伝～福島第一原子力発電所事故とコロナウイルス～

 

９年前

 

東日本大震災がもたらした大津波による

 

福島第一原子力発電所事故。。

 

 

そこから福島県は

 

福島県民は

 

土地　海　空気は

 

「差別」を受けてきた

 

それは今も社会の底流に流れ続けてる

 

 

きっと俺が福島県民なら

 

性格悪い俺なら

 

このコロナウイルス騒ぎで

 

疑心暗鬼な

 

今SNSで言うだろう

 

 

 

「わかったか！

 

　コレが俺たちが受けてきた

 

　怖れと心労と差別だ！！」

 

 

と。

 

 

 

ね　性格悪いでしょ？？

 

 

 

 

 

 

 

「私は将来結婚をして

　子どもを産んでも良いんですか？」

 

小学生の女の子が質問した。

 

それは放射線被ばくで

 

「ガン」になってしまってる

 

将来ガンになるのではないか？

 

とか

 

福島に暮らすことは穢れてて

 

もう私の将来には夢も希望もないのではないか？

 

隠れ　隠し　息をひそめ生きていかねば

 

ならないのではないか？

 

 

僕ら世間は有言　無言で

 

福島をフクシマにして

 

車のナンバープレートが

 

いわき　や　福島ってだけで

 

駐車拒否や

 

実際　御茶ノ〇女子医大に

 

福島から避難してきた人が

 

普通の定期健診受けに行ったら

 

福島県の現住所書いたとたん

 

別室に隔離され

 

すぐに待ち時間ゼロで検診してくれ

 

帰されたって

 

（その人は笑いながら今　福島はVIP対応って

　いったたけど(笑)）

 

医療機関でさえそういう対応をしていた・・

 

 

 

忌み嫌い　そこに暮らす人

 

暮らしていた人さえ

 

「差別」していた。

 

 

 

 

福島で甲状腺がんの検査を

 

子どもたちにする制度が出来

 

甲状腺がん検診をした

 

すると甲状腺がんの子どもが

 

見つかった

 

 

ちょうど今のコロナ感染者発表のように

 

今日は何歳の子が見つかったって

 

記者会見して

 

 

 

でも

 

甲状腺がんは基本気付かず

 

多くの人が持ってるガンで

 

死に至ることはないと言っていい

 

俺も甲状腺がんかもしれない

 

読んでるアナタも甲状腺がんかもね

 

 

 

 

韓国では世界最大級に甲状腺がんが

 

多かった。

 

あ～～原発管理が出来てないから？？

 

 

 

違う。

 

 

 

韓国はがん検診が盛んで

 

乳がん検査のセットメニュー的に

 

甲状腺がん検査をしていたから

 

見つかる率が高かっただけ

 

でもそれでも

 

 

別段甲状腺がんでどうにかなった人も

 

皆無。

 

 

要は　調べりゃ出てくるガン。

 

 

 

それが甲状腺がん

 

 

それを検査で炙り出し

 

やれ放射能だ　被曝だって

 

「騒ぐ材料」にしていただって

 

側面が大きい政治信条がらみでね。

 

 

 

 

でもね・・

 

そうして騒ぐ材料は間違いなく

 

騒ぎになる

 

なんせ煽りたいんだから

 

そいつら。

 

 

 

今　新型コロナウイルスの

 

感染が拡大している

 

 

凄く大きな問題で

 

凄く憂う問題

 

 

でも８割の感染者には

 

特段何も起きず

 

クルーズ船での感染者　武漢帰国者除き

 

３９７人の感染者中

 

５７人はもう退院してる

 

 

 

オウム真理教という教団の

 

入信者数は公安が公表し

 

新規入信者がいて

 

まだ増えてるように見えるように

 

情報を出すけど

 

脱会者は公表しない

 

 

 

つまりオウムは拡大してるという

 

印象操作で危険視させようと言う

 

公安の「意図ある情報」の数字

 

 

 

情報・・

 

 

 

情報に踊るのは放射線

 

そしてコロナウイルスの

 

今に始まった事でなく

 

１７世紀のペストの流行でも

 

当時の詩人だかが残した

 

文章にはこう記されてる

 

 

「外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突
　最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、
　専門家を軽視し、感染させた疑いのある者を狩り、
　デマに翻弄され、愚かな治療を試し、
　必需品を買い漁り、そして医療危機…」

