未来は僕らの手の中

 

 

 

「今年の」3・11が過ぎようとも 続いていく時間の中

 

変わらない 変えようがないことがある。

 

それは 福島第一原子力発電所事故 において

 

僕ら首都圏の人間は「共犯者」であるって。

 

 

あそこで作られた電気はすべて首都圏のためのもので

 

チェルノブイリ事故や東海村原子力事故

 

様々な危険性事象を知りながら

 

そこに目をつぶり 蓋をして 好きに電気を使い

 

やがて この事故になってしまって

 

文字通り 地獄の蓋が開きかけた・・

 

それによって今 首都圏では12年過ぎて

 

その事故で何か大きな負を抱える人は見受けないけど

 

その事故の影響は今なお 福島や避難者の方々が

 

負い続けている。。。

 

僕らはその「共犯者」なんだ。

 

 

 

 

福島第一原子力発電所に

 

溜まり続ける

 

浄化済み処理水・・いわゆる

 

「汚染水」

 

この処理水の・・今年からかな「海洋投棄」が

 

本格的に動き出す

 

 

 

皆が言う 「汚染水」

 

正確には「浄化済み処理水」

 

その浄化済処理水の「水」とは

 

水素が3つ繋がった

 

トリチウム水 がたまり続けてる

 

(厳密には若干の他の核種もある)

 

 

 

トリチウムは、今飲んでる水の中にも

 

海にも雨にもどこにでもある核物質

 

 

 

 

世界中の原発では

 

このトリチウム水は海洋投棄してて

 

良い言い方でないけど

 

フランス産牡蠣などの海産物

 

オイスターバーでワインのシャブリなんかと食べるよね?

 

 

フランスは原発大国

 

そう 言い換えればトリチウム水大国

 

みんな フランス産なんて言えば喜んで食べるでしょ??

 

 

 

 

 

 

今回の処置に、抗議声明だした韓国も中国も

 

 

2019年では

 

韓国では205兆ベクレル

 

中国では907兆ベクレル

 

日本は震災後 原発稼働が抑えられてるから比較にならないけど

 

通常稼働していた震災前2010年で 307兆ベクレル

 

液体廃棄物として今までも 世界は現在も

 

海洋投棄してた している。

 

もう一度言うけど 

 

違法で流してるんじゃないよ

 

国際基準や安全性の確保で

 

海洋投棄してる

 

 

 

 

 

 

水素は水の構成元素だから分離が難しく

 

基本 どの水の中にも含まれるから

 

自然界にあるレベル以下に希釈して海洋投棄してきてるの

 

 僕が手にしてるのが

 

その「汚染水」正式には

 

浄化済み処理水

 

 

 

 

 

確かにトリチウム水の成り立ちが事故と言う

 

通常と違うから発生だから完全なトリチウム水ではなく

 

微量の他の核種が混在してるのも事実だけど。

 

 

 

話をしっかりしないといけない事とか

 

細かくも大切な事 沢山あるし 

 

それを知ってもらう 議論する 理解しあう

 

その重要性は100も承知

 

  

 

そこをすっ飛ばすのは怒られるかも知れないけど

 

これだけは知って欲しいし

 

これだけは考えて欲しい

 

 

 

 

風評被害

 

 

 

 

どうかお願いです

 

福島の農産物や海産物は

 

従事する皆さんが東北人の愚直さで

 

しっかり向き合い 真摯に育て

 

皆さんに届ける努力をしています

 

 

  

 

風評被害は

 

放射性物質が

 

トリチウムが

 

原発が起こすんじゃない

 

風のように漂う

 

マコトシヤカな話に

 

揺れ惑う

 

僕らが

 

僕らの心の中が

 

起こす事なんだ

 

 

 

 

風評は僕らが起こし

 

僕らがそれに惑うことなんだ

 

 

 

 

そのスパイラルを断ち切るのは

 

 

知る事

 

 

それに尽きる。

 

 

難しい事は僕は語らない

 

でもこれだけは知って欲しい

 

 

 

