髪が紡ぐ物語～ヘアドネーション～リスク・・

ヘアドネーションには「リスク」が伴う・・

残念ながらそれもまた真実。。

そのリスクとは？？

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長い髪は髪自体の重さで

引力の関係で引っ張られ

髪は一見　真っ直ぐに近い状態に見える。

でも　一旦髪を切り落とし

短くなれば　その重さは消えて

髪は引力の干渉から解放され

自由に動き出す

すると

跳ねる

膨らむ

まとまらない・・

思いかけない

髪の癖に難儀することがある

それなら長さを残そう！

その重さでクセ対策すればいいじゃん

そう言っても　ヘアドネーションは

 最低３１ｃｍの

だからその「長さ＝重さ＝まとまり」

の図式が使えないことがある。。

ましてや元がクセ毛の

本日のゲスト　Eさん。

Eさんはヘアドネーションを目指して

去年一回ご相談にいらして

その時　すごくオイル毛で

そのオイル毛は髪にあまり良くないですよ

・・参照

って話から　なぜオイル毛か？の理由を

紐解くと

「クセ毛で膨らむのが嫌」

に行き着いて

そこから話し合い

ケアについての考え方や

なによりEさんは

「良い髪の状態で伸ばして

　良い髪をドネーション（贈り物）して

　あげたい」

という素敵な想いの上で

今までのやり方を変えてくださり

いよいよ今日

ヘアドネーションの日を迎えました！

僕もしたから分かるけど

「伸ばす」・・そりゃ髪は勝手に伸びてくから

伸ばしときゃイイっちゃイイんだけど

その過程にはいろんな苦労があるのよ

Eさん程の長さなら乾かすだけでも

洗ったあとなのに夏なんて大汗かいちゃう💦

冬は冬でコートとか着たり

ストール巻くと髪以外に邪魔だし・・

で

そんなクセ毛のEさん

写真で見る限り

そこまでじゃなさそうでしょ？クセ？

それでも

ドネーション用に切ると

（きるサポートに夢中＆会話没頭で

　髪の取り分け～記念すべき第一刀

　写真無しの失態💦）

冒頭でかいたように

髪はフリーダムを得て

膨らむ・・

それを見てEさん物凄く心配そう。。

Eさんはとにかく「膨らむこと」は

大嫌い

でも

今回はそれを見越して「縮毛矯正」の

ご予約もなんでそこは安心。

ただ・・

僕としてはいくら「膨らむのは嫌」といえ

スト――――――――ンと

ぺタ――――――――ンと

ど真っ直ぐはいただけないと思うのです。

確かにEさんのお洋服はそれでも似合うけど

でもそこは全体で見て違う。

それをお伝えして　少しのフンワリ感

付けましょうねって言うと

Eさんは　フンワリ＝膨らむに

思考がなってしまってて

そこさえ拒否反応・・

そこについていろいろ話し合いして

お互いのすり合わせと共有で

こんな感じまでの柔らかさを

目指しましょうとなり

先ずはチョキチョキ

その時点で髪はもう・・

多分Eさんにすればボンバー状態に

見えたことでしょう・・

そこからお薬付けて

時間おいて

流して　相棒のこの

田中理器謹製のアイロンで

自然になる様に

お喋りで大盛り上がりしながら

挟む圧力　曲げる場所　温度

スピード・・様々気を付けながら伸ばして曲げて

アイロンが終わり

またお薬付けて

流して

そこから髪を間引いたり調整して

ば～～～～～って

なんも考えず

なんなら（パフォーマンスよ）

余所見しながら適当に乾かしただけで

なんも付けないで出来たのが・・

ずん！！

お綺麗なのに　完全お顔NG！

で

ずずん！！

毛先に自由な動きと柔らかさ～

ズバゴン！！

あっ

ヘアドネーションしたの忘れちゃいましたね～

くらい変わったし

まるで最初からこういう髪質

動き　柔らかさかのように矯正できました！

これにはEさん

「こんなに近くにこんな風にしてくれる

　お店があったのに・・もっと早く知ればよかった

　今までの矯正してたの無駄に時間過ごしたわ」

有り難い事に

この「もっと早く知ればよかった」

この言葉　よく仰っていただけます

まぁ・・床屋だから女性来るのハードル

高いっちゃ高いから仕方ないけどね💦

ヘアドネーションは

大きく自分が変れる転記になる行為でも

あります。

当然そこには「今までと違う」現象がおきます

それを活かすことに最大限の努力はして

正直　ドネーション～矯正

このパターンはオーブ初です！

（もう賛同店して３年くらいなるけど・・）

今まではカウンセリング時に

「髪質や結び癖によっては矯正必要かも

　しれませんよ」

そういう「リスク」を説明してきましたがね。

ヘアドネーションには絶対的に

「喜び」がつねに付加されてないといけない

そう思ってます

髪をウイッグを贈られたお子さん

髪を切って贈られたEさんたち「ドナー」

そしてそのドナーの周りの皆さんの

ドネーションして　髪を切って

それも凄く似合うね！っていう喜び

多くの方の喜びが輪を繋いでいくと信じてます。

そこには「リスク」がある

でも最大の努力と向き合うことで

「リスク」を解消して

全部を喜びにしていく。。

ヘアドネーションはそういう活動だと

思うんです。

Eさん　伸ばす日々ありがとうございました

責任もって贈らせていただきます！