花は咲く~試練の雨~

花が咲くとき必要なのは

 

太陽の光に 豊かな大地 優しい風

 

そして雨・・・

 

今回の関連記事・・ 

花は咲くの種

花は咲く・・・芽吹き

 

雨を厭うことはできない。

もしも「あいにくの雨」と思うなら

思うより

 

「この雨は誰かが

 待ち望んだ雨かもしれない」

 

そう思えば 雨はまた違った景色になる。

 

・・・まぁ晴れの方がいいけどね。

 

 

仮設住宅で撒かれ 芽吹いた花の種

 

 

すくすくと伸び やがて綺麗な花を

咲かせるかのように思っていた。

でも。。。。

 

 

「小俣さん・・・今度のクリスマス会・・・

中止にしていただけないでしょうか?」

 

電話の向こうで

当時、仮設住宅自治会長のOさんは

苦しげに言う。

 

僕は

「なぜですか??」

 

そう聞きかえした。

 

「子供たちいるでしょ?あの子らの

親たちは自治会活動に参加しないで

好き放題して 自治会の備品を使うだけ使って

片付けもしない。

子供らも手伝いも、挨拶もあんまりしない。

そんな親や子のために動きたくないんです」

 

全身の毛が逆立ったのを覚えてる。

Oさんの口ぶりから

Oさんの考えでないのが分かる。

 

「Aさん(現・糠塚前仮設住宅自治会長)だな・・・」そう感じた。

 

 

 

 

僕はすぐにAさんに電話した

 

「なぜです?なぜ中止をって」

 

「聞いたでしょうが もうあの子らのために

何かするのが嫌なんですわ。

お互いさんの気持ちもない

ありがとうもない

手伝いもしない

それじゃやはりやってられないですよ」

 

 

世の中 絆 絆の大連呼の時

実は 絆なんてそうは無い状況の場所

ザラにあった。

 

あんなのは マスコミが作り出した幻影・・

 

僕は 子供らの親のリーダー格の

Eさんに電話した。

ほとんど叱責だったと思う

 

「いや・・これからは手伝いますよ・・

小俣さんのイベントもなんでも言ってください

手伝うから・・」

 

 

そして再びAさんに電話

煮え切らず 納得できない様子の

Aさん。

 

「ハッキリ言わせていただきますが

大人同士のイザコザ 行き違いに

子どもを質に取るようなマネは止めてください。

こういう時だからこそ 大人がかっこいい背中

見せる時でしょ?

それをイザコザなんて・・

俺は 夏にクリスマスにサンタ連れてくるって

約束したんだ 大人の事情は俺には関係ない

クリスマス会は勝手にやらせてもらいます。

そんな背中見せてるんじゃ なおのこと

俺が大人のかっこいい背中を子どもらに

見せてやります」

 

さらに

 

「大人同士のイザコザでしょ?

向き合って話し合ってください!

それが大人の役目でしょ?

俺にはカンケーない!!」

 

 

・・・・スミマセン 啖呵すぐ切っちゃうんです

 

 

 

 

で 実は強行突破してやっちまったのが

2回目のクリスマス会なの。

 

餅つきを子どもらとしたり

ミニコンサートに

ベリーダンスショウ!

 

オイラ サンタ姿。

その姿で 餅を搗く

サンタクロース。

 

 なぜか祭りのハッピの子供達。。。

最高のミスマッチ(笑)

 

 

Aさんとも この頃は

・・・・な状態が続いてたんですよ

 

ビミョーな空気・・・

 

 

でもね

 

ここで「秀ちゃん」って方が

僕に歩み寄り

話し始めます・・・・

 

 

つづく・・・