 

風評被害を起こすモンスターは、

 

僕らの中にある

 

「無知」

 

正体なんだ。

 

 

 

僕らは僕の中の

 

ゴジラのような、そのモンスターを

 

解放してはいけない

 

 

 

 

ボランティア活動なんてしないでイイ

 

究極 別に桃もキュウリも福島産が

 

全てじゃないから 食べたくないなら

 

食べないでもイイ

 

 

 

でも これだけは知って 

 

誰かに話してほしい

 

 

 

風評被害と言う

 

災害を起こすのは俺たちだ

 

 

 

自然災害は抑えられないけど

 

無知からくる人災は

 

抑える事が出来る

 

 

 

 

俺たちが、それをしてはいけない

 

知ろう 考えよう 感じよう

 

 

福島の海に流す「浄化済み処理水」は

 

国際基準に則って流すにあたり

 

人体被害 自然負荷はない。

 

 

 

 

風評被害に負けない自分になり

 

それを伝えて福島を守って欲しい

 

 

ガキンチョでも 爺さん、ばあさんでも

 

誰でも出来る最高の「ボランティア」

 

 

知ることを

あきらめない

 

 

 

海洋投棄の準備が始まる

 

だから、今から恐れられてる

 

風評被害=知らないと言う事

 

越えていくように

 

発信していかないと

 

 

 

難しい事は良い

 

風評被害を起こす加害者に

 

俺たちは間違っても

 

なってはいけない

 

 

 

 

 

風評被害なんてクソ喰らえだろ?!

 

もうコロナやなんかで散々やったじゃん

 

傷付けて 傷ついたでしょ?

 

どうか

 

福島の海を信じて欲しい。

 

 

加害者にならないでください!

 

 

 

 

 

 

 

5年前に書いた

 

福島第一原子力発電所を

 

訪れた時のレポート記事。

 

長いけど 今回のトリチウム水について

 

詳しく書いてあるので

 

合わせてお読みくだされば 

 

幸いです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

僕は 東日本大震災で発災した
 
福島第一原子力発電所
 
通称  いちえふ
 
その まさに現場・いちえふ構内に
 
一般社団法人AFWの主宰する
 
視察に加わり
 
いちえふを直にこの目で見てきました。
 
 
 
 
 
いろんな人の いろんな記事を読むにつけ
 
見るにつけ  皆んな 言いたい事溢れるのは解るけど
 
小難しく書きすぎだ!!
 
 
 
そりゃ正確に伝える事も大切だけど
 
そこに注力し過ぎて 肝心の
 
伝わる側が置き去りな記事が多いと感じる。
 
あっ  非難じゃないよ
 
そう感じたのね。
 
 
だからね  この僕のシリーズは
 
ある意味大雑把に
 
そう、
 
 
猿でもわかる
 
福島第一原子力発電所
 
探訪記
 
そんなシリーズにしていきたいなと思います。
 
このシリーズのプロローグ。。クリック
 
猿でもわかる福島第一原子力発電所 その1。。クリック
 
 
この2つは ぜひお読みいただければと思います。
 
このシリーズのお読みいただく注意点と
用語の説明があります。
前回 長々と予定にはない・・・クリック
 
原子力発電所の仕組みと 事故の流れ
 
で なぜ  水  が重要かを書いてしまい・・・
 
 
飽きた??(≧∇≦)
 
でも
 
お願い!!もう少しついて来てm(_ _)m
 
 
今日のは
 
もしかしたら一番
 
伝えたいことかも。
 
 
さて。。
 
 
溶け落ちた核燃料・デブリを冷やすための水
 
そして 流入する地下水
 
この 水たちが  デブリに触れる事で
 
 
放射性物資に
 
汚染された
 
汚染水に
 
なってしまう。。
 
 建屋内部や格納容器内に溜まる
 
高濃度汚染水。。
 
この建屋内部の水は
 
以下のように循環させて
 
汚染水を循環させて デブリを冷やすって方法を取って
 
可能な限り 高濃度のを増やさないようにしてるの
 
要は汚染水を汚染する状況に戻して使い続ける
 
そんなイメージ。
 
 
 