 

　

まんま今じゃん！！

 

 

人ってさ。。。

 

 

 

 

 

騒いだ人は踊りが激しければ

 

激しい程

 

その原因を人を「差別」する。

 

 

正しい知見　情報　理解

 

それは「メンドクサイ」

 

 

 

それよりセンセーションに

 

 

 

丁度トランスミュージックのような

 

単調な繰り返しのリズムのように

 

繰り返すテレビ　

 

 

煽るネットの刺激に踊り出し

 

人は狂いだす

 

 

情報は

 

放射線被ばく以上に

 

ウイルス感染以上に

 

世間の人の心を

 

「被ばく」「感染」させた。

 

 

 

 

 

見た事ないけどネットには

 

何々県の感染者は

 

何市の住所はどこどこの

 

誰々。。正しかろうが間違いだろうが

 

お構いなしにそういう情報が

 

溢れてることだろう

 

それこそ別の「新型ウイルス」のように。

 

 

 

 

 

コロナの検査を推進する中

 

これだけの期間が過ぎ

 

おそらく都内だけでも数十万人が

 

感染してるはず

 

でないと感染力と期間が合わない

 

 

 

 

検査すれば出る

 

甲状腺がんがそうなように。

 

 

それが無意味と言いたいわけじゃない

 

それが不必要というのではない

 

 

 

検査は陽性者と陰性者を

 

「区別」する

 

その「区別」は「差別」になり得る。。

 

 

 

 

 

長々書いてきたけど

 

何が言いたいかって言うと

 

陽性者と陰性者

 

それが明確化することの以前に

 

大切で僕らが思い寄せなくちゃ

 

行けない事は

 

 

福島原発事故であった時のように

 

それが見える化した時

 

社会＝僕らは

 

その人　その街　その出来事に

 

どう向き合い　受け止め

 

受け入れるか

 

その合意というか共有が

 

大切なんだ。

 

 

 

 

 

政府批判や対応批判で

 

誰かや何かに転嫁してで

 

お茶を濁さず

 

誰かでない

 

「僕ら自身」がどうそれに向き合うか？

 

そこが重要だと９年前僕らは

 

学んだのではないか？

 

 

 

 

今コロナ騒ぎで聞こえなくなってる

 

原発の汚染水タンクと呼ばれる

 

浄化済み処理水の海洋投棄問題も

 

同じ

 

 

 

放出投棄することの是非論ではなく

 

それにより何が起こり

 

それにより誰の何が棄損され

 

何が守られて・・・

 

それに僕らはどう向き合い

 

議論して

 

最終合意点は

 

 

何故それが必要なのか？の

 

共有　理由の見える化なんだ

 

 

 

そこを丁寧にすすめることで

 

風評被害は起きなくなる

 

 

漁業関係者は

 

放射線を恐れてない

 

風評被害に踊る僕らを恐れてる

 

コロナ騒ぎをみて

 

よりそれを深めてるかもしれない。。

 

 

 

情報・・思考・・共有  

 

そこに向き合い

 

歩み寄り社会が受け入れる「素地」を

 

作って共有しておかないと

 

処理水の海洋投棄に付随する

 

風評被害も

 

コロナウイルス検査による

 

「分断」

 

お決まりの

 

差別が起きるんだ。

 

 

 

 

 

僕らは繰り返してる

 

コロナ騒ぎも

 

９年間続く福島問題も

 

ウイルスと放射性物質

 

違うものではあるけど

 

そこに渦巻く「心」は

 

同じモノが流れてる。

 

 

 

僕らは学べないのだろうか？

 

 

 

僕らはこの９年間

 

何も積み上げてこれなかったのだろうか？ 

 

 

 

もうすぐ３・１１

 

今年の３・１１は

 

今の僕らに問いかける

 

 

あれは何だったのか？

 

僕らは何をそこから得てきたのか？

 

社会は優しさを失っていないか？

 

 

 

 

ってなわけで    

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。      

 

今日も　良い一日をお互いに！！

 

 

ではでは！！

 

 

 

 

 

 

＊ブログへの掲載は任意で結構です。

 

　もしも掲載は・・と言う方がいらっしゃいましたら

 

　お気軽にお申し付け　お断りください！