ヘアドネーションを越えて

凛とした瞳の彼女の肩の白い部分・・

これは服のデザインではなく

彼女の肩の白い部分・・

これは服のデザインではなく

彼女は骨肉腫で右肩を失い

自分の左肩をスキャンし

反転させて３Ｄプリンターで

右肩を作り　そう言った障がい者が

社会にどう出ていくか？というＮＰＯで活動しています。

「義手」を思い浮かべてみてください

いわゆる肌色で５本の指のカタチがあり

装着すると一瞬腕があるように見える

紛れる形状でしょ　イメージしたの。

でもね

それを目にした時アナタはどう反応する？

「あっ・・義手だ・・」

「あっ・・（あまり見ちゃいけないと思い目をそらす）」

気付かぬふり・・

そんな感じ？

でもさ

これならどう？？

超カッコよくね！！

(≧▽≦)

一番最初の変なのはさ

「立食パーティー用皿付き義手」だもんね！！

立食パーティーってさ　片手で皿もって

片手で食べるじゃん？義手の方は出来ないのね

だから歓談の輪から離れ　テーブルとか探して

食べるしかないの。

それヤダ！って開発したのがコレ(笑)

メカニカルなのもさ　なんかメッチャ握力ありそうでしょ？

これだとね　前述したように見て見ぬふりより

「すげ～！！握手してください！！」なんて来るのさ

「差」を「別ける」ものが

「差別」

別ける時にねその心根には

可愛そうなことなんだ

彼らは可愛そうで不幸なんだ・・

そんな強く言えば余計な変形した優しさ

その価値観が差別のある一つの正体・・

でもね

この出会いで思ったの

差は差だ！

差があるんだ！

しょ～がね～じゃん　

差があるんだから！

義手の方に言ったの俺

「差は別けて隠すからより浮き彫りになる

　別けるクセに差を紛れさせようとするから

　違うものとしてより際立つ

　なら　差を前面に出してなんなら際立たせて

　あぁ違うんだ文句あるか！？ってなれば

　受け入れられてむしろ強みになるよね！！」

「そう！私も最初は隠してました

　でも・・もういっか！って前に出たら

　なんてことなかった(笑)」

「この義手の爪にＬＥＤ仕込んで女性用なんて

　ネイルがその日の気分で変えれる機能つけたら

　面白いですね！」

「あ～そういうバカバカしい発想大切！！(笑)」

バカって(;^ω^)

でね

ヘアドネーション・・昨日のブログ

髪を失くしてしまった子どもたち

確かに彼ら彼女らは大変な思いをしている

病気やけがと戦ったという点でね。

でも　可愛そうで不幸だとは言い切れない。

病気やケガした時点ではそうかもしれないけど

いつまでもそうではない。

ウイッグを被る理由・・

必要な理由・・

確かに髪を失った自分の姿を

鏡やショーウインドーに映る姿・・

イヤかもしれないね・・

それはそうだよね。

でもそれだけじゃない気もするの・・

とかく日本社会は「違う」という事に

不寛容で　この国の性質で

農耕民族特有の「共同体意識」がある。

それは悪くはないんだけど

それが村や街　国を形作ってきたけど

現代は「ムラ社会」と表記される

寛容性が乏しく　排他的な精神が広がってる。

人と違う事を許さず　また恐れる・・

そんな中　髪を失った子どもたちが晒される

「視線」「思考」「環境」・・

そこへの防衛線としてもウイッグを被るって

コトがある気がする。。

そう　ウイッグを必要と「させている」のは

僕ら社会ではないのかな？

彼ら彼女らの素直な気持ちからではなく

どこか社会というものの不寛容さが

それを強いているとしたら

僕らはウイッグを贈ると同時に

そうでない「社会」を子どもたちに

贈る努力もすべきなのではないのかな？

被ることも　被らずにいること

どちらの選択も彼ら彼女らの気持ち

なんならその日の気分で選べる

そんな価値感や想いがある社会・・

違う事　障がいがあるなし　

その差を変に「消してく」ように

一部ジェンダーフリーとか言ってるけど

そうじゃなく

「差はある！！」

「別モノだ！」

で　何が悪い！！

その上で「どうしていく」

前提まで消し去ってはいけない。

どうであれ　その子どもらが「自分」であれる

僕のヘアドネーション賛同の行き着く先には

そんな理想を掲げて行きたい。

違う事を恐れない

ヘアドネーションさえ要らない世界を。。

ってなわけで    

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。      

今日も　良い一日をお互いに！！

ではでは！！

 

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