異業種・・そう言う言葉があるけど
確かに床屋も洋服やも本屋もコンビニも
全て「異なる」業態だけど
結局つまるところ大切なのは・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ど~も
趣味はダイエット
特技はリバウンド
ダイエットに
希望を詰め込んだつもりでいたら
間違えて脂肪が詰まった
神奈川は相模原市は緑区って言う
もともと津久井郡だった片田舎で
orb hair museumって理美容室やっている、
お酒と音楽をこよなく愛するケンです!!
そうだ!
このお店は南青山の路地裏にひっそりとある
フレンチレストラン「Ysm」
清潔で洗練され 無駄のない店内
厨房では身のこなしも鮮やかに一皿一皿を
紡ぎ出す
前菜は驚くなかれ
この透明なモノは
ポテトチップス!
でんぷん質だけを取り出し再構築したパリパリの
食感にトンブリの塩味がアクセント。
そして黒い石に見えるもの
これも食べれて これはナッツに炭を練り込んだ
衣をまとわせ焼いたもの。。
のっけから驚きの料理。
そして
サービスで出してくださったのが
イカスミのチュール
(薄いサクサクのビスケット的なモノ)
の上には乳酸菌を配合した飼料で育てた
牛肉のタルタルを
西洋わさびとアボカド
濃厚な卵黄のソース 数種のハーブで
マリアージュさせたアミューズ
そしてこれは絶品だった
百合根(大好物!)と
黒にんにくのソースにセロリを仕込ませて
玉ねぎのエスプーマで包み込んで
底にはフォアグラのテリーヌ・・・
絶品を越えて食べたら笑っちゃった(笑)
そして
牛コンソメのジュレの上に
セップ茸というキノコの泡になんと
沖縄産バナナ!を合わせてる
未体験の味だけど まぁ~これが
物凄く美味しい!!
そして前菜はまだ続く💦
オマールエビのアメリケーヌソースを敷いて
蟹の味とバターライスを合わせた
濃厚な一品
で
ココまでが「前菜」(笑)
ここからが「本題」
お魚は アンコウを熟成させて
外はパリ!中はふっくら焼き上げ
ネギのフリットをあしらい
レンコンをしいた
そこにブルーチーズのソースを
かけて・・
これが 蜜のような濃厚さを持った
白ワインに合うのさ!!
もう倖せを噛みしめるように飲んで食べて・・
メインには乳酸菌飼料で育てた
牛すね肉の煮込み
ワインとのマリアージュも完璧で
とにかく至福な時間。
そしてその〆 デザート
ギャルソンの方が僕らに告げる
「デザートは最適な温度でお出ししたいので
すこし準備があるので もしもその間に
レストルームなどお使いならこの間にどうぞ」
気配り?でもある意味不思議な言葉・・
で
奥さんがじゃぁ・・ってんでレストルームへ
奥さんが席を立っていなくなるとギャルソンが
「最初の乾杯の雰囲気が何かのお祝いの
様に感じたのですが・・本日は何かの
記念日ではないのですか?」
僕に囁く
実はこの日はもうすぐなんだけど
結婚「式」記念日で
10年になるんです式あげて
「そうでしたか おめでとうございます。
ではデザートプレートにメッセージを(ニッコリ)」
そして奥さんが戻り
サーブされたデザートには・・
特別な仕様のプレートが急きょ作っていただけて・・
そして
オーダーしていないワインがテーブルに・・
貴腐ワインという甘いとても甘い
蜜の味の世界三大甘口デザートワインの一つ
ソーテルヌのワインが・・
「ワイン好きの方にはどうしてもサービスしたく
なっちゃうんです」
きっとこれも記念日のために
特別に出してくれたんだろうし
ことさら記念日でって言うより
スマートな言いまわし・・
デザート前に「レストルームを・・」もきっとね
食事中トイレ勧めるレストランなんて
聞いたことないし(笑)
気になった記念日的な事を確認したいがためなんだろうね。
さて・・長々とレストランレポートのようなこと
書いてきたけどやっと本題・・
僕はこのお店に惚れた。
実は奥さんはほんの少し前にこの店で食事をしてるの
で あまりの美味しさに僕を誘ってくれて
予約してくれたんだけど
この店はある期間は同じ内容で構成されるメニュー
で それは奥さんにも伝えられてて それでも
奥さんは同じものでも食べたい!って思ってたから
何の問題もない。
でもシェフは構成をわざわざ僕らのために
もっと言えば奥さんのためだけに変えてきた。
常連ではない まだ今回で2回目の人のために
わざわざ変えてくれた。
僕らの仕事でもそうなんだけど
一回目に感動させるのは実はそう難しい事ではない
むしろ期待値が上がった2回目に感動させて初めて
店とお客さんの関係性は本当の意味で繋がると
僕は思ってる。
同じモノを提供してもきっと満足は与えられて
喜びは生まれただろうけど 感動って
その上を言って生まれるモノ・・
コストもあるだろう 仕込みを僕らだけのために
することの手間もあるだろう
そこに惜しみない愛情とプライドを注ぎ組んでくれ
またギャルソンがささやかな僕らの動きや
会話の端々から感じ取った事に反応して
頼んでいないことに注力してくれた
心を配り 気を配り
リラックスさせてくれ
ワインの説明は生産者の成り立ちから
そのワインの特徴も完璧
料理の説明も食材への愛情も伝えてくれて
何もかもが完璧だった・・
技術や味の求心力は何よりも大切なこと
でもやっぱり「人」
人なんだなっておもう。
人を大切にする
生産者も流通も
食材の命も
作る人 運ぶ人
その全てを大切にする「主義~Izm~」
それに貫かれて
なにより食べる人を
幸せにしたい
喜んでもらい
美味しいという一言に全ての「主義~Izm~」を
集約しようとする姿勢に
僕はサービスの本質に触れさせていただけた
気がした。
オーブの主義~Izm~は貫けてるか?
美味しく 楽しく 倖せでいながら
背筋が心地よく伸びる
南青山「Ysm」
是非行ってみてください
本気でここは美味しいです
多分・・僕がここ何年で食べたフレンチの中で
最高です。
Ysm・・クリック
ロジックもシステムもその時代時代に
流行がある
でも流行は時代遅れになるもの・・必ず。
ならば異業種ではあるけど
僕らは同じ「主義~Izm~」を本質的には
掲げてるんだ
喜んでもらう ただそれだけ
そんな想いをさらに強くしてくれた
このお店 そしてギャルソンに感謝を込めて・・
あぁ早くまた行きたい!!
ワインも美味しかったな~(≧▽≦)
ってなわけで
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も 良い一日をお互いに!!
ではでは!!
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(パーマ・カラー 18:00まで)
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オーブ ヘア ミュージアム
〒252-0102
神奈川県相模原市緑区原宿4-4-3
☎042-782-3055
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