新しい夢～さんえふ～

仕事が大好きで

そして東北でなんかするのも大好き

東日本大震災ボランティア活動停止宣言から

何年だ？

もともと最初から公言してたけど

ボランティアって便宜上言ってるけど

コレ　俺の「アソビ」だから

そして俺は

「プロの野次馬」だから(笑)

そう、楽しいからやってるだけの

僕なのよね。

基本的に宮城県石巻市での

活動がベースで　これからも

僕の「心の故郷」は石巻に変わりはないんだけど

実は福島県浜通り地方と言われる

福島第一原子力発電所事故で

多大なる影響を受けた

富岡　浪江　双葉　大熊・・・

このエリアは震災前からチョクチョク

行ってたし　会津　猪苗代　喜多方

僕は石巻は震災で初めて行ったけど

福島は縁ある土地だったの。

でね

福島での震災活動は

原発事故現場に視察に行かせてもらったり

その災害地域を案内したり

こうしてブログで現状や僕の想いを

叫ぶことをして来た

でもどこか「真面目」になり過ぎる・・

それにどこか違和感があった。

でね　11月に福島の帰還困難区域を

巡っていた時にΣ(ﾟ□ﾟ；)って浮かんで

そして「理解」した気になったと言うか

東日本大震災の「真実」に

辿り着いた気がするの

それはね

ここから真面目になっちゃうんだけど(;^ω^)

石巻で僕は復興ってなに？

そんな質問を最近してるのですが

こんな答えを聞いたんです

「震災で生まれた場所を離れ　

　市内に移り棲んで

初めて牡蠣を買って食べた時

　『マズい・・』って思った。

　米も野菜もあの場所でとれたものを

　食べて育ってきた

　でももうその味はない。。

　味覚の喪失。。

　それは僕の身体を作ってきたものの喪失。

　僕の喪失。。

　だから復興って一生ないと思うのです。

　もしも『復興』ってなに？って聞かれたら

　『それは震災を経験した者が死に絶えた時

　　その暮らし　食　景色が　スタンダードになった時』

　　そう思うんです。」

この話が僕の中に何か　

どこか新たな震災というものを

考える一雫として落ちてきました。

それから今度は福島に赴いて

原発事故での帰還困難区域を走り

除染土の中間貯蔵施設の建設現場を見て

そこで話を聞いた時

戻れない地域にある様々な場所をドローンで空撮して

『今』の街の景色を今は離れて暮らしてる住民だった方々に

みせる活動があるそうで　そのドローンでの映像で

ある神社をみせてもらいました。

その映像を見てから僕はまた帰還困難区域を北上しました

その時　流れていく景色　荒れてただの原野に戻った

かつての田畑をみながら思ったんです。

「。。。これって。。。東日本大震災って。。

　原発事故って。。帰れない　暮らせない

　人が戻らない　荒れていく耕作地

　閑散とした駅前。。

　これって。。この帰還困難区域や

　津波で街が一変した事。。

　誤解を恐れずに言えばこれって

　日本中どこにでもある問題。。

　過疎　高齢化　農業の崩壊　人口流出　減少・・

　これって実はどこにでも横たわるきっと

　これからの日本　いや今の日本が内包してる

　普遍的な問題じゃね？？

　味覚の崩壊・・それは日本の農業の耕作放棄地問題や

酪農の後継者問題　世界的には成長産業の漁業が

海洋国日本では低迷・・

味覚の崩壊は実は全国で起きている現象

過疎化・高齢化・人口流出も同じく

全国どこの地方地域でも起きていて

そこから起因して　

地方の土地の神社の祭りの縮小や絶える事

就業場所もなく賃金格差は開き　

否応なく人は生まれ故郷を離れ「ざるを得ない」

この国のカタチ・・

そう。。そこかしこの地方で起きてる現象

　それが震災・津波・原発で

　まるでタイムマシンで時間を

　飛び越えたかのように

　一気に噴出し一気に起きてしまった

　東日本大震災　福島第一原子力発電所事故　放射能汚染・・

　それらは確かに小さくはない

　でも実は僕らはそこにフォーカスしすぎて

　身近で普通に起きている　

　気付かないうちに忍び寄る現象・・

　それはカエル現象とも言われるがごとき現象・・

『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』

僕らはこの後者のカエルなんだと思う。

東日本大震災は

震災という「熱湯」にばかりに目が心がいきがちだけど

実は徐々に温度を上げ　僕らの感度を麻痺させやがてを殺す

普遍的な問題を突きつけている・・

その視点を持ったなら「東日本」大震災は

日本全土　世界中を「揺るがす」現象・・

東日本大震災とは　その正体は

カエル現象のように進む「地方・地域の崩壊」の

日本の未来の姿を現したものなんじゃないか？

だとしたら今　福島を見つめる目を

変えなくちゃいけない

視点を変えなくちゃいけない

そんな時この人からメッセージが

・・この時二人とも徹夜明け・・・

福島に遊びに行って美味い魚を食おう！
ツアーやりましょうよ

飲んで食って遊んでSNSで拡散！
小さな石も数打ちゃ当たる♪

この人とは

僕のブログでも度々登場する

野武屋本店の

のぶさん。

千葉の行徳の何だろうな～

いろんな形容詞あるけど

当たり前の理美容師は

その時の幸福感を髪を通じて与えるけど

それでも凄い事だけど

のぶさんはその人の人生を幸せにする

理美容師

僕はまだその時の幸福感への道を

模索してる段階。

そののぶさんがくれたメッセージに

僕は触発され

こんな企画を思いついた

さんえふ

Ｆｕｋｕｓｈｉｍａ　Ｆｕｎ　Ｆｉｓｈｉｎｇ

福島第一原子力発電所（通称いちえふ）事故により

今なお復旧・復興への道を模索する福島浜通り地区

豊かな海　豊饒の大地　への視線は今も厳しくもある中

それでも「常磐もの」とうたわれた美味しい海の幸は

あの日から変化し続けてきた

「現状を知らない」事からくる「風評被害」で

今なお販売や流通に苦しんでいる。。

知らない・・それは確かに怖い

でも　知ればそんなに怖くないのは

皆さん経験してきたでしょ？

子どもの時　夜

トイレに行きたくても　お化けが怖くて

行けない・・

でも・・お化けは多分いない。

でも怖い・・

怖いお化けはいないのに　でも怖いのは

実は頭の中に自分でこしらえた「お化け」が

怖くて　実際にはトイレにはいない・・

そんなモノだよね？

じゃぁ知ろうよ！

怖くない　お化けはいないと知ることが

怖さを打ち消すなら

皆で　福島に行こう！

それも学ぶんでなく

遊んじゃおう！！

ってんで

さんえふ

～Ｆｕｋｕｓｈｉｍａ　Ｆｕｎ　Ｆｉｓｈｉｎｇ～

福島で楽しく釣りしちゃおう

福島で釣りをしてその魚をみんなで食べて

飲んで歌って温泉いって

福島を楽しんじゃおう！

いちえふ事故を

さんえふで越えていこう！

開催時期とか

全然未定だけど

このイベントはもしかしたら

物凄く息の長い　そして物凄く繋がり

広げていくべきイベントになる予感がしてます

地震はプレートの「ひずみや破壊」で起る現象

原子力発電は　核物質の「崩壊熱」を利用している

「破壊と崩壊」

それらに立ち向かうには

「繋がる事」

人にはその力があると信じています。

僕に新しい夢が生まれたんです

どこに転がってゆくのかはわからないけど

ぜったい面白い方向に向かう気しかしません

僕には

夢があるんです