会うことのない誰かのために架ける橋

観てなかったけど　ドラマ「silent」

聴覚障害の方を主人公にしたドラマだったようだよね

届かない言葉　伝えられない言葉

「ありがとう」　その言葉を伝えられること

「ありがとう」　その言葉が聞けること

それって　すごくシンプルな幸福だよね

でも、人間は「想う」という事を

伝えあえて　想像し合えて

聴覚・視覚を越え　触れ合うことさえ越えて

時間も空間も超えて

何かを伝えることが出来る生き物

ヘアドネーションも　そういうものだって思うの

あっヘアドネーションて言うのはね・・

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ヘアドネーションて言うのは

１８歳までの事故や病気で

髪を失った子どもたちに

人毛１００％の　その子どものために作られた

フルオーダーフルウイッグを

無償でプレゼントするボランティア活動

・・click

本日のゲスト　初めましての　Iさん

Iさんは　今回でヘアドネーション二回目だそうで

Iさんには　

「ヘアドネーションをする理由」

があり　その理由から故に　

僕のヘアドネーションのブログにも

共感いただいて　今回選んでいただき

ご来店いただ気ました。

Iさんは「なるべく長い髪を贈りたい」と

ショートヘアをご希望

でも　長い間結んでいた髪　特有の

髪の生える方向が　後ろに向かい

トップが寝てしまってる状態

なおかつ　骨格的に頭頂部が平たく

そういう方　あるあるで

サイドの骨格の張りが強く

横広がりに見えてしまいやすい

切った後のシルエットが　イイ感じになりにくい

また　髪に癖がなく　直毛で　多く　硬め・・

こういう髪質をドネーションカットする際は

僕は、少し残す長さを多めに

つまり贈る髪の長さを犠牲にします。

少しでも長く贈りたいという　Iさんの想いには

反しちゃうけど、Iさんも共感していただいてる

会うことのない

どっかのガキんちょなんて

どうでもイイ！

俺には目の前に座る

アナタが全て！

これね　YouTubeでも言って

そしたらこんなコメントいただきました

正直、理解できなかったです。 自分もヘアドネーションしようと髪を伸ばしてます。 健康な人間のリスクよりも

リスクを負った子供たちの笑顔が増えれば

それでいいと思います。

様々な向き合い方や想い・・

それは最大限尊重されるし

ヘアドネーションに向かう思いは　素晴らしいと思うけど

でも　僕は

ご理解いただけない事は残念ですが　

それぞれのお考えがある事が健全な状態である事が

ボランティアの大切なところと思います。 ただ・・僕は理容師としての「本分」「分限」を大切にして　

JHD&Cはその本分を全うする　

伸ばして頂ける方はその本分を・・

それぞれに尊重し合い　

その先にいる「髪を贈られる子どもの笑顔のために」

出来得ることをそれぞれにする　しあうと言っているので　

そこがご理解いただけない事は　表現する至らなさと痛感してます　 何も本気で

「会うことのないどっかのガキなんてどうでもイイ」

なんても思ってませんし　

JAH&Cの代表も

「最終的にはヘアドネーションのない世界」

が理想って言ってます

僕もそう思う一人です 是非　素敵なヘアドネーションをしてくださいね！

こうお返事しました。

Iさんも　同じくお考えいただいてて

（だからorbに来ていただけてるんだけど）

もちろん　贈られる子どもの笑顔・・

そこは揺らぎなき第一義で

でも　その第一義を叶えるために

それぞれの立場の人間が

それぞれの本分を大切に貫いて

その結実が「ウイッグ」という形になり

笑顔と言う無形のものになる。。

でも　そのカタチなき笑顔は

誰もが「想像」するしかなく

また　その想像で喜びを「感じ合う」

 冒頭に書いた

観てなかったけど　ドラマ「silent」

聴覚障害の方を主人公にしたドラマだったようだよね

届かない言葉　伝えられない言葉

「ありがとう」　その言葉を伝えられること

「ありがとう」　その言葉が聞けること

それって　すごくシンプルな幸福だよね

でも、人間は「想う」という事を

伝えあえて　想像し合えて

聴覚・視覚を越え　触れ合うことさえ越えて

時間も空間も超えて

何かを伝えることが出来る生き物

ヘアドネーションも　そういうものだって思うの

で　Iさんの伸ばした想いに

僕は理容師としての本分を全うするために

こう分け取り 

こう切りました

ずん！！

ずずん！！

ズバ・・

比べて、ゴン！！

結び癖が若干あったけど

洗って乾かすだけで　懸案の骨格的要素も

クリアできました。

Iさん

「ココにしてよかった～！！」

そう言ってくださり　

Iさんの想い　僕の想い

そのお互いの本分は貫けたって思います。

Iさん一家は　Iさんの想いをご家族で受け止め

ご主人も　息子さんも髪を伸ばしてらっしゃるそうで

あらためて　ヘアドネーションて

目には見えない　想いの繋がり　で成り立ってるって

贈りたい方の想い

贈られる子どもの想い

僕は贈りたい方の側に、橋を真ん中まで架ける

協会は僕が架けた真ん中から先

贈られる子どもたちの足元に橋を架ける

その橋を誰も渡ることはなくて

その橋の上で　誰も出会うこともない

でも・・

確実に「繋がる」んだよね

だから胸張って言う

会うことのない

どっかのガキんちょなんて

どうでもイイ！

俺には目の前に座る

アナタが全て！

それが俺の本分！！