「植松」を生む方法 勝つ方法

 

 

相模原やまゆり園事件の公判が

 

今日も行われるけど

 

裁判中に不規則行動をした植松は

 

出廷するのかな?

 

 

昨日のブログ・・クリック

 

正直 こんな重たいテーマましてや

 

理美容師ブログで書いて読む人なんて

 

いないだろう・・でもこういうのを書く事

 

叫ぶことが理美容師で在る前に

 

「人」「俺」でいたい僕としては

 

書かざるをえなかった。。

 

 

そしたら思いの外の反響やコメントもいただけた

 

 

 

 

僕は常々「インターネット」は

 

公器・・公の物 公共のモノであると

 

考えてて テメーの店の繁栄や繁盛

 

優位性を訴えるだけの道具にはしてはいけない

 

ちゃんと「社会」というものに対して

 

それを使う「責任」があるモノ

 

持つべきものと考えている。

 

 

だから原発の事も書くし災害ボランティアの事も

 

書き続けてる。

 

 

 

そんな中 この相模原やまゆり園事件についても

 

地元で起きた事件であるのと同時に

 

僕の従弟にもいわゆる「障がい者」がいる

 

やまゆり園や地元の「施設」にも縁はあった

 

歳もさほど離れてない彼とは

 

同じ小学校にも通ってた時期もあり

 

子どもながらにそこで感じていたことも

 

子どもの時からあった。

 

 

 

 

昨日の記事を上げたら

 

日本の反対側 ブラジルからこんな

 

メッセージをいただけた

 

頂いたのは 大岩ピレス俶子さん

 

 

かつてオーブのゲストで

 

今はブラジルに暮らす

 

コンテンポラリーダンサー。

 

 

 

オーブゲストでバレエダンサーと言って

 

あって思った方は凄い

 

彼女はこのMVで踊る方で

 

この時の髪を僕がやらせていただいた

 

 

 

 

 

彼女とは髪を切りながらよく

 

もちろん多くはヨモヤマ話も多く

 

その時々の話も多かったけど

 

日本という国 障がいと言うもの

 

様々な社会矛盾について話

 

共感しあえてきた。

 

 

 

 

彼女にはダウン症の息子さん・カイ君がいる

 

 

ある日

 

「ケンさん 息子の髪を切りたいんだけど

 初めての場所に凄く抵抗感があるの

 だから一回試しに髪を切らないでも

 遊びにきてもイイかな?」

 

 

「もちろん!是非是非!!」

 

 

そして数日してカイ君はやってきた。

 

 

車から降りてトコトコ店の方に来る

 

ドアを開ける

 

カイ君は何事も無く入ってきた

 

 

 

 

 

 

・・・実はそれだけでもカイ君にとっては

 

物凄く珍しい事だったらしい

 

そして

 

「カイ イエ~イ!」

 

とハイタッチ

 

知らない人に触れられることにも

 

抵抗するのが常らしいカイ君に

 

旦那さんのピレスさんは

 

「信じられない・・」と

 

で、僕が

 

「カイ ココ座ってみるか?」

 

 

 

 

もう何の抵抗もなく座った。

 

 

淑子さんが

 

「やっぱりね・・」そう微笑んでくれたのを

 

僕は忘れられない

 

 

「ケンさんなら大丈夫って思った」

 

 

 

僕は何か特別なことはしていない

 

むしろいつもと一緒

 

彼にダウン症があるとか

 

あの人はこうだとかしない

 

そこで何かをするって発想もない

 

 

何か起きたら対応はするけど

 

最初からは何もしない

 

 

 

 

でも

 

気付かぬうちに

 

僕らはすり込まれてきた

 

「そういう人を『見たら』ちゃんとしなさい」

 

って

 

 

 

それはいつから何だろう??

 

そのヒントは

 

淑子さんがブラジルから発信してる

 

この記事の中にある。

 

 

 

ブラジルではすでに当たり前!?

社会に根付く

インクルージョン教育のあり方とは

-人は違って当たり前という基本方針

&障がい児と健常児を分けない教育システム-

日本の公立小学校の特別支援学級で1〜2年生を過ごした息子は、現在ブラジルの公立小学校に通っています。今回は、ブラジルと日本の教育システムの違いを主にインクルージョン教育という観点で比較してみたいと思います。

 

▲インクルーシブとは日本語で「包括的な」「包み込む」という意味を持ちます。日本でも注目されているインクルーシブな教育(インクルージョン教育)。ブラジルの学校システムとインクルージョン精神について日本の学校と比較してみます。

 

「健常児」?「障がい児」?

