ヘナ毛にパーマをかけるのは床屋が有利！！？？

「ヘナ毛にパーマ」この検索ワードでググれば

当店ではヘナ毛でもかけれます！

薬剤の選定をすれば・・

デジタルパーマなら・・

結構かけれます記事多いよね

いろいろ読んでみればタイトルはそううたうけど

中身では諸条件があるやに書いてる・・

そりゃそ～だパーマ自体それ自体

ヘナ毛でなくとも１００％思ったように

かけれるかなんて　そこそこ難しいもん(笑)

でもそれを宣伝に使うくらい

記事にするくらい

ヘナ毛✖パーマって特殊なコトなのかもね～

今日のゲストは

小島さん

世を忍ぶ仮の姿はスーパーのパート職

でも本当はアーティストさんで

ご主人は結構みんなTVやドラマなんかで

背景セットや衣装なんかで目にしてるはずの方

小島さんはセルフヘナをしてて

なんのヘナかは知らない(笑)

そのヘナ毛にパーマをかけるのが

毎回のミッション。

半年くらい前にこんな感じに

かからないというヘナ毛に

クリクリパーマかけて

それを放置したら

この感じ

何気にいらした時の

新調された偏光メガネ兼サングラスと

この髪の感じがどこかジョンレノン的で

「悪くないですね～そのメガネと凄くあうっす

　今の髪～」

「そうなんだよね～そう悪くないけど

　根元の伸びたとこが・・」

「ん～それも悪くはないけど

　まぁかけましょうか(笑)

　変化も欲しいですもんね～」

「うん　任せる～」

小島さんとはいつもこんな感じで

注文はなし

僕がその場で考えて勝手にやるの

で

もう今回は新調されたメガネありきで

イメージ。

そして長さ残すか切るかイメージして

先ずはチョキチョキ切って

かかりにくい　かかりにくいと

言われ続けてるヘナ毛✖パーマに入ります

毛先はパーマ毛のいわゆるダメージがある

で　伸びたところは健康毛✖ヘナで

ムッチャ健康(笑)

