のぶさんから早く離れろ！

僕の店はかつて２０年くらい前

第何次(笑)経営傾き状態だった

。。。ゾッとするわ思い出すだけで。。

それはそれは酷い有様・・

もう潰れるか？そんな時

「背水の陣」を敷いた。

借金して店を改装し

暇な店にスタッフも雇った

萎ませず　広げた

今思えば無謀な大風呂敷・・

そしてそれまで

その経営状態を打開するため

パーマの勉強したり

カラーだ　保護剤だ

当時はエクステも流行ってたな。。

目に付くモノ読み漁り　試した。

打開するため、勝つための

どこかの誰かが

持ってて

教え授けてくれる

「アイテム」

が欲しくて。

そしてもらえる「ディプロマ」という

今となって言えばラジオ体操の最終日にもらえる

皆勤参加賞程度の紙切れだけ増えて

何かになったかなんて　たいしてなっていない。

（してなかったのも俺自身だけど）

そんな悶々とした日々に 

ある日

「やめた！俺はカットに生きよう！」

そう思い　パーマの勉強もカラーの勉強も

全部捨てて「カット」だけを

毎日毎日（暇なモンで）昼も夜も

本読みながら試行錯誤して

練習した。

その日々の練習は今僕のカットの

屋台骨であることは間違いない。

 その後また何度か訪れた（訪れたんかい！？）

経営危機。。

追いすがる不安や危機感

徐々に覆われてく心。。。

気が付けば夜になれば

「大丈夫　大丈夫。。。」

そう自分に言い聞かせ正気を保つ日々。。

明日になれば局面は変わり

雲は晴れすべてが上手くいくって

そんな明日は永遠に来ない事分かってても

信じようと言うか言い聞かせてた。。

あの頃の夜は一生忘れないだろうな・・

そんな時、４年チョイ前

千葉の床屋のおっちゃん

のぶさんに出会いました。

ブログだけで集客して　あの当時確か３か月先まで

予約で埋まってる！？

なんだそれ！？

その

「方法を教えてもらおう！」

そう思い講習会に参加したのがすべての始まり。

でね、ここからが俺らしいんだけど

これはのぶさんにも散々飲んで言ってきてる事だから

あえて書くけど　みんなは講習受けて

人生が変わる衝撃！

目が覚めました！

そう言っていたけど

「俺は１ｍｍも心が動かなかった」です(笑)

あ～～上手いな～～

こうして人の心つかむ手法あるある～って

もう斜めに　ヒネクレて見てたのね

まさに今思えば人としてダメだね！

自己防衛がそうさせたんだもん

なんか非難しないと取り込まれて

カッコわりい的な

ダメな奴の典型。。

でも。。帰りの渋谷の夕焼け空みて

本当に呟いた

「明日からブログ書こう・・・」って

声出して言った声今も覚えてる。。

心は動いてたんだよね。。。

それからブログを毎日更新して

のぶさんとかかわらせてもらうウチに

この人ホンモノだ・・・

気付くのおせぇ？？💦

で

のぶさんのレザーカットのマネをはじめ

取り入れられるモノ取り入れようとして

入らないモノは無理やり入れて

自分を　オーブを

必死に　のぶさんのような

野武屋のような「繁盛店」にするんだ

教えてもらおう　聞けば何でも答えてくれる

頑張ってついていこう！

何故ならのぶさんはそれで上手くいって

周りのみんなも同じようにして

繁盛してるみたいだし！

そんな日々が始まった。

ここまで書けばまぁ～そうして

いまオーブはお陰様で・・ってオチになるんだろうけど

俺は普通じゃない！(笑)

