矛盾～癖毛であることが好きになる縮毛矯正？～

この縮毛矯正をしたら

きっと癖毛であることが嬉しくなる？

ん？

癖を伸ばしちゃうのが縮毛矯正で

縮毛矯正をしたら癖毛であることが嬉しくなる？？

矛盾してね？？💦

僕は常々、縮毛矯正とは癖毛と言うモノを

負・困ったモノとし　その癖を伸ばして

サラサラ真っ直ぐにするもの・・・

な～～～んて、いつまで言ってんだぁ！！

(# ﾟДﾟ)

と思っています。

縮毛矯正という手法は「ヘアデザイン」を

生み出すためのツールであり

負の解消をする技法ではない！と思うのです

本日のゲスト・Yさんは

強い乾燥系の癖毛さんで

ウネル　膨らむ　まとまらないの

典型的癖毛のお困り状況・・

予約時間がタイトで2時間半しかなく

急いで薬剤塗布までしたので

ビフォア写真が矯正剤1剤塗布して

時間置いて　流して乾かした状態でなので

本当の癖が見えないけど

今回はこんな感じで薬剤を付けています

アタマの上、３分の２に矯正剤を付けて

その部分だけ矯正して　下の癖を活かすゾーンに

「繋いで」いきます

繋いでいくためには

薬剤の塗り方も　繋がるように工夫し

アイロンの入れ方も　繋がるように工夫し

単にかけるとこ・かけないとこって事でなく

自然に　あたかもサラサラ髪に

パーマでカールつけたかのように

かけていき　出来たのが・・・

ずん！！

ずずん！！

ズバゴン！！

比べると～～

「わ～～これなら癖がイイ感じで

　癖を活かせたらいいなぁ～ってずっと思ってたんです」

Yさんも御満悦！

どんな癖毛でもコレが出来るわけではないけど

髪をみて　感じて

癖の性質を読んで　縮毛矯正を絡め

癖をヘアデザインにどう活かしていくか？

脳みそはフル回転だけど・・・

癖毛であることを　きっと嫌で

美容師さんにも「癖があるから・・」とか

「矯正で真っ直ぐしかない」とか

いろんなシーンで否定されて

こんな癖毛嫌い！！って思い続けてる人も

少ないと思うんだけど

でも・・・

自分から生まれている「髪」

どうにかして、それを愛してもらう・・

その役割果たせるのって

俺たちしかいないんじゃないかな？

その俺たちが　癖だから・・って否定的になる

それじゃ救いがないよね？

一緒に考えようよね

確かに　全部が全部想いが叶わないだろうけど

そこに向き合うことは諦めないでいようよ

そこに「矛盾」が生まれても

癖毛が好きになる縮毛矯正

なんて面白いじゃん！！

(≧▽≦)