西田敏行に見る「無造作ヘア」について・・

かつて　西田敏行が

池中源太８０ｋｇ

というドラマで

いつも　寝癖のスンゴイ頭で起きてくるシーンがあり

放送後のインタビューで

「ヘアメイクさんにですね　凄く時間かけて　

寝癖の髪にセットしてもらうんですよ。

　でね　仕上がったあと　こういわれるんです。

　《西田さん　待ち時間に寝ないでくださいね　

寝癖ついちゃうから！》

　・・・・寝癖の髪型なんだから　

寝癖ついてもいいんじゃないかなぁ～って・・」

その時　子供時代のオイラは知った。

無造作と　

無造作に作るは　

違うんだ！と・・

・・・・・・・・・・

これが　ヘアメイクさん

渾身の　無造作ヘア＠寝癖！！

無造作ヘアの出始め

それでセット出来てんの？？

そんなこと　よく言われたな～

いまはそれが　普通になったよね～

でも

無造作ヘアって

本当に紙一重のカッコよさの追求だよね。

で

久保君

本日のオーダーは

本当はカットだったんだけど

目指してるスタイルのテイスト

もっさり　無造作ヘアに

長さが足りていないと思ってたらしく

「少し短いけどイケるよ～」と言うと

「じゃぁパーマで」って

そう言うワケだから

長さはほとんど切らず

でもね

久保君は

毛量多く

骨格も張ってるから

少しだけ　ハチの周辺と

耳上あたりに細工して

巻き巻きへ・・

パーマって

基本　

「ボリューム」

の出るメニュー

だから

久保君の髪質　骨格　目指すスタイルに対して

まんま巻いては　ボンバりすぎる。

かけた後の　毛量調整　なんかで対応しても

ペラペラに　なってしまうのもいただけない。

どうしよう・・・

どうすればいい・・？？

どうすればいいの？

ドラえも～ん！！！

「うふふ　任せてぇ～」

（大山のぶ代の声をあててください） 

うぃーぴんぐ・ぱーまぁ～  

テレレレッテ　テェ～♪

こんな画像の加工に　力使うなよ・・ホントに・・

ウィーピングって言うのは

ウィービングとは、特殊な技術を使用するカラーリング技法で、明るい色や暗い色をすじ状に入れて立体感や動きを出すテクニックです。 アルミホイルの下の髪色とチップの髪色の差が、ヘアスタイルを立体的に見せてくれます。

カラーに使う技法なんだけど

簡単に言えば　筋状に毛束をとるんだけど

パーマに巻き付ける髪を

普通に取らず　筋状にとり

巻き付ける毛　巻かない毛が　交互に来ることで

しっかりカールが入りつつ　巻かれない髪が混ざることで

自然に馴染　ボリュームもおさえられ　画一的なパーマの動きでなく

ランダムな感じになる・・

そんなかけ方をしてね

薬付けて

あぁだ　こぉだ

して

時間おいて

残留薬剤消し去って　引き算のダメーケアして

お流しして

で

一旦乾かして

毛量調整して

ばぁ～って乾かして

ワックス　もみもみしたらぁ

ずん！！！！

ずずん！！！

ホント　ばぁ～っと乾かしても

変にボリュームも出ないし

ウィーピングの効果で

立体感も簡単に出るから

ワックス揉み込めば　こんなん感じになるよ～（＾＾）

バスケの後も大丈夫！！

これで　また少し伸ばしたら

もう少し揺れる感じにかけたら

バッチリ！！☆

ってんで

パーマもかけ方次第で

毛量調整ばかりに頼り過ぎず

バランスよく

フンワリできるよってお話でした～

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