月夜の浜辺
月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちていた。
それを拾って、役立てようと
僕は思ったわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず
僕はそれを、袂に入れた。
月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちていた。
それを拾って、役立てようと
僕は思ったわけでもないが
月に向ってそれは抛れず
浪に向ってそれは抛れず
僕はそれを、袂に入れた。
月夜の晩に、拾ったボタンは
指先に沁み、心に沁みた。
月夜の晩に、拾ったボタンは
どうしてそれが、捨てられようか？
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ど～も
趣味はダイエット 特技はリバウンド
ダイエットに希望を詰め込んだつもりでいたら
間違えて脂肪が詰まった
神奈川は相模原市は緑区って言う
もともと津久井郡だった片田舎で
orb hair museumって理美容室やっている、
お酒と音楽をこよなく愛するケンです！！
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小俣健一郎
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この詩は中原中也の詩。
彼の書く「孤独」「悲しみ」が好きなんです。
孤独と悲しいで
「孤悲」（こい）って読む場合があるの。
万葉集だったかな？
古今和歌集だったか？
その中に 愛しい人が
防人として九州に派遣されて
別れなくちゃならない女性が詠んだ
歌があって
とめどない思い
とどめることが出来ない現実
寂しさ 孤独 悲しみ・・
その恋心を「孤悲」って書いてあるの。
凄く胸に来る文字で
伝わる言葉だったの
波打ち際のボタンは
何を留めていたんだろうね。
中也の孤独は
ボタンに投影されて
お互い 寄る辺のない
波打ち際に揺蕩う存在
ただ静かに月が照らす光さえ
孤独をあらわにさせ
大海原の前に一人
大きな夜空の下にも一人
その孤独をボタンが
「俺たち同じだな・・」
そう語りかけてる感じ・・
勝手な解釈だけど(笑)
ボタンは 何かと何かを結び 繋ぎ
留めるもの。。。
ささやかな存在
でも
失われると気づく大事なもの
詞：松本隆
中原中也を思い出したら
この曲が思い浮かんだ。
松本隆は凄いな やはり。
作曲はこのバンド
THE 東西南北の
ボーカル・久保田洋二
松田聖子のヒット曲だけど
本当は松本隆は
久保田洋二に歌わせたかったって
逸話も・・
売れなかったバンドだけど
高校時代 結構聴いてたな～
えっ？
何のブログ？？
(≧▽≦)
いや、今履いてるズボンのボタンが
今朝気づいたら取れていたのさ(笑)
痩せなきゃ・・・が沁みる朝に(笑)
ってなわけで
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も 良い一日をお互いに！！
ではでは！！
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