書きにくいことを書いちゃいます。
でも誤解しないでください
くれぐれも誤解しないように
お読みください!!
今日 愛媛県大洲市の支援物資
受け入れの担当者の方と直で話しました。
その話の中で被災地が「言いにくい事」ってのがありまして
それを書きます。
大洲市ではすでに物資が余りつつあります。
水・スポーツドリンクは
どうしていいかわからないレベルで余り
今朝出したニーズが
6時間後にはもう要らないレベルに集まる。。
このスピード感はおそらくSNSの発達が
もたらした現象でしょう。
レスポンスが異様に早く
それは悪い事ではないのですが
この先は「情報収集」以上に「鮮度」が最需要です。
という事は ニーズ確認→拡散→反応→声掛けによる収集・集約・・・
この段階で タイムラグで
集めた物資がすでに要らないという現象が起きます。
残念ですが 送る頃にはもう要らないモノ。。
そうなることもあるのです。
そして 僕は東北支援はじめてすぐに
「お前らがこの街をダメにするんだ」
そういう言葉をかつて言われました。
それは 人は貰えるなら貰いたがり
自分で買えるモノまで欲しがり出す。。
怠けるようになる・・
こう言う方が全てではないですが
そう言う人も出てきます。
あえて書けば 買えるモノまでニーズにあがっています。
またそのニーズの品は「必要不可欠」ではない
なくてもいいモノでした。
過剰な物資は人を腐らせます。
ここがボランティアの難しいところです。。
また 大洲市では店も再開しはじめ
物流も復活し お金でモノが買える状況に
なっているとも担当者は言いました。
確かにここから多くのお金が住宅再建にかかります。
だから少しでも出費は抑えたいのは当然です。
でもそうなると 街の再建に大きな役割を果たす
「商店」が疲弊します。
もしかしたら負債抱えます。
モノ余りは商店を潰していきます。
理美容もそうです。
今無料で ボランティアで髪を切れば
その方次に髪を切るまでの間に
再開した理美容室にはお客さんが下手すれば
2か月誰も行かなくなるかも知れません。。
刻々と変わる局面は もっと早くなります。
それは間違いなく「良いコト」です。
再建に半歩でも進んでいる証拠です。
でも、その新たな局面には
時に物資支援は「邪魔」になります。
担当者の方と僕は話しました
「善意は怖いでしょ?」
「はい、でも言いにくいんですよ」
「僕も発信しますから
勇気を持ってバルブを閉めてください」
でも 何度も言いますが「誤解」しないで
大きな支援が閉じていくだけで
小さな声 個々のニーズが無くなる訳ではありません。
ノリさんとも今日
避難所の「人」から掘り起こしていきましょうって話で
一致しました。
避難所や被災地。。場所からでなく
人から
それは小さくささやかな声です
聞こえにくい声です
もしかしたら取りこぼされ 見落とされ
気付かれない声かもしれません。
支援の意識の置き所がすでに変化していく時がきました。
難しい局面です
情報鮮度と送る前に現地に確認作業
これをお願いしたいのと
あえて書けば 大きな発信からの
物資支援は徐々に終わりが見えてきた感じがします。
何度も言います
全部要らないって話ではありません
支援側の意識が問われる時期に来ているようです。
情報の確認を是非よろしくお願いいたします!
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