石巻市には日和山公園という
春には桜が咲き誇る高台がある
そこには鹿島御児神社が祀られています。
(写真は現在)
この場所を訪れたのは
2011年4月
初めての石巻
この場所は知っていたけど見ないで
帰ろうと思っていた。。
それは怖かったからではなく
すでに物見遊山的な人が被災地と呼ばれる
地域に来はじめてて地元の方々の
被災した方々の心を痛めさせていたから
傍目には僕が物見遊山か
どういう理由でその場に
いるかなんてそれらの人にはわからない
なら そういう場所には
いかないでいよう。。
そう思っていたんだけど
佐久間令ちゃんが
(佐久間令についてのブログ☜クリック)
「絶対に見て帰ってください!」
そう言われ夕方 あれは4時くらいかな?
行きました
日和山からは震災の
最大被災地と言われる石巻市
南浜が一望できます。
その時僕が見た光景が
この写真は僕が撮りました
この日和山には南浜地区から
登れる物凄い急な階段があります
これはもう登って三分の一くらいかな
この下はまだまだ急な階段があります
「あの日」たくさんの方が
老若男女がこの急な階段をのぼり
命を繋ぎました。
僕は初めて見たこの破壊された光景に
ただただ立ち尽くしました。。。
風の音がします
でもそれ以外の音がない。。
「音の消えた街」
僕は後にそういい続けました
その音は車の音とか
工場の音 話し声。。ではなく
きっと絶対に聴こえない
普段は聞く事の出来ない
でも世界中に今も満ちて
僕の中からも聴こえてるはずの
血液が血管を流れる音
心臓の拍動音
命の音・・・それが全く聴こえない
「音の消えた街」でした。
僕は呆然とそこに暗くなるまでいました
その時。。
頭に浮かんだのが
「この街に二度と
消えない音を響かせてやる
この街全部に響く音を
鳴らしてやる」
楽器も出来ない僕が
その日からこの場所で
何度かやらせてもらってる
「音楽フェス」
それをし続ける理由
そしてどんなイベントにも
音楽を入れているのは
こういう経緯でした。
それから3か月後
シロウトの僕が無理くり
このの音楽イベントを強行し
正直賛否両論のうち
地元の方々には否というか
多大な傷を負わせてしまう結果に。。
もちろん良かったという声も
あったけど。。。
そこから本気で死にたいとさえ思い込み
精神的にもうダメだまで行きました
でも・・
それでも・・
逃げだして背中向けてしまうより
死ぬ気で前に行って
そこで前のめりで死のうと本気で思い
2回目かなこの場でのイベント
(贅沢にもコンセプトは無観客でいい
亡くなった魂に向けて奏でてくれ!でした)
僕の心はイベントは思うように
出来ても晴れない心は変わらずに
片づけの合間に海を眺めていました
そこに石巻の僕の理解者
ユウスケさんが近づいてきて
「ケンさん・・もういいでねっすか?
もう自分責めないでいいんじゃないすか?
みんな見てました みんなが見てましたよ
ケンさんがどんな思いで石巻にきてたか
みんな知ってます
もう自分を許してあげていいんじゃないですか?」
そういってくれて
「ケンさん ばかやろ~って言っちゃいな!」
そう促され僕は海に
「馬鹿やろう!!」って叫びました。
楽器の出来ない僕が自分の体で
鳴らした最初の「音」
それが「馬鹿野郎」(笑)
そしてそれを最後に
こういう野外イベントはしてきませんでした
(熊本地震支援ライブは野外予定が
雨で室内決行に)
でも ある日
神社の宮司さんとばったり出会い
「またなんかやってくださいよ!
ロックでもいいから!!」
そうそそのかされ(笑)
そして石巻でDustというバンドの
ボーカルの麻琴君に出会い
病気で音楽から
離れざるを得ない状況の彼
実はまだ一回しか会ったことないけど
飲んだ時
「俺はrockの神様を信じてる」
そう酔って言ったら
麻琴君が僕を指さし
「俺も!」って
その瞬間彼をもう一度ステージに
立たせたいっておせっかいな想いが
ムラムラと湧き上がり
麻琴君に出会った翌日
日和山にのぼり
神社にお参りして
拝殿から海を見た時
こんなインスピレーションが降りてきた。
「あの日」ここに
この場所に逃げてきた人々は
襲いかかる津波を見た
飲み込まれる家 街
みんなが声を張り上げ
逃げろ!逃げろ!