 

ブラジルの学校教育とインクルージョン教育(インクルーシブ教育)

 

我が家の長男はダウン症候群を持って生まれました。

 

前回の自己紹介記事でもお届けしたとおり、私はプロダンサーとして長年ニューヨークのアーティストたちの中で暮らしてきたこともあってか、自分の子供がいわゆる「普通」でなくても全く気になりませんでした。

 

「健常児」「障がい児」という表現も、息子に出会うまで知りませんでしたし、私自身「普通である」とか「障がいを持っている」という区分けに全く意味を見いだせないのです。

みんなと同じでなければ「異常」な日本?

しかし、息子が2歳前までを過ごした17年ぶりの日本生活は「他人と違う」ことが「当たり前」なのではなく「異常である」ように感じさせられた窮屈な体験でした。

 

公共の子育て広場に遊びに行っても、子供達の成長を比べて「おんなじ〜!」だと、喜ぶ日本人ママ達との会話がうまくできずにいました。

人間を種類分けする日本社会

ブラジルの学校教育とインクルージョン教育(インクルーシブ教育)

その後、息子は

  • 2〜3歳半:
    ブラジルの小さい保育園

  • 4歳〜:
    – 日本の保育園の普通クラス
    – 特別クラス
    – 障がい児デイサービス
    – 成長のサポートをする療育センター

と様々な「日本社会」を体験しました。

 

日本では小学校に行き始める前に、役所が子供の判定をします。

 

言葉をあまり発しなく、言っていることを理解しているように見えなかった息子は「特別支援学校へ」と勧められましたが、私達はインクルージョンの教育方針を信じているため、お願いして公立小学校の特別支援学級に入らせました。

用語解説:
インクルージョン教育・インクルーシブ教育とは From Wikipedia

インクルーシブ教育(インクルーシブきょういく、英語: Inclusive Education)とは、人間の多様性の尊重等を強化し、障害者が精神的および身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能にするという目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み。インクルージョン教育と呼ばれることもある。インクルーシブ教育は、障害のある者とない者が共に学ぶことを通して、共生社会の実現に貢献しようという考え方であり、2006年12月の国連総会で採択された障害者の権利に関する条約で示されたものである…続きを読む

本当は普通級が良かったのですが、教育委員会や学校からのプレッシャーは少なからずあり、それは入学してからも続きました。

 

現在の日本では子供の能力レベルに沿って

  • 普通級
  • 特別支援学級
  • 特別支援学校

と分けるのが一般的です。

 

「種類分け」をすれば、教育するのに都合が良いという考え方は、のちに社会人になっても「普通の人が働く場」と障がい者の働く「作業所」あるいは「障がい者支援施設」のように続きます。

 

結果、いわゆる「普通の人」は「障がい者」との接点がほとんど無いまま生きていくことになります。

 

人間を種類分けして、それぞれの場所に置くという、私達から見るとおかしな社会構造です。

ブラジルのお国柄
インクルージョンは当たり前!

ブラジルの学校教育とインクルージョン教育(インクルーシブ教育)

日本でもやっと最近「インクルージョン」という言葉や、障がい者差別解消法などという法律ができていますが、日本社会全体に浸透する「違うものへの無関心」と「無知から来る差別的な態度」は、ニューヨークやサンパウロなど多様な街に住んでいた私の肌には、いつもチクチクと刺さっていました。

 

ブラジルの学校は、子供達の学力は日本から劣っていても、ブラジル人のおおらかな人柄と、移民の国であるブラジルという国自体の性質から、当たり前にインクルージョンが成立しています。

 

学校はドイツやイタリアのように、基本的に障がい児と健常児を分けない方針です。

 

人はみんな違うもの

 

ブラジル人の様々な肌の色やバックグラウンドが、それを明らかにしていますし、街やお店などでも様々な人が息子に明るく声をかけてくれます。

 

外国育ちの息子を、教師達も子供達も温かく受け入れてくれ、日本の学校でなかなか心を開けなかった息子も、短期間の間に慣れ親しみ、笑顔で登校しています。

子供のストレスを取り除くことが何よりも大事

ブラジルの学校教育とインクルージョン教育(インクルーシブ教育)

▲東京都町田市にある障がい児デイサービスで

日本で唯一、息子が気に入っていた障がい児デイサービスが掲げていた第一の目的は「子供のストレスを取り除くこと」でした。

 

「障がい児」とされる繊細な子供達に、一番必要なことだと解っている場所でした。

 

その子をありのまま受け入れ、愛情を注いでくれること。それはまさにブラジルの学校の教育精神だと感じています

 

そしてそれは当たり前に、社会全体のスピリットでもあります。政治的にも経済的にも重いものを抱えているブラジルですが、人間性という面では寛容で人情あふれる国だと思います

ブラジルの学校は午前授業か午後授業を選べる

ブラジルの義務教育は、午前授業か午後授業か選べます。

  • 午前授業:7時〜12時
  • 午後授業:13時〜17時

日本より修業時間は少ないですが、子供達は1日の半分は遊んだり、スポーツや習い事をしたり、家の手伝いをしたり、とそれぞれ過ごしています。

 

