髪が紡ぐ物語～ヘアドネーション～会う事のないガキの事なんて！

髪って不思議ですね。

毎晩のシャンプーやトリートメント

それも少しでも良いモノ　良いと勧められたモノ

それを一生懸命使い　少しでも

艶やかで　しなやかで　指通りよく

フンワリと・・・

男性なら　失われた草原のごときにならぬよう

マッサージし　一本足りとむ無駄にすまじ！の

気合で洗い　守り　育んで愛おしんだ１本１本の髪

乾かすのも丁寧に丁寧に優しく慈しんだはずが

全てが終わり　ふと床を見れば・・

落ちた髪・・

指でつまみあげ　ゴミ箱へポイ・・

ちょっと待て！３秒前まで慈しんだ

貴重な宝のような髪

それが頭から離れ床に横たわった瞬間

ゴミ！？

。。。髪って不思議ですね。。

僕ら理美容室が「捨てる」髪の毛は

全国で年間何万トンになるんだろうね？

もしかして何十万トンかも　それ以上？？

慈しんできたはずの髪も

朝のスタイリングで

言う事聞かなくなれば「邪魔」

顔にかかれば「ウザい」

夏は首筋が「アツい」

散々な言われようで切り落とされ

捨てられる。

でも　そんな髪が

誰かの笑顔を紡ぐとしたら・・

それがヘアドネーション。

ヘアドネーションって言うのは

柴咲コウがある意味大ブレイクのキッカケになり

全国の理美容師が贈ってくださるゲスト（ドナー）に

今までのイメージを越えて喜ばれる

新しい髪を贈り

その喜びの連鎖の上に

髪を失い　時に下をうつむいていた子どもに

笑顔をプレゼントしてきた。

その端くれにいれるコト

またオーブを選んで遠方から

オーブでドネーションをと

いらしていただいたドナーの方々のおかげで

今　相模原　ヘアドネーション　で検索したら

１番上に出てくる状況にさせてもらえたこと

誇りに思います。

本日のゲスト加藤さんもその一人

いつもロングヘアが定番だったらしいんだけど

ある日従妹がヘアドネーションをされたらしく

それで　どうせ切るなら私も・・と

３１ｃｍ切れる長さまで伸ばしてくれました

髪質はクセがなく

繊細に細い髪質

それでいて結び癖がないから

髪自体は丈夫である意味パーマなら

かかりにくく　かかればかかり過ぎちゃうかも毛質

って今日はカットだ

いままでロングだから仕方ないけど

加藤さんから伝わってくる感情に

「ペッタンコ」それを「フンワリ」に

出来ないものか・・って感情が伝わる

とは言え中学２年生

スタイリングだワックスだが出来ない状況

そんな状況下でも

加藤さんから伝わる感覚を叶えてあげたいと

イメージして行く

そこで浮かんだイメージに合わせて

髪を分けとり

「自分で記念すべき第一刀切る？？」

に

「イイです」

撃沈(-_-;)

ってんでサクサク切って

シャンプーして

さて

ここまでは

会う事のないどっかのガキの為の時間(笑)

ここからが　目の前の加藤さんを全力で可愛くする

一番大切にしてる時間！

唯一あった希望の

「肩チョイ上」の設定で

髪がフンワリするように

切り口　髪の中にいれる細工

乾かし方　全部詰め込んで

中学生が朝、乾かすだけでフンワリする髪が・・

ずん！！

ずずん！！

ズバご・・

あっお母さんに写真撮り方レクチャーして

この先　写真撮ってない(ﾟДﾟ;)

でも　お母さんが

わ～こんなにフンワリにカットだけで～って

喜んでくれてね

ヘアドネーションの最大のミッションは

３１ｃｍ切ることではなく

その後　贈ってくれた方の喜びや満足感

そこにいかに想いを込めれるかにかかってると

僕はいつも思いドネーションに向き合わせてもらっています。

そろそろまた溜まってきたんで

協会に送らないと。

皆さん

ヘアドネーションは今までの自分から

大きく変われるある意味最大級の

イメージチェンジでもあります

似合う髪形がわからない・・

スタイリングが心配・・

そんな想いにもちゃんと応えます

なんせ

会う事のない

ガキの事なんかより

僕には目の前の

アナタが大切だから！！

(≧▽≦)

だから安心してお問い合わせくださいね！