伝えるために 未来を拓くために

 

 

西日本豪雨に見舞われた地域の皆様

 

お見舞い申し上げます。

 

 

 

 

TVから流れる映像

 

お亡くなりになられた方の数

 

行方不明な方の数

 

被災された家の軒数・・・

 

 

 

。。数と言う尺度でしか

 

端的に伝える術はないのは如何ともしがたいですが

 

それでもその数で見ず

 

その一人一人 

 

一軒一軒

 

流されたモノ一つ一つに

 

想いがあることを忘れてはいけない

 

そう思います。

 

 

 

でも。。

 

これは永遠の僕の矛盾ですが

 

東日本大震災に際し

 

いてもたってもいられず

 

車に道具を詰め込んで

 

文字通り「見切り発車」で

 

気が付けば8年間通い続けてきました。

 

 

 

TVや新聞のインタビューで必ず聴かれる

 

「何故活動を始めた?」の問いへの答えに

 

「数」が全くなかったとは言えません。

 

 

死者数 被災者数 桁違いの

 

数のインパクト。。

 

そこに突き動かされた自分を

 

キレイごとにまとめることは卑怯です。

 

だから僕はそこは認めなくてはいけません。

 

 

 

僕は数のインパクトで動きました。

 

 

 

 

 

でも 通い 現地の人に出会い

 

関わり 笑い 泣き 喧嘩もし

 

そこには総数という数の中の

 

確かな一人

 

そこには人が確かにいることを

 

肌身で知りました。

 

涙の粒さえ意識するくらい。。。

 

 

 

僕はなんの身分の無い

 

いきなり現地に飛び込んだ素人

 

ノウハウも知らない なんにもない素人

 

その他大勢の一人。

 

 

その一人が出来るコト

 

それは結んでいただいたご縁を

 

ただただ繋いで 広げて 

 

微力を集めて無敵になる為

 

知ることをあきらめない活動を

 

続けていく事。

 

 

 

それが僕が唯一出来る

 

「未来を拓く」活動。

 

 

これからも続けていく活動。

 

 

来週 久しぶりに被災地ツアーを行います

 

 

西日本がいま大変な時ではあります

 

それが今なのか?

 

でも

 

僕に出来ることは多くはありません。

 

 

 

 

この活動が やがて予想される大きな災害への

 

なにかの助力になる為

 

資料をまとめ

 

伝えてきます。

 

 

 

 

どうか皆さんも

 

今できる最高のボランティアは

 

誰かを助けることが出来る人は

 

手を差し伸べてください

 

そしてそれが出来ない方は

 

どうぞ「自助」。。

 

備蓄をして自分の身は自分で守る準備を

 

してください。

 

 

自助 自分で自分を助けることが出来れば

 

アナタの為の水一本 おにぎり一つ

 

毛布一枚が 震災弱者のお年寄りや

 

子ども 障がい者へ向けられます。

 

自助は共助になる

 

これが僕がたどり着いた

 

究極のボランティアです

 

 

 

ヒーローはいりません。

  

自分を守り家族を守る 

 

ただそれだけが尊いのです。

 

 

 

 

そして今

 

この東日本大震災や

 

西日本豪雨災害のみならず

 

今 ご病気で大切な方を亡くされた方

 

事故でお子さんを失った方

 

僕はすべての一人に向き合う事はできません

 

その悲しみや口惜しさに向き合えません。

 

 

 

 

思うのです

 

どうか乗り越えなくてもいいと思うんです

 

受け入れがたいなら受け入れなくてもいいと

 

思うのです。

 

 

ただ その想いは生涯あなたと共にあるなら

 

その想いの「置き場所」が心に出来れば。。

 

常に横にある それでもいいと思うんです。

 

忘れること何て出来ないなら

 

置く場所さえ作れれば。。

 

 

 

僕ら大きな自然の力の前には

 

悲しいくらい微力です

 

でも絶対に無力じゃない

 

 

 

 

こんな細やかな発信でも

 

誰かの何かになれることを

 

この8年で知っています。

 

 

 

伝えるコトで

 

拓く未来

 

過去を伝えたいんじゃない

 

未来へ繋ぎたいんだ

 

 

 

そんな想いを込めて

 

石巻~女川~大川小~福島帰還困難地域を

 

巡る準備しています。

 

 

僕にはこれしか出来ないけど

 

僕にはこれが出来るから。