生来の「ヒネクレ」が頭をもたげる。

のぶさんのように

のぶさんのように・・

あれ？

俺　これじゃ「野武屋」の下（しも）に立っちまわね~か？

俺　はたして「のぶさん」になりて～のか？

俺・・俺・・俺は誰だ？？

そう

思考停止でただただ講習行ってみて

なんとなくそれっぽい事やっていただけ

水槽の魚のように

落ちてくるエサ待ちで　食べてりゃ

なんとか生き延びて

それで少し上向いてきていた店

まぁ悪い感じじゃないからいいのか？

でも気付けば　のぶさんに褒められる

認められる　ゲスく言えば

覚えめでたくなれることに

注力してた俺がいた。（正直ね）

ってなんだ俺！？

無性に腹が立った。

俺にね。

その時点から

俺はのぶさんからいかに離れるか！

いかにそこから違う道を

俺の道をみつけるか！

その模索の４年チョイだって今言える。

「ケンさんのブログ、

　野武屋テンプレート使わないよね」

のぶさんに言われれば

「はい　使いません」

ある日の講習会では

「俺　レザーカットやめます」

。。。なにもあえていう事じゃないよね(笑)

今はバンバン使いますが(;´Д｀)

一番ひどいのはご本人に

「いつかのぶさんを

　ぶっ飛ばす！」

(≧▽≦)

（ 好きだからよ）

変ったオッサンだな～とのぶさんは

笑ってくれてたし　

のぶさんも

「いつか殴り合いの喧嘩しよう(笑)」って

僕なんてのぶさんからしたら僕が何吠えようが

ミジンコの囁き程度の雑音にもならないコト

分かってる

でも僕は吠えることで

それもトップのトップのぶさんに

叫ぶことで自分を追い込んで

鼓舞し続けてきた

（聞く方はいい迷惑でしたよね）

時には「のぶさんみたいになりたい」って

言った奴に

「それじゃダメだ！お前はお前だろ！

　刺すくらいの気合でいけよ！」

まぁ物騒(;´Д｀)スンマセン。。

俺は俺だ

のぶさんの背中を真後ろから見えない道をゆく

同じ道は歩かね～！と

自分の道を模索し

同じ土俵には立たない

俺は俺だ

そういい続けた

おそらく相当なレベルで心酔してるからの

思いなんだよね。

そう　飲みながらブッ飛ばしたいくらい大好きって

酔って言いましたよね(笑)