そして
それとは別に
 
地下水が流入し 生まれる
 
汚染水・・・
 
 
汚染水タンクと言われるこの
 
増え続ける
 
鋼鉄の森のような タンク群。。

10月18日撮影

 
 
先ずは みんなが気になるのは
 
あのタンクの中の汚染水。。
 
どうすんの??ってことから行こうか。
 
 
ごほん・・・
 
最初っから問題発言行くよ~~~
 
 
実は
あのタンクの中身
 
 
汚染水じゃ
 
ありません!!
 
 
 
 
Σ(゚д゚lll)
 
 
 
エ〜〜
 
ってなる??よね??
 
 
正確には
 
ほとんどのタンクは
 
 
浄化済み処理水と言いうのが
 
 
貯蔵されています。
 
 
 
 
確かに 汚染された水でした。
 
その水をくみ出し
 
浄化設備 通称 アルプスってのや
 
キュリオン
 
サリー・・・
 
 
 
 
この建物の中にアルプスがあります。
 
まぁ
 
名前はどーでもいい(笑)
 
 
 
 
とにかく  浄化設備で 
 
汚染水に含まれる 汚染物質を
 
浄化した 「水」が入っています。
 
そう、とはいえ 
 
安全じゃないんでしょ?
 
そう思いますよね?
 
 
 
それも 正解!!
 
安全なただの水ってワケではない。
 
 
 
 
それは
 
 
1個の放射性物資と
微量の他の核種だけは
  
取り除けてないのね。
 
 
そのメインの一つってのが
 
 
トリチウム
 
 
 
 
 
トリチウムっていうのは
 
三重水素の事で
 
 
実は
 
も〜 その辺の
 
海に川に 沼にもある物資なの!!
 
あっ  タンクの中のは
自然界のより濃度は濃いよ(≧∇≦)
 
 
 
 
千葉県の稲毛の 穴川という川では
 
ずっとトリチウムの濃度調査をしてて
 
1960年代が むっちゃ高かったの。
 
それは何かといえば
 
当時、米ソの大気圏内核実験の産物。
 
要は 昔は バカバカ その辺で
 
核実験してて 爆発して飛び散った
 
放射性物資が世界中にばら撒かれてたの。
 
1960年代…
 
おかげさまで  1968年生まれですが
 
元気です(≧∇≦)
 
そう・・なんのかんの言いながら
俺ら子供の40年前時分は
今よりも放射性物質が
飛び交う世界に生きてたの!!
 
 
あとね、
トリチウムは
製品にも利用されてて
 
身近で言えば  時計の蛍光塗料の一部
 
 
 
 
 
これ トリチウム(≧∇≦)
 
身近でしょ??
 
トリチウムは 皮膚を貫通できないし
 
もっとも安全というか 害の少ない
 
放射性物資と言われてて
 
なんで  除去できないかって言えば
 
水って  水素と酸素で出来てるじゃん?
 
トリチウムは
水素が3つくっついてる物資だから
 
水に混ざってれば ざっくり言えば
 
フィルターとか通しても
水素だから区別できない!!
 
化学的には分離出来ないの。
 
(方法はあるにはあるけど。。。)
 
でね
 
実は 世界中の
 
原子力発電所では
 
このトリチウムは 
 
自然界と同じような
 
濃度に水で薄めて
 
海に捨ててるの!!
 
 
って 事は
 
実は 今までもトリチウムは
 
日本でも
 
海洋投棄してきたのだ!!
 
 
ちなみに 茨城の東海村の
原発近くの海岸でも
 
定期的に計測して 
 
原発からの希釈放出が 自然界に影響を与えていないのも
 
確認されてます。
 
 
とってつけたように 最近調べたんじゃなく
 
相当の昔からのデーターからね。
 
最近のデーターじゃ  
 
東電の
データー改ざん陰謀説とか
言われそうだから(≧∇≦)
 
 
 
ビックリした!?
 