朝がゆっくりな息子には、12時半にバス登校というリズムはストレスがなく、生活の自立にも繋がっています。

ブラジルでの学校システムと「インクルージョン」精神
もっとインクルーシブな日本社会への期待:まとめ

外国人の夫とダウン症の息子と共に、再び日本に暮らしてみて感じた窮屈さや、根深い差別意識などは、私を悲しい気持ちにさせましたが、もちろん出会った人達の中には素晴らしい方達もいました。

 

今後、日本がもっとインクルーシブになり、子供達が色んな人達と触れ合いながら育っていける社会になっていくことを願ってやみません。

 

 

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グローリア

           より転記・・グローリア

 

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ある障がい者の人が言ってた

 

「そりゃみんなは健常者って言う人は

 僕らを怖がるよ 障がい者を怖がるよ

 

 だって関わって来なかったから

 知らないものは怖いもん」

 

 

日本人には神道からくる

 

「縄張り思想」「結界思想」的なモノがあり

 

神社の神域みたいにここから先はこう

 

ここから後ろはこうっていう

 

「区別」をするマインドが他の国より強く

 

結界の中は安心安全浄化のような

 

無意識化の意識がある

 

逆にその結界の外を「鬼」がいて

 

「魑魅魍魎」がいる世界とどこかで定義してる

 

 

その結界の中に入るには

 

農耕民族的思想と言われる

 

「同調」「同意」

 

同じであることが「条件」になり

 

同じでないものは「村八分」のように

 

「排除」する・・もうこれは

 

民族的思考が根付いている。。

 

 

いまなんてその「同調圧力」なんて

 

言葉があるようにそれに自らが

 

苦しんでる。。

 

 

 

人は人と関わって磨かれる

 

 

よくそんなセリフを聞くけど

 

それだって

 

同じマインド 同じ視点

 

同じ何かを持つ人同士の

 

コミュニティの中での話で

 

違う人と違う感性とだと

 

違和感や居心地の悪さを感じる

 

 

 

 

違うと言う事をことさら怖がる

 

 

 

それを形成してる大きな要因の一つに

 

「学校」での「区分け」があると思う

 

 

幼児はどんな子であれそこにいる子と

 

遊び 時に喧嘩する

 

そこに彼らには

 

「障がい」「健常」の区分けはない

 

 

でもそこにいた親が

 

「あ~そんな事しちゃダメ

 なぜなら〇〇ちゃんは・・」的に

 

「区分け」を教えて

 

それを「優しさ」とすり込んでいく

 

 

そして学校でもう子どもが知らないうちに

 

大人=社会が

 

普通学級 特別支援学級 特別支援学校・・

 

「区分け」して

 

関わらないようにさせていき

 

はい 出来上がったのは

 

「植松」のように「選別=トリアージ」する

 

思想の人間。。

 

 

 

 

 

僕の従弟は凄く「頭の良い男」

 

もう50近いけど身長は小学4年生くらい

 

顔は外国人のようで髪もない

 

背中に大きなコブがあり

 

腰は曲がり

 

アニメ・ノートルダムの鐘の主人公のよう

 

見るからに「異形の障がい者」

 

 

でもね

 

途中で引っ越して別々の小学校になったけど

 

一緒の学校の時は区分けのない学校だったから

 

誰とでも遊び 興味を持ち

 

出来ないながらも走り 運動会だって

 

みんなと一緒に徒競走もしてた。

 

もちろんダントツのビリ(笑)

 

 

 

でも楽しそうだった。

 

 

 

引っ越した先の学校では「区分け」があり

 

彼の笑顔は消えたけど・・

 

 

 

かくいう僕も今でいう多動性児で

 

学習障害もあった(今も理解できない事柄がある)

 

障がいと言うほどではないけどね。

 

 

 

僕のこの「今」に彼は少なからず

 

影響をくれてる 

 

それは

 

「関わってきたから」

 

 

勿論僕の中にも「植松」はいる

 

そこは否定しない。

 

 

でも僕には「関わって」きたことがある

 

 

植松を生まない 

 

少なくとも誰もの本質の中にいる

 

植松に打ち勝ち

 

ヒトが人であるためには

 

関わる事 違う事を怖がってはいけない

 

社会構造にも問題があるとも言って

 

しまうけど社会を作るのは

 

やはり家庭 人 親 

 

大きな視点からいかにミニマムな

 

「自己」に落とし込めるか・・

 

そこにいる「醜い異形の心」を

 

自分で認められるか・・

 

(そ~ゆ~自分探しせいや!(笑)) 

 

 

 

だから僕はこんなブログを書けるんだ。

 

 

 

 

ってなわけで    

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。      

 

今日も 良い一日をお互いに!!

 

 

ではでは!!

 

 

  

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