猿でもわかる福島第一原子力発電所探訪記~汚染水は海へ?その3~

10月18日

 
僕は 東日本大震災で発災した
 
福島第一原子力発電所
 
通称  いちえふ
 
その まさに現場・いちえふ構内に
 
一般社団法人AFWの主宰する
 
視察に加わり
 
いちえふを直にこの目で見てきました。
 
 
 
 
 
いろんな人の いろんな記事を読むにつけ
 
見るにつけ  皆んな 言いたい事溢れるのは解るけど
 
小難しく書きすぎだ!!
 
 
 
そりゃ正確に伝える事も大切だけど
 
そこに注力し過ぎて 肝心の
 
伝わる側が置き去りな記事が多いと感じる。
 
あっ  非難じゃないよ
 
そう感じたのね。
 
 
だからね  この僕のシリーズは
 
ある意味大雑把に
 
そう、
 
 
猿でもわかる
 
福島第一原子力発電所
 
探訪記
 
そんなシリーズにしていきたいなと思います。
 
このシリーズのプロローグ。。クリック
 
猿でもわかる福島第一原子力発電所 その1。。クリック
 
猿でもわかる福島第一原子力発電所 その2・・汚染水タンクの中身
猿でもわかる福島第一原子力発電所 その3・・汚染水は海へ??その1
猿でもわかる福島第一原子力発電所 その4・・汚染水は海へ??その2
ぜひお読みいただければと思います。
 
このシリーズのお読みいただく注意点と
用語の説明があります。

 

 

 

前回の記事で

 

建屋内の高濃度汚染水は

 

建屋内に封じ込められてるけど

 

水素爆発で降り注いだ放射性物質の影響は

 

地下に潜り 残留し それと地下水が混ざり

 

海に流出してしまっている

 

でも 海洋汚染は引き起こしていない。

 

でも その流出リスクを極限まで抑え込むために

 

 

を作った 作ろうとしてる。

 

 

凍土壁と言う

「土」「地面」を

凍らせるモノと

 

 

 

 

海側遮水壁という 

本当の壁など

 

 

でも

 

その壁が

 

新たな汚染水を

 

生みだしてしまう

 

原因になってしまった・・

 

 

 

 

ここまでが前回ね。

 

 

 

 

じゃぁ何故

 

壁が汚染水を増やしちゃうの??

 

壁で遮るんじゃないの??

 

そこを見ていきます。

 

 

海側遮水壁

 

 

 

 

コイツが出来て

 

原発前の海の放射性物質濃度は飛躍的に下がって

 

効果が出た。

 

 

 

でも

 

陸側遮水壁=凍土壁

 

コイツは まだ 片側・・

 

凍土壁は 原発の建物を四方を囲む状態に作る予定なんだけど

 

いろいろあって (意見の相違ね 技術的な問題ではない)

 

 

試験的に 四方の 

 

片面・海に向いてる方のみ凍らせたの

 

 

 

 

 

そしたらね 壁が出来たでしょ?

 

どうなる??

 

 

 

 

地下水が流れてくる  ⇒

 

壁あたる 遮られる   ⇒ 

 

今まで流れてたものが 

流れられない ⇒

 

押し戻される  ⇒ 

 

横に、下に、上に、

水は出口を求め広がる  ⇒

 

地下に残留する 

今まで水に触れていなかった 

放射性物質に 

地下水が混ざる・・・

 

 

 

そう・・

 

汚染水の

新たな誕生・・・・

 

 

 

 

 

Σ(゚□゚;)

 

 

なんでやねん!

 

 

 

地下水を海に出さないための対策が

 

中途半端な運用とは言え

 

逆に汚染水増やしちゃった(゚Д゚;)

 

これガチに

 

想定外!!

 

 

 

 

でもさ

 

逆説的に言えば

 

凍ってない 凍ってないって言われてる

 

凍土壁

 

これ 凍ってんじゃん!ってコト。

 

 

だから地下水は行き場を失い

 

広がった。

 

 

イイ事じゃないけどね(-_-;)

 

 

 

 

フェーシングという

 

 

 

 

地表を覆う いわゆる舗装をして

 

地上に汚染水が出ないようにし

 

くみ上げ井戸で その水を汲みだし

 

一部は建屋に戻し

 

一部は浄化してタンクへ

 

海側遮水壁で 最終的な海への

 

流出を抑え

 

水との戦いは続いてるんだけど

 

 

海洋汚染は 相当なレベルで

 

改善され 相当なレベルで

 

安定化しています。

 

 

 

 

 

その 海が安定的になりつつある

 

その証拠を 次から紐解きます。

 

 

東電の資料に頼らず

 

民間のチカラでそれを証明してるんです

 

 

そして 「誰に」海の汚染状況を聞けば

 

一番いいのか??

 

それは・・・

 

 

 

 

 

あっ

 

さかな君ではないですよ(笑)