沢田研二の
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ど~も
趣味はダイエット
特技はリバウンド
ダイエットに
希望を詰め込んだつもりでいたら
間違えて脂肪が詰まった
神奈川は相模原市は緑区って言う
もともと津久井郡だった片田舎で
orb hair museumって理美容室やっている、
お酒と音楽をこよなく愛するケンです!!
本日初めましての Iさんは
他店で縮毛矯正で髪がダメージを受け
髪型も決まらないし
決まらない前に
自分の想いを美容師さんたちに
分かってもらえない・・
そんなモヤモヤした想いをお持ちで
オーブにいらしていただきました。
昨日のブログでは
そんなIさんの「心」をもみほぐし
そしてお互いの考えや想いを共有して
僕は矯正のオーダーを
「カットでいけます!」と
前髪の部分矯正にとどめ全体はカットでまとめる提案。
そして本当はIさんがしたい髪型が
伝わってきていたので(笑)
それを言うと
「そうなんです!」と
そんなお互いを共有しあってIさんは
「こんなに親身になってくれるなんて・・
もっと早く知っていれば・・」
「でも勝負は言ったことが本当に出来たらですよ(笑)」
なんて言いながらシャンプーして
いよいよカット
髪のケアや矯正について話ながら
切り進む。
「本当は矯正がしたいんじゃなくて
この髪を何とかしたい。
こうしたい あぁしたい
で お客さんなりに考えた解決策が
矯正であって 矯正が是が非でも
したいんじゃにですよね~」
「そう!そうなんです!!」
「で 美容師側は矯正をオーダーされたら
ハイハイってかけちゃう それがどういう理由や
どういう思いかは考えないで」
「そう!」
「確かに予約枠とって 空きが出ちゃ・・って
経営的考えもわかるけど それじゃぁね~」
「初めてかけた時はMrハビットで(懐かし~)
それはもう感動して ただ今思えば
どうしようもないくらい真っ直ぐっ過ぎて
それでも感動・・でそれから リペア ヘアオペ
様々な矯正してきました。」
「そういう意味じゃ僕らより矯正について様々な
方法に体験的に詳しいんですよね お客さんは」
「カットも銀座のNYドライカットのお店に行って
でも どこでも満足できなくて・・
カットはここがイイ でもカラーならコッチ
だけど矯正はあそこ・・みたいに
トータルで満足が・・」
「え~NYドライカットでもダメ(゚Д゚;)
ハードル高い・・・」
そんなこんなで途中で
いつものように雑に乱暴に乾かしてると
「・・・(突然笑いながら)なんでこんなに
私の好みがわかるんですか?
怖い(笑)」
髪は自然に動いて ふんわりして
Iさんがきっとずっとこうしたいと
思ってたと僕が感じた形に・・
「前髪は今より こうしたいでしょ?」
「・・・ドンピシャで・・なんで?わかるんですか?」
「僕 だって予約いただいた時からもですが
昨夜仕事終わってからずっとIさんのコト
・・まぁ今日の予約の方全員だけど Iさんを
考えていたんです。今朝の通勤はずっとIさんのコト
これ 師匠の受け売りですが「その人になる」って
仲間内では言うんです。
その人になってどうして欲しいかを感じるんです。
これ毎日訓練してるんです。。電車内ではキモイ視線の
オヤジ扱いですが(笑)」
「そこまでしてくれるお店・・」
「仲間内は結構みんなこうしてお客さんに
向き合う努力してるんです。」
そんな話をしつつ
カット終わり
前髪矯正して
ついでに空いた時間に根元の大人の白い髪を
退治して
またテキトーにブワ~って乾かして
ワックスすりすりして出来たのが・・
ずん!!
ずずん!!
ズバゴン!
ズギャロン!!
比べると~~
まるでパーマかけたよう!
(≧▽≦)
本当に自分でスタイリングしたていの仕上がりにしました
本気で乱暴にワックスもつけて
毛先にも細工しないで。
Iさんは暫し無言・・・
一瞬焦る💦
えっダメ??
すると
「こんなに変わるなんて・・」
(´▽`) ホッ
ずっとストレートヘア
でもフンワリヘアに憧れていたはず
それもお顔周りを包むようにふわっと動く髪に。
そして前髪の量も多めにしたかった
全部伝わってきたというか
僕が、Iさんならそれを切に願って来た。
ただそれを表現しただけ。。
Iさんその人になったなら
それは自然と生み出された髪型。
その人になる・・・
僕の店はお一人に僕一人だから
その「その人になる」は成立しやすいかもね。
大型店だといろいろあるかもだけど
このブログの枕に使った
ジュリー・沢田研二はインタビューに
「あと10年はやりたいと思う。
でもこういう状態で心配でもある・・
今回はプライドと意地でファンには申し訳ないけど
甘えさせてもらった。。」
彼は古希・70歳
何歳からデビューしたか知らないが50年近く
活動してるよね。
その活動をして来た彼の意地・プライドは
あるのかも知れない。
それについては各人の考えだから何も言わんけど
僕は思う。
でもそれは「自分の為のプライド」
そのプライドを生んで支えて守ってくれたのは
他ならぬ「自分」だけではなく
「ファン」という「その人」がいたから。
あの多いか少ないかわかんね~けど
7000人と言う人の中には
おそらくデビュー当時からその
プライドの拠り所になってくれた
長年の「その人」も
多数いただろうね。
「その人」になってみた。
そこから伝わるのは
ジュリーが齢70なら
「その人」もまたその前後・・
きっと「その人」の中には
「この日が最後のライブ」
になるやも知れない人もいたかもしれないし
そう言う想いで駆けつけた「その人」もいただろう・・
沢田研二という人が沢田研二でいれて
ジュリーであり続けたのは
「その人」がいたから。
ジュリーとしてそこに立てるのは
それは「その人」がいてくれたから。
「その人」はそんなジュリーを甘えさせてくれて
それを許し
これからも応援していくだろう・・
でも 「その人」は二度と
ライブ会場で生のジュリーに
逢えないかもしれない・・
ジュリーの守った「プライド」は
そう言う人をジュリー自らが葬った
それは「悲しい墓標」みたいなモノに思える。。
「その人になる」
もしもジュリーがこの考えを
したとしたら彼はどうなるんだろう?
自分を愛さなくちゃ人は愛せない・・・
よく言われる言葉だけど
人を愛せない奴は自分さえ愛せないとも言える
どちらが前で後ろという事じゃない
その人になると
見えないものが見えるのは確かなんだよね
ってなわけで
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も 良い一日をお互いに!!
ではでは!!
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