髪を切ることを
生業にしている限りにおいて
「お金」をいただくことになります。
その「お金」はランダムにいただくわけでなく
「値段」というものがついています。
値段
値打ち
価値
・・・・「値」を付けるって
どういうことなんだろう??
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ど~も
趣味はダイエット 特技はリバウンド
ダイエットに希望を詰め込んだつもりでいたら
間違えて脂肪が詰まった
神奈川は相模原市は緑区って言う
もともと津久井郡だった片田舎で
orb hair museumって理美容室やっている、
お酒と音楽をこよなく愛するケンです!!
オーブのコロナウイルス対策
アルコール消毒や次亜塩素酸消毒
法律で定められた紫外線殺菌灯の活用
80度の湿熱による殺菌
充分な換気
そして
オーブではオゾン発生装置で空間除菌を
行い 衛生管理に注意を払い
営業しております
。。。クリック
。。。追加記事
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在僕は東日本大震災
被災地・宮城県石巻市にて
GOD SAVE THE ROCK'N'ROLLという
「伝える」をテーマにした音楽イベントを企画中です。
このイベントは僕の自腹とご寄付で賄われます。
どうかこちらをお読みいただき ☜ 趣旨にご賛同いただけましたら
ご寄付をお願いいたします。
銀行口座
三菱UFJ銀行
店番 001
本店
口座番号 7773998
小俣健一郎
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「値」という漢字は
「人」と「直」
と書くよね?
象形文字では
人を横からみた形状と
「目」の上に呪術的意味の「+」を乗せた形
その組み合わせで成り立ってて
+と目は「まっすぐ見つめる」
見つめあうって意味なの
そこから転じて
人が会う
物事に真っ直ぐに向き合う
値ってお金やその存在の重い軽いではなく
まずその前段の
「向き合うコト」なんだよね。
だからね
商品やコンテンツ
その意味や存在にまずは「向き合う」
そこにいる人に「向き合う」
それを手にする人
受け取る人に
「向き合うこと」
それが値段 価格 価値・・・
「値」になるんだよね。
たとえば 売価が100円のボールペンでも
30cmの髪を15cmに切ったとしても
誰が どこで どういう思いで
何と向き合い 見つめあい 理解しあい
共有したか で 値段は変わるもの。
ある人には
100円のものが10円になれば
ある人の価値が合致すれば
40万 50万になってもいいんだよね。
ってこの辺は
この方のyoutubeを
ご覧ください(≧▽≦)
でね
じゃぁオーブも のぶさんの世界観を
目指すのか??
それはナイ!!
(≧▽≦)
って無理・・💦
のぶさんも 動画見て
何か思うなら自分で発信せい!って
言うから(笑)
僕の考え
僕が誰と 何を 真っ直ぐ見つめ向き合うか
話したいともいます。
オーブのカットは
4700円
多くの近隣店が
5000円や
駅に近づけば もう少し高いかな??
6000円 7000円くらいする店もある中
4700円でやらせてもらってます。
で
例えばパーマになると
カット込みで12500円
縮毛矯正は基本20000円以上
これで近隣とは平均的なのかな?
ってあんま他店の料金知らんけど(笑)
でね
オーブで「値」というものを考える時
当然 まず向き合うことは
自分の技術力や自分の価値・・
ではなく
僕は「髪を切るということ」
それ自体の、その意味から僕は考える。
ここに、ある一言があります
「今日が私の再スタートなの
だから、髪を切るの」
この言葉は 僕が
この場所でいただいた言葉
10年前、東日本大震災の
被災地・石巻市。
震災から1か月目 僕は石巻に行って
髪を切った。
その時の石巻はまだ
家屋は倒れ 街はぬかるみで
それこそ遺体捜索もままならない状態
僕は 本当は片付け作業がしたいと
スコップから何から車に詰め込んで
石巻に乗り込んだけど
そこで出会った
今も友人の佐久間令ちゃんに
「ケンさんにしかできないこと
やってください」
そう説得され 彼の家の軒先を借りて
急遽 髪を切ることにした。
正直、こんな状況下で
髪なんて切ってる場合かよ!って
思ったし
この状況で、髪なんて切りに来ないだろ?
そもそも宣伝もなんもしてないのに・・
そう思っていたら
来るわ来るわ
切ってほしい!
美容室流されて切れるとこなくなったの!
あ~切りたかった~
その中で 冒頭の
「今日が私の再スタートなの
だから髪を切るの」
という言葉をTさんという方にいただいた。
コロナ禍の今
理美容業界の動きを見るにつけ
感じるんだけど
この国では この社会では
「身だしなみ」「髪」を調えること
それをすごく大切にしている。
それは単に
外的な「美」を求めるものだけではなく
内的な「心」までもが求めるもので
大げさに言えば
「髪を切ることは
心が求め
心を調えられる
精神公衆衛生上必須な行為」
だから 過酷で泥にまみれる状況下でも
いや 過酷な状態 辛い精神状態だからこそ
人は「髪を切ること」に
何かを託し 何かを投影し
何かを想い・・・
髪を切ることは
日本人にとって
生きていくうえで
必要なことなんだって
様々な被災地に行くたびに思う。
そう・・
髪を切ることは
日常であり
また 生きていくうえで
すごく大切なことなんだって思う
その大切な髪を切るという行為に
僕は向き合う時
「イギリスのビスケット」
の話を思い出す。
イギリスでは
ビスケットは「非課税品」なんです。
最低限の「食」
命を守る「食」の基本的存在として
非課税・・つまり安く買えるの
でも
ビスケットにチョコレートがかかると
課税対象になる(20%課税)
チョコレートは嗜好品であるり
ビスケットにチョコがなくても
生きていけるからね
僕はこう考える。
カットはビスケットで
パーマやカラーはチョコレート
髪を切るということは
この国では社会生活を円滑に生きてくため
また 心を調えるためには
必須なことで
理容師・美容師は その社会を
調える責務をもっているから
国家資格なのかもしれない。
だからね
カットの料金というものを
僕が定める時には
カットという最低限の項目と
パーマ・カラーなどの付加的なものと
分けて考える。
もちろん自店の存続と繁栄が
担保されなければならないから
そこも加味した設定になるけど
ただ そこだけに向き合うのではなく
カットはビスケットなら
なるべく 抑えた価格設定を
維持していきたい。
そして パーマ・カラーは
ビスケットにかかるチョコレートなら
そこには別の視点で見つめ決めていきたい
安いとか高いとか
誰より どこより
そういう観点ではなく
オーブの価格は
自分と社会
その両方を
「値」の語源 成り立ちに則って
しっかり 向き合い
見つめて今後も決めていきたいと思います。
ってなわけで
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も 良い一日をお互いに!!
ではでは!!
理美容師でお読みいただいた方へ・・
おまけん的
コテパーマ講習
随時お受けしております!
アイロンで作る乾かすだけでキマる
パーマスタイル。
受講料の75%は東日本大震災
復興祈念イベントに使わせていただきます。
詳しくは・・クリック
*ブログへの掲載は任意で結構です。
もしも掲載は・・と言う方がいらっしゃいましたら
お気軽にお申し付け お断りください!
/////////////////////////////////////
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご予約は
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメントをお書きください