ヘナ毛にパーマがかからない理屈は

いろいろあり　様々言われてるけど　

僕のイメージでは髪内部にヘナが入り込み

それが過度になると　内部がパンパンになる

髪の中が詰まった状態になると

パーマ液の浸透が阻害される

その結果パーマ液の効果が反応しにくい

そして例えるなら

「ちくわ」

中が空洞なちくわは曲げればしなるように

曲がるけど　中にキュウリとか詰めれば

曲がらないでしょ？？

簡単に言えばこういう事

中が詰まりきっちゃえば曲がりにくい

じゃぁ曲げるにはどうするか？

キュウリを裁断してしまうしかないよね？

まぁヘナは「粒子」だから裁断とは違うけど

要は中にあるモノを曲げるにはそれなりの

工夫が必要で　単純にパーマ液かけても

曲がらない　曲がりにくいって事で

方法によっては曲がるって思ってます。

でね

多くのヘナ毛でパーマかからないけど

オーブならかけてくれるって口コミで

実はそういうお客さん少なくないんだけど

（ブログにはしてませんが💦理由は後述）

多くの方が

「ヘナ毛はかからないから一番強い薬

　使いますね！」

とか

「一番強い薬取り寄せました！」とか

薬剤パワーで押し切ろうとして

それでもかからないってケースが散見される。

僕の考えは

強いパーマ液って確かに内部構造を

変える力（還元力）はあるけど

例えるなら一気にバ～ンって作用する

イメージでそのパワーで

表層は突き破るけど

内部奥深くのキュウリの芯まで

裁断できない

させようとガンガンかけても

今度は傷んでダレる・・

だから僕は弱くはないけど

ソコソコのパワーの

薬剤でジンワリジンワリ内部に

ゆっくり浸透させて緩やかに

内部奥深くまで薬剤を効かせてく

イメージなの。

でもそう言う薬剤だと強い薬剤のように

表層を突き破りにくいからやっぱり

中に届きにくい矛盾が起きる。。

そこで小島さんにも使ったけど

まず縮毛矯正のクリームタイプの

薬剤

（Ph8・・こう書いとくとなんかプロっぽい(笑)）

ので１０分くらい先ず髪にパーマ液付けて

いわゆる「プレ還元」させちゃう

目的は薬を効かせることより

その後のパーマ液が通過する

「導入通路」を作るイメージかな

それをしてから一旦シャンプーして

そこから通常のパーマを巻いていくの

薬剤は今回は普通のチョイ上程度のパワー

それでタイトルの

何故床屋が有利か！？

ココに来るのです！！

（珍しく技術ウンチクたれてる・・）

多くの美容師さんに

あまのじゃく式縮毛矯正を

伝えてて気づいたんだけど

美容師さんは細いロッド（パマ巻く棒ね）を

使う事をビビる！！

えっ！そんな細いロッド使うんですか！？

クルクルグリグリになっちゃったら・・💦

で使いたがらない(笑)

あまのじゃく式縮毛矯正ってのは

縮毛矯正という従来真っ直ぐにする

イメージのモノに　こんな感じに

 

 

パーマのような質感に乾かせばなるように

かけれるオリジナル縮毛矯正なんだけど

この最終工程にパーマのロッドを

巻くんだけど　その選定は通常より

はるかに細いのを巻き込むの

でも　美容師さんは怖くて細いのを

使いたがらない💦

それ以前に細いロッドがない！

でも床屋ってもともと

細いロッドしかないくらいの勢いだから(笑)

それを巻き込むことに抵抗はないし

何よりパーマは

濡れてるとクルクルしてても

乾くと伸びてしまう・・

ヘナ毛でパーマが

乾くと無くなっちゃう現象の

大きな理由は

＊２剤の反応不足

ホラ効きにくい髪質な訳じゃんヘナ毛は

１剤には気を配っても

２剤の意味を簡単に考えすぎなんだよね

あまのじゃくでも再三言います

２剤が大切！って

それともう一つが

＊ヘナのせいで髪の中に

　分かりやすく言えば

　ちくわの中のキュウリは裁断されても中にいる

　だから空洞のちくわのようにはいくら

　薬剤が効いてもやっぱり曲がりにくく

　戻そうとする力が強い

だからその戻す力

濡れてる時と乾く時の

変動率を考慮して巻くロッドを

選定すると思いの外 細いの巻かないと

パーマは残らない・・

な～んてプロっぽい想いを持ちながら

小島さんにはいつも僕のボランティア活動を

応援支援していただいてるのでその報告を

しながら　いろいろして出来たのが・・

ずん！！

ずずん！！

ズバ・・

ゴン！！

「ケンさんはヘナ毛にパーマかけれるんだから

　それを売りにしたらいいじゃないですか！」

あるゲストによく言われます。

その方は最初に書いた　ヘナ毛でも

当店はパーマいけますとか

かけられますよ～の記事を信じて

東京の方だけど神戸や茨城・・

様々なお店を訪ね歩き

その度・・・な気持ちで

帰って来られたそうです

で　もう最後にしようか。。くらいの気持ち

なんなら期待せずオーブにいらしていただいて

僕の上記の方法でやったらパーマかかって

なんなら髪質も史上最高の状態と

喜んでくれてます

でも・・

僕はヘナ毛にパーマを売りにはしたくないです

なぜか？

それはやはり「確度」が低いから。

正直に書いちゃうのが僕だから書くけど

パーマそれ自体が１００％なんてそうはい

その上　ヘナ毛・・それは本当に

薄氷を踏む思い。。

それは万が一かけれない自分を

守りたいんじゃない

記事を読んで期待してきてくださるゲストの

「夢」や「想い」「願い」を

裏切る可能性がソコソコあるのが

ヘナ毛✖パーマであるから

簡単に売りにすることは僕には出来ない

変わり者・メンドクサイ奴と言われるけど

大切なもの　守らなきゃいけないものが

どこにあり　誰にあるか

そこを見誤りたくないですね

だから売りにはしないけど

期待しないで(笑)来てくれるなら

全力で向き合います！