そっちじゃない!
そっちは水が来てる!!
叫んでた
そして下の街には
逃げ遅れた人々が
波に飲み込まれ
助けてくれ!と泣き叫ぶ
破壊音と絶叫・・
やがて雪が舞い出す
寒さが被害者を襲う
そして火災も起きて
水の上に炎があがり
街に残された人を襲う・・
それは阿鼻叫喚の世界・・・
僕の意識はその只中にいた
闇が日和山を包んだその時
誰かが気付いた
背後に神社があることに。。
その人は拝殿に向かい歩く
手を合わせる
何を祈ったのか?
神様助けてくれ?
夢だと言ってくれ?
いや もしかしたら
神を呪ったのかも知れない。。。。
神様は何も答えない・・・
このインスピレーションが
GOD SAVE THE ROCK’N’ROLL
のタイトルになりました
石巻は
石=ROCK
巻=ROLL
そう!石巻は
ROCK'N'ROLLなのだ!
神は石巻を救ったかわはわからない
でも石巻は再び立ち上がり
様々な問題を抱えながらも
つまづいて迷いながらも
転がり続けようとしてる
僕は石巻でのボランティア活動も停止し
通い続けてるのは酒飲んで遊んでるだけ
資金もナンもない・・
何ができるんだろう??
転がり続け走り抜けた8年
そこから止まり 苔の生すまで
石巻の人とご縁大切に
笑いあえばいいかなって思ってたけど
でも
火が付いたら止まれない
暴走し続けた日々の自分が
もう止まらなくなってる
前髪も生えてきづらいのに(笑)
テメーの心に
苔生やしてる場合じゃない!
ならやってやろうじゃね~か!!
転がる石には
苔が生えぬ!!
まだまだ
ROCK'N'ROLLを
奏でられる(楽器出来ないけど)
そんな思いで走り出し
資金集めをする中で
本当に本当に本当に
形容しがたい
言葉に出来ないたくさんの想いを
皆さんからお預かりさせていただいています
その合計が現在
こんなバカバカしいオッサンの
何だかわからない夢に。。
本当に言葉がないです。。
昔 岡村靖幸が
♪ジャンクフードと
コークの1DK
バンドやるには金かかる♬
って歌ったけど
愛と夢と金
何が清らかで何が汚いかなんて
誰にも決められない
お預かりいてるのは
愛であり
夢であり
金である
愛と夢と金で
この
コレやったから何かになんてならない
かもしれないバカバカしいバカ騒ぎ
それでもなんかぶっ放すデカい音
理由も意味もあるけど
そんなの超越して
要はデカい音ぶっ放したい
何故なら
古来 人の祈りには
打ち鳴らす石や木 太鼓
口笛 声 音
祈りの本質は
「音楽」だ!
あの日・・
拝殿に向かい祈った思い
拝殿をにらみ呪った思い
拝殿に背を向け二度と信じぬと決めた思い
言葉にならない心の音を
10年目
立ち上がり前を向く人に
今も悩み迷う人の心に
未だ帰らぬ海に土に眠る魂に
そこにいるすべてに
そして
天使にラブソングなら
神様には
rock ’n’ rollを
叩きつけてやろう!
このイベント開催には
あともう一歩二歩三歩。。ん~あと
マラソンの距離くらいの
資金が必要です
もちろん講習会など開催させていただき
自助努力で賄う所存ですが
どうか皆様の想いもお預かりさせて
頂ければ幸いです
この
主意書 ☜クリック
お読みただければ
僕の想いもお伝えできるかと存じます
もしもご賛同いただければ
ご寄付をお願いいたします。
銀行口座
三菱UFJ銀行
店番 001
本店
口座番号 7773998
小俣健一郎
ってなわけで
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も 良い一日をお互いに!!
ではでは!!
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