 
コレ 書くと  
 
東電の回し者呼ばわりか
 
炎上に気をつけてねって
 
ある人にも言われたけど(笑)
 
んー・・・
 どストレートに書いちゃった(≧∇≦)
 
だって事実だもん。
 
それにオレ
 
反原発のスタンスよっ(#^^#)
 
 
とはいえ、2例あんのかな?
 
高濃度トリチウムでの死亡例が。。
 
それと低線量被ばくって問題を
 
提起する人もいる。
 
これも事実として併記しとかなくちゃね。
 
 
 
 
ただし 海洋放出すれば 
 
なんせ でっかく広い海
 
自然に勝手に広まって薄まっちゃうのさ(笑)
 
自然てすげ~よ。(≧∇≦)
 
 
 
で もともと海に普遍的にあった
トリチウムと一緒になって
 
いずれ消えてく。。
 
だからずっと同じ場所にいる人間が
 
海洋投棄したトリチウムで
 
低線量被ばくすることは考えにくいって
 
俺は思うの。
 
 
 
まぁ
 
何が言いたいかというとね。。。
 
 
だったら放出しちまえ!!ではないの。
 
そんな乱暴なことじゃいけない。
 
 
 
今 この   が 放出出来ないワケは
 
こんな 理屈の話じゃないと思うの。
 
 
 
 
何が重要かと言えば
 
 
風評。。。
 
 
 
 
福島や茨城 宮城もかな
 
もしも 今 海洋投棄をしたら
 
確実に  風評被害が巻き起こる。
 
 
 
放射性物資
 
まみれの海だ!!
 
汚染された
 
魚だ!!って。。。
 
 
 
今までも2011年3月11日以前も
 
そうしてきてて 普通にみんな福島の海産物食べてたのに・・
 
でも  読んで信じてもらえたかは
 
わからないけど  事実としては
 
こうなんです。
 
 
それをどう捉えるか?
 
 
あのタンクの中の
 
水の行く先を
 
決めるのは
 
実は 政府でも
 
東電でも
 
漁協でもなく
 
 
他ならぬ  
 
僕たちなんです。
 
 
不安なのもわかるし
 
心配でしょう お子さんいる方は 特に。。
 
 
 
 
でも  僕たちが トリチウムと言うもの、
 
こういう事実をどう受け止め
 
理解し 分かち合い
 
世論って ものを作っていくか。。
 
風評と言う
 
実は 俺たちが生み出す
 
モンスターを
 
俺たちがどう認識して
 
理解していくか
 
福島の一つの問題は
 
俺たちが解決できることなんです。
 
海産物だけじゃない
 
米も果樹も野菜も
 
福島の問題は
 
俺たちが解決できることなんです!
 
 
 
いつも言うように
 
 
他人事じゃなく  
 
 
僕らは原発問題の
 
 
主体者なの。
 
 
 
福島って言う
 
 
知らない土地の
話じゃない 
 
俺たちが向き合い
  
解決できる事も 
 
あるんだ!!
 
 
 
 
 
福島の魚食わなくても 問題ない??
 
そら そうでしょうよ。
 
でもさ
 
福島の魚  美味いよ!!
 
メヒカリ マジに美味いのよ!!
 
 
 
こいつ肴に
福島でとれた米で作られる
自然郷って酒。
 

 

 

きゃ~ってくらい

 

美味しいの💛

 

 

 

この 卵酒は もうカスタードのような感じの

 

他には絶対ない味わいのお酒!!

 

震災乗り越え 頑張ってらっしゃいます!

 
 
食いたくなきゃ 食わなくてもいいけど
 
でも 
 
 
ちゃんと 風評でなく
 
理解はして欲しいの!
 
その上で  福島を見て 判断して欲しいの。
 
偉そうだけど。。。
 
 
 
今回は 
 
汚染水タンクと呼ばれるものの
 
正体
 
そして  その解決方法の鍵は
 
 政府でも東電でもなく 
 
俺たちが 握っているんだって話でした。