Ｃｉａｏ～土の話～

はじまりはこの人から。。

僕が今こんな風に「コテパーマ」や

「縮毛矯正」でいろんな人に興味を

持ってもらえるようになったのは

この人から・・・

名前は。。。あれ？？思い出せないぞ(ﾟДﾟ;)

３年前くらいある日突然

正月３日に店に来たのがこういう

濃度高い繋がりのはじまり

来た理由は「正月暇だったから」

彼らしい理由。

そこでゲストの合間に立ち話。

その時の会話はある意味衝撃だった。

いつもニコニコ　ガハハって笑う

明るいあんちゃん的に見えてた彼の

もの凄い内面が垣間見え

凄く刺激を貰えた

その刺激は今でも僕の中で

大きな「栄養」になって

日々　本当に日々事あるごとに

思い出したり　自分の行動を

見つめさせてくれている。

そんな彼が

「ケンさん　ケンさんのしてるコテパーマ

　教えてください」

そんな連絡があり

「いいよ、時間合わせてやろうよ」

彼は床屋さんだけどほぼ美容師さん的理容師

丁度彼の年齢は僕の一回り下で

いわゆるパンチパーマという

こう言うスタイル御用達の「コテ」は

使ったことない世代で

彼も同様に持った事さえ無かった

だからオーブに来てくれて

「じゃぁ始めようか！」って時に

箱から出して　ビニールが被ってて

コードが出荷時にまとめられたまんまの

コテ出し　　僕が

「えっ・・そっから？？握ったり

　中を確認とかしてないの」

「はい！今はじめて見ました（笑）」

(≧▽≦)

そんなど素人の彼にコテを伝えようと

僕も昔のスタッフにもしなかった

手取り足取り伝え

手を取っても足を取っても伝わらないから

オッサン二人羽織的

「後ろからハグ講習法」

が生まれ　それは今なお

いろんな講習会でやらせてもらってます

（女子を除く）

そんなこんなでその日が終わり

店で練習してくれてた彼・・本当に名前が

思い出せない（笑）

彼が写真を送ってきてくれた

でもそれは僕と練習したパンチコテでない

アイロンで作ったスタイル。

「僕の店ではこのくらいの質感で良いって

　思うんで　このアイロンでいきます」

これは衝撃だった。

そしてこれも今でも必ず

講習会では伝えてるコトになった

「コテパーマは何も僕のようなスタイルが

　成功例じゃない。大切なのはあなたのお店の

　アナタのゲストにどんなニーズがあり

　どんなスタイルや喜びを提供したいか

　そこを見つめて考えて取り組むことが

　一番大切なんです」って

そんな彼もその後実はちゃんと取り組み

今ではパンチコテさえ使いこなしてる。

そんな彼とのやり取りや講習会を

キッカケに

僕にも教えて欲しい

私にも教えて欲しい

一介の神奈川の外れのオッサンが

コテというものでオーバーに言えば

世に出るキッカケをくれたのは

彼なんです。

そんな彼のおかげで様々な場所に

呼んでいただいてコテを伝える日々が

はじまり　その中で思い通りにいかない

自分のふがいなさや至らなさに悩んで

いつか彼に愚痴を言ったのかな・・

そしたらある講習会に向かう

新幹線の中メールが・・

あまのしゃく式なんですから
あまのじゃくじゃない
普通の人がそう簡単に習得できないと思いますよ 笑

目新しい技術を出来るようになりたいって思うと、
やり方を知りたがるんですけど
実際、どんな技術でも、やり方知ったくらいで

出来るようになる技術なんて1つもありませんからね。

教えた方はケンさんと全く同じ結果を求めて

結果が出ないと思ってるんだと思いますけど。
何十年とやってきた人と同じになんてなれる訳ないんですよ 笑

10個伝えたい事が１つでも伝われば凄い事だと思います。
100人に伝えたい事が1人にでも伝われば凄い事だと思います。

技術を教えて欲しいって呼ばれる事自体が凄い事だと思います

ケンさんは凄〜い

この言葉にどれだけ救われたか。。

そして今回　わざわざ

先日の台風被害で彼の地域も

土砂災害や道路陥没で交通が

不便な中

尼崎まで来てくれて

しょ~もない使いづらいウイッグ持ってきて（笑）

悪戦苦闘だったけど

質問してくれたり自分の考えを披露したり

そんな気は有ったのかなかったのか知らんけど（笑）

でも僕は凄く助かった。

彼が来てくれた事がどれだけ心を

落ち着かせてくれたんだろう

一回りも上のオッサンが弱腰で

情けないけど。。

今回僕は

この講習会に参加してくれた人たち

企画してくれて心のこもった

準備　おもてなしをして下さった

尼崎　塚口・Ｃｉａｏの・・クリック

（ＨＰ素敵だから観て見て～）

こーちゃん・・ブログ

ポンちゃん・・ブログ

ご自身もコテパーマの講師で

コテの巨匠

姫路の レシェルブ・・クリック

ノリさん

あとこの名前を思い出せない

荒・・・まぁいいや

彼(≧▽≦)

ノリさんは言わずと知れたコテの巨匠

控えめな性格から

どっかのオッサンと違い

凄腕のコテの伝導師でありながら

ガンガン前にはいかず

静かにたたずむ

「揺るがざる大木」のような存在

でも大木は大木せしめてくれる

「存在」が必要

それが

こーちゃん・ポンちゃん

ふたりは

美容師としてそれこそ全く畑違いの

パンチコテを操るというある意味

規格外の事をしている

その二人の存在が

ノリさんを大きくさせるに欠かせない

恵みの太陽と慈雨

そう感じた。

そして彼・・

彼は僕には「土」に感じる

土からは様々なものが生まれる

育み支え栄養も持ち

清濁も飲み込み併せ持つ存在

（本当に若い頃は濁＝クズだったらしい（笑））

少なくとも僕は

彼の「土」のおかげで

僕のコテパーマの種は芽吹き

今がある

とはいえ僕は「大木」ではない

「枝」の存在。

それについてはまた書くにして。。

尼崎への道中

「コテ一本でこうして全国行ける人生なんて

　想像だにしていなかったな・・」って

それを思う時

あの日の彼との勉強会を

彼の名前は思い出せなくても

あの日の事を感謝と共に思い出す。

感謝は伝えきれない

だって名前が思い出せないから（笑）

ホント・・名前なんだっけ？

荒・・・

まぁいいや

こんな素敵な人

気になったら是非お店行ってみて

名前は思い出せないけど

確かココです

(≧▽≦)

あれ？違ったっけ？

コッチか・・・・クリック

長野県伊那市近郊の方

また近郊じゃない方も

気になったら行ってみて（笑）