そこにはプロも素人もない～長野・のぶさんち～

昨日一昨日

長野県は下諏訪町で

という講習会に参加してきました。

この風変わりなネーミングの講習会は

勿論　技術講習ではあるから

のぶさんも僕らも真剣勝負。

皆さん　技術で一番何をしたいですか？

僕らサイドなら　思い通りに髪を操れ

希望通りにあらゆる表現に対応

パーマもカラーもスタイリングも・・かな？

お客さんサイドから見ても

上記のような状態になれるように

鍛錬修練続ける理美容師を求め　信用しうる

技術者になって欲しいって感じですかね？

僕も４年前までは「講習会」「学ぶこと」とは

それがすべて　なんならそれで「売り上げ」が

上がることを目論んでいました、正直に。

でも

それらは通過点。。

じゃぁ通過してどこに向かうのか？

この笑顔の三人の女性は理美容師さんではなく

看護師さん　旅館の女将さん　手工芸作家さん

この講習会のモデルとして来てもらったわけじゃなく

僕らと同じように「技術」を見る講習にいらした。

要は僕ら側でない方たち

そして僕ら・・

みんな笑顔でしょ？

みて

見づらいけど

切られてる方

切ってる方

観てる方

みんな笑顔。

僕らは「笑顔」になるために

生きてるんだよね。

ベタに言えばオギャーと泣いて

生まれてきたなら

あとはどれだけ笑うかが人生の

最大のミッション。

そこにはプロも素人も関係ない

人としての一番大切なものがある。

それは趣味でも仕事でも一緒

看護師さんなら　痛みや苦しさに戸惑う

患者・家族の笑顔の為

旅館の女将さんなら一泊二日の時間を越えて

想い出の中にまで続く笑顔の為

手工芸作家さんなら　それを手にした時

身に着けた時　大切に一緒に紡がれてく

時間の中の笑顔の為

俺らなら切ったその日　いや切ろうと思って

僕らを思い浮かべてくれたその瞬間から

ワクワクして楽しくて　その先にご来店があって

切って　変って　また笑顔になって

それが毎朝毎朝続く笑顔の為。

僕らは笑顔のためにこの瞬間にいるんだ。

技術は手段でしかない

勿論大切で大切でそれがなきゃ笑顔には

出来ないけど　

でも　それで何したいかをそれぞれの価値観は

あるだろうけど　僕は

この空間にあった

「笑顔」が宝物だと改めて

感じさせてもらいました。

企画してくれた

伊那市のモードリタ荒井君

ありがとうございました

野武屋本店のぶさん

いつもホント学びをありがとうございます

ご一緒していただけた皆さん

ありがとうございました！