーマ」は
その一定のボリュームをなくしたり
出したり コントロールしやすい方法なの
だから・・・
ピンで巻き付けて
なおかつ ここは僕のコダワリなんだけど
渡辺君は仕上がりは
2ブロックで刈り上げるスタイルなんだけど
この段階では「刈り上げ」ないで
僕はパーマを巻いてから刈り上げます
それは何故か?
冒頭にも書いたように
「ボリューム」と言う事
刈り上げと言うことは
ある意味ボリュームが限りなく「ゼロ」になる
で パーマ
どうかけても ピンパーマでさえ
ボリュームは出る 出てしまう
その時 最初に「ゼロ」にしてしまうと
かけた後の「ボリューム」との
整合性・馴染み・・つまり
シルエットの調整がしにくくなる・・・
だから「余地」を残しておくこと
刈り上げないで ボリュームがどう出たか?
を見極めたうえで その余地を利用して
しっかりと「シルエット」を作る
そんな講釈述べて(笑)
出来たスタイルが・・・
ずん!!
ずずん!!
ズバゴン!!
比べると~~
パーマのカール感から
刈り上げへ自然に馴染むシルエット
多くの理容師・美容師さんは
先に刈り上げてから パーマ巻いたりするのが
一般的だと思うけど
チョットでもバランスが崩れると
先に刈り上げてると
この写真のようにアフターが
チョット上の髪が「乗っかってる感」出るよね?
ね、バランスが難しくなるの
だから基本僕は
刈り上げは最後に メインのヘアスタイルを
表現するとこを完成させてから
最後に究極ボリュームをゼロにまでする部分を
上の髪とのバランスで、1にするか3にするか
を見極めて切るんです。
時間はかかるし 効率的じゃないけど
でもスタイルの完成度は高くなる・・
僕はそう思ってます
(≧▽≦)
コメントをお書きください
ワタナベ (月曜日, 01 4月 2024 18:21)
本人です(笑)
こんなにも考慮してもらっていたことが沢山あったんですね�もうorbでしか切れないじゃないですかー!!(笑)