なんて物騒・・

酔うと言えば

お酒。

昨日のブログ・・・クリック

プレミアムモルツの開発に絡めた想い・・

お読みいただかないとココから理解しにくいんだけど

最弱赤字ブランドだった「サントリー プレミアムモルツ」

そのプレモルがいかにその最弱から

皆さんがその名を聞けばイメージする

スペシャルなビール

というブランド力をもてたか？

あっこれここから俺の勝手な妄想ね

それは　商品の価値を絶対的に信じ

そして常に高める努力

そしてそれから生まれた高評価

その築いた地位や名声

成功体験さえ捨て　

その先を求めること

（このＣＭに描かれています）

「このブランドは今スタートラインについたばかり

　まだまだ先はある　世界最高水準を

　越えていかないとブランドライフサイクルは

　とぎれてしまう！」

という成功の中の危機感。。。

危機感を感じず成功体験に囚われると

「成功の復讐」と言われる

没落がその先に待ってるのは

全ての歴史が証明してる

絶対的商品への自信と積み上げた日々への確信という

武器があるからこそ

引いて守らず　壊して進む勇気が持てたと思う。

これは俺たちに置き換えて考えれば

発展するため自分の技術を磨くぞ！

・・の前に

何を持っている　俺は？

自分の技術というモノ

武器をちゃんと理解することが大切に思う

こんな俺でも曲がりなりにも学んで

練習してきたことがある

それを卑下せず　先ずはちゃんと

自分で批評した

そうでないならなのをどう磨けば良いか

わからないし　効率が悪い　

そして

その「武器」が定まり　足りないものが

客観的にわかれば

足すか　磨くか　捨てるか　置いとくか・・

その取捨選択をした

僕はそこで「カット」を選び

その定めた武器を壊しては作り直し

作り直しては壊して

当然今も試行錯誤してる。

そして武器に今は

「あまのじゃく式縮毛矯正」を加えている

プレモルは誰にでも気軽に飲んでもらい

バンバカ売れて売り上げをガンガンあげ

サントリーの儲けの軸にしたい

そういう商品になって欲しい・・とは

思っていないはず

プレモルは「呑むシュチエーション」・・

言うなればストーリーを

他の製品より明確に定めた

ガンガン飲んでワイワイよりも

週末にちょっといい食事と

ゆったりした時間の中

大切な人と落ち着いて飲んでほしい

というより

このビールの存在意義を

そう理解して飲め！

って言うような強い意志さえ感じる。

その反対の戦略が

キリン一番搾り

日常の細やかな切り替えや

すぐ隣にある存在ってイメージだよね

僕らに置き換えれば

これに正解不正解はないけど

誰でもいいから　とにかくいいから

きてくれ　髪切らせてくれ！

僕も最初は暇から立ち上がろうと言う時は

そうだった。。

それを突き詰めるのも間違いではない

でも、僕は僕を理解して

僕の考えに共感　共鳴してくれる人の

髪を切りたいと思った。

勿論　ゲストの想いも同じように

共感共鳴しあえる

共に笑い　泣いて　励まし合い

（オーブでは普通に泣きながら髪を切るとかアルアルです）

時に怒りあうくらいの

嘘もまやかしもない真っ正直な空間

そこで人は繋がりあい広がりあい

可能性を広げていく。。

僕のオーブはそういう

「存在意義と

　そういう人のために

　存在する場所」

に定めた。

それがしあえるお客さんを僕は

「強いお客さん」と呼んでいる。

（愛すべき変りモンとも呼ぶけど(笑)）

そこから生まれる「利益」こそ

大切にしたい利益。

そして利益とは儲けではないと

僕は思うようにした。

必要ない儲けはいらない

プレモルもプレモルを理解してくれた

人からの「利益」だけでいいと思ってるから

存在にストーリーを明確にさせた

けっしてガンガン売れなくとも

確かな価値観の共有の中存在したいと。（妄想だからね）

プレモルはそのストーリーに基づいて

ＣＭや広告で伝え続ける

僕もブログをあんなクセしかないような

ブログを書いて

僕を知って　理解して　

共感して　共鳴してくれるように

書き続けてる（アレでも💦）

今オーブには

僕の想い　ストーリーに

共感してご予約いただけるご新規さんが

ほとんどだ。

なんとなく来ました・・って方はいないかな。

僕はのぶさんから

技術も教わったが

こういう思考がすべてだと思ってる

技術は思考があってはじめて光るし

人の心に届くと信じている。

かつて

「やり方を教えてもらおう」

「なんかいいアイテムくれないかな～」

の俺はもういない。

のぶさんから受け取った

この思考をベースに

自分を生きている。

だから同じにはならないし

追いかけていない

なぜならオーブはオーブだから

俺は俺だから。

のぶさんはカット中無口だと言うけど

僕は喋りまくる

トイレ出たら手も洗う(笑)

心酔しても

溺れない

酩酊しない

どこか覚醒し　どこか距離を持ち

のぶさんが敷いてくれた　拓いた道・・・

それを歩むことさえ

実は簡単なことは一つもなく

易きにつくことではない　

むしろ相当ハードな道だけど

のぶさんをすこしでも「背中」でなく

「横」で

僕は見つられるように模索するため

そこからいかに離れていくか？

自分の道を拓くか？

のぶさんの指し示すもの

友達理美容師がが上げる記事から

学べるものを

素直に受け入れ　でも

決して鵜呑みにしない

でも必ずすぐにやる。

やってみる 

そして思考し　

自分の血肉になるように喰う。

僕はのぶさんから早く離れたい

離れていつか

真っ正面で酒を飲みたい

その時に飲むお酒？

そりゃここまでプレモルプレモル

書いたんだから

グビっと

カルピスかい！

それも

原液ぢゃん

(≧▽≦)

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この企画と皆さんに刺激され

負けてらんね～！

と　もう一度自分を鼓舞して吠えるため

かつての自分

そして今の自分　未来の自分へと

書かせていただきました。

うん　負けてらんね！