縮毛矯正＋カラー＝ダメージ。だからこそ大切にしたいこと

オーブの縮毛矯正は

気が付きゃ

真っ直ぐにする人がゼロ(;^ω^)

それどころか

このスタイルを

「縮毛矯正で！(o^―^o)ﾆｺ」

そうフツーにオーダーしてくれます

あのね・・・これモロに

パーマって書いてあんぢゃん(-_-;)

でも

本日のゲスト

も～～～～美しい！！って形容がピッタリの

Mさんだから

ケンちゃん頑張っちゃう💛

（だって男の子だもん・・）

・・・・・・・・

Mさんは

今年夏には

こんな艶姿を見せに来てくれました

Mさんとのお付き合いは相当長いですよね～

縮毛矯正が基本で

以前はセミロングをキープだったんだけど

今年夏に上の写真のようにボブにバッサリ切って

その時のコンセプトが

「着物にはえるボブ」だったのね

で　それがいたく好評で

そこから伸ばしてくと言うベクトルが消えて

今はこの長さの中でいろいろ楽しもうと(≧▽≦)

でもMさんはカラーは必須で

縮毛矯正も絶対外せないクセ毛。。

その共存にいつも施術順や

今何がダメで　何が可能か考え

ディスカッションしてから髪に向き合うのね

で

Mさん

いや

笑ってますけどコレ難しいんですよ～

(;^ω^)

これモロ　パーマスタイルだし

でも縮毛矯正でそれをやんなくちゃいけない

Mさんの髪は本当に本当に本当に

(;^ω^)

細く繊細

そこにカラー＋ハイライト＋ポイントカラー

なおかつ「縮毛矯正毛」

つまりダメージ毛(ﾟДﾟ;)

それもソコソコな・・

でね

お客さんはお客さんの視点観点で

自分の夢を叶える方法であろうと思う

メニューを「オーダー」する。

それが正解か不正解かは分かる由もないけど

とにかく　

自分なりに

このメニューを言えば

自分の思うスタイルに

近い事になると思い。

つまり　お客さんのオーダーはプロから見たら

必ずしもその人の想い叶えるメニューオーダーではない

ってことだよね？

だからそこは一旦受け止めて

そこから

過去の髪の履歴

今の髪の状況

これからの髪の状況

その三点を踏まえて

じゃぁ今何がベストか

こちらから提案や提示

考えを伝えなくちゃいけないよね

「プロ」として鵜呑みにしたり

予約枠取っちゃったから

是が非でも矯正分稼がなきゃ何て

下の下だね（オーブではね、他店は知らないけど）

で

今日は洗って何もしないでご来店なんだけど

前回のあまのじゃく式矯正が

実は充分残ってると見て

先ずはカットでいく事にして

その中で必要なら矯正まで行きましょうと提案。

カラーは今後も外せないから

とにかくダメージ配慮、髪の今後も考えないとね。

で

先ずはカット。

大枠を作り乾かせば髪は十分動く。

でも根元のクセ・・前回から４ヶ月経ってるから

やはり気になるし　今日はまだ大丈夫だけど

もう年末に入るし　Mさんも忙しい

なかなか時間とれなければストレス抱えて

年末年始になると思うので

「かけちゃいましょ！根元だけ！

　それで充分写真のスタイル風になります」

あまのじゃく式縮毛矯正の利点の一つに

「直線」がないから

どう切っても「丸さ」が生まれる

ましてや前回も結構丸めたから

充分髪の重なりや隙間をあけてあげれば

髪は動くのね

ってんで

根本６ｃｍ位だけ薬つけて

時間は十分おいて

流してアイロンかけながら

楽しいおしゃべりず～～～～っとして

固定するお薬付けて

流してぶわ～って乾かして

Mさん

「わ～～～～～！！

　本当だかけたみたいに動く！

　すご～い！パーマだ！これパーマだ！！」

そんな驚きと喜びの中

プロのテクニックでなく

自分で乾かした状態での完成形で

出来たのが。。

ずん！！

ずずん！！

ズバゴン！！

とにかく

縮毛矯正は髪に負担がかかる

そしてどうしても大人の白い髪が生まれてると

カラーリングも外せない。。

リタッチカラーやリタッチ矯正

傷みの無い新生部だけ対応で

行けるトコまで行ったとしても

フッと変えたくなる髪型・髪色・・

優先順位をどこにおくか？

ゲストとはよくその話し合いをします。

ダメージだけは絶対避けたい

髪色だけは譲れない

癖は嫌だ・・

全部を叶えることは当然出来ない。

矯正やコテパーマを結構してるけど

その反面結構断るコト多いんです　実は。

リスク共有やその優先度と現状がかみ合わない方は

遠慮なく「僕には出来ません」と言います。

「僕には」がポイント。

どの世界にも匠や達人はいて

そう言う人なら出来るかもしれない

でも僕には出来ない。

あくまでもゲストの「可能性」は否定したくないから。

でないと

「あぁ私はもう一生そういうの出来ないんだ・・」

そう思いこませちゃうでしょ？

でも僕は「頑張らない」「無理をしない」

Mさんの髪も今後のスケジュールは立ててある

もう当分フワフワヘアをリクエストされても

リタッチだけでどうにでもいける

あまのじゃく式縮毛矯正が下敷きにあるから

カラーもヘナとかを組み合わせてダメージを

新生部だけにして　既染部はダメージを

しばらく抑えて　ダメージ部は切って行く・・

矯正で髪を遊ぶ

それは単純に「方法論」ではなく

その人の先の先までみこして

組み立てていく

そこにゲストの笑顔だけでない

僕自身の醍醐味があるんですよね～

ってなわけで    

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。      

今日も　良い一日をお互いに！！

ではでは！！

 

理美容師でお読みいただいた方へ・・

 

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