今年最初の「のぶさん講習会」その３～最初のキモチ～

 

のぶさん講習の記事

 

まさかのシリーズ化しての

 

最終回

 

シーズン１　　　シーズン２　　

 

のぶさんの語る言葉に

 

突きつけられ　刺され　剥がされ　

 

現れた　

 

最初のキモチ

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

このブログのキッカケになった

 

日本一予約の取れない

 

世界初「お客様参加型サロン」

 

野武屋本店の

 

のぶさん

 

 

アップ過ぎて　わからん・・

 

 

 

 

のぶさんの　カット講習に

 

六本木まで行ってきました。

 

のぶさんの講習は

 

「感じる講習」とでも言うんだろうか？

 

のぶさんは　もちろんカットの話もするんだけど

 

 

 

技術とかのテクニック論よりも

 

何故　そのテクニックが必要で

 

何のために　そのテクニックが必要で

 

誰の為に　そのテクニックが必要か？

 

そして　その誰かに　どうなって欲しいのか？

 

 

 

 

意外と思うかもしんないけど

 

ここって　聞けば当たり前だけど

 

じゃぁ普段オイラ達は　究極そこに意識を向けているか？

 

そう問われれば　胸に重たい何かが落ちる・・

 

 

 

 

のぶさんは　

 

「それ」をしていて　

 

ブレる事なく貫いている。

 

その結果が　日本一予約がひきも切らず

 

毎日　笑い顔が絶えない店が生まれている。

 

 

 

でも　感じるんだよね

 

そりゃ　そんな大繁盛店になりたい！

 

そういう思いもあるんだけど

 

それだけじゃなくて

 

もっと深いところに憧れがあるんだよね。

 

それは

 

のぶさんに触れることで

 

自分の中身を　引きずり出されて

 

晒されて　自分と対峙して

 

「最初のキモチ」

 

が立ち上がってくる。

 

そんな気がした。

 

 

 

そんなのぶさん。

 

講習の中盤　のぶさんヒストリーを語りだす。

 

そこには　もしかしたら　誰もが通ってきた

 

 

 

「普通の道程」

 

 

があった。

 

 

 

失礼ながらそう感じた。

 

 

でも　その普通の道程を

 

 

ちゃんと歩める人間は

 

 

そうはいないんだよね

 

 

 

歩いていれば

 

水たまりもある

 

石もある

 

疲れたところに　バスが来て

 

歩くべき道を

 

楽してすっ飛ばす誘惑もある。

 

歩くことさえやめる事は簡単

 

そして

 

歩きながら知らず知らず

 

 

 

だんだんとやり過ごすことを覚え

 

 

だんだんと言い訳することを覚え

 

 

だんだんと目をつぶることを覚え

 

 

だんだんと自分の枠を作ることを覚え

 

 

歩んでいる道は知らず知らず曲がり　

 

 

 

振り返れば曲がり角で　

 

歩んできた道は見えず

 

 

気が付けば　

 

 

曲がり角ばかりで

 

先も見通せなくなってくる・・

 

 

 

 

のぶさんの　底知れない魅力って

 

歩んできた道

 

歩みたい道

 

そこが　ハッキリしてるからだと思うのさ。

 

 

 

そりゃ紆余曲折や

 

のぶさんヒストリーでも語っていたけど

 

歩く道が霧に覆われて　見えなく、動けなくなった時も

 

あったそうだけど

 

そこからまた　歩き出した

 

自分の

 

「普通の道程」を。

 

それってきっと覚悟いるよね。

 

またその　紆余曲折や霧に立ち向かうんだから。

 

 

 

 

 

「新美容とか見ながら　こんなの作れるようになりてぇ～な。

 

やっても出来ね～。でも　こりゃやってやって　やりまくるしかね～って」

 

のぶさんは　サラッと言った。

 

 

すんげぇ～突きつけられた・・

 

 

 

これ、みんな思うのさ

 

 

「最初のキモチ」

 

だから。

 

 

でも・・

 

本当に例えばオイラが

 

同じようにやったか！？

 

歩いてきた　自分の道を振り返れば・・・

 

 

 

 

そして

 

それが作れれば、出来れば

 

金が儲かるとか

 

考えてはいない

 

 

 

 

 

最初のキモチ　は

 

 

「これができたら　誰かが笑ってくれる、喜んでくれる」

 

 

そこだったはず。

 

 

 

 

 

のぶさんは

 

やってきたんだよね

 

それが

 

「今」なんだから

 

 

 

 

そんなオイラの道と

 

一瞬だけ

 

のぶさんがクロスした部分があってね

 

 

それが

 

東日本大震災

 

 

来月もまた オイラ行くんだけど

 

 

のぶさんも　オイラも

 

場所は別でも　２０１１年のほぼ同時期に

 

ボランティアカットに行っていたのね

 

 

オイラは　何の組織にも入ってないから一人で

 

民家の軒先　

 

 

 

これは　２回目の　炊き出しと音楽とヘアカット。

 

歌いながら切って　楽しかった～

 

 

 

 

その時の話を

 

のぶさんはカットしながら語ったんだけど

 

のぶさんは大槌町

 

オイラは石巻で

 

オイラも同じ体験してるからわかるんだ。

 

 

 

ただ「髪を切る」それだけ。

 

オイラは街の片付けや土砂の撤去とかしたくて行ったの

 

でも、こんなこと言われたモン

 

「ケンさんには　ケンさんにしか出来ないことがあります。

 

　それは髪を切ることです。髪を切ってあげてください」

 

それで　正直渋々　髪を切ることにしたの。

 

だって　髪を切るより　今大切な事がこの街には

 

いっくらでもあんべぇ～よ！！って思うから。

 

床屋が　美容師が

 

何　出来るってんだよ！

 

そんな風に思っていた。

 

 

 

そしたらね

 

ある女性の方が

 

 

 

「ありがとう。今日　私は再スタートを切るの。

 

だから髪を切るの。」

 

 

 

そう言われたの。

 

そん時　思い知った。

 

 

この仕事はスゲ～！！って

 

 

 

髪を切ることは　こんなにも

 

人の喜びや意志やチカラを生み出す

 

背中を押す　ココロ動かす

 

きっかけになるんだって

 

それを　再認識させてくれたの　この一言が。

 

 

 

 

講習の帰り際　のぶさんにこの話をして

 

のぶさんは

 

 

「この仕事パワーあるよね～（笑）」

 

そう言ったの。

 

 

 

そう

 

パワーあるんだよね。

 

 

それを

 

実はオイラ達みんな

 

知ってたはずなんだよね。

 

 

だって

 

 

最初のキモチ

 

 

「これ出来たら　つくれたら

 

 

喜んでくれるだろうな」

 

 

 

 

そして　続けてきたんだから

 

 

みんな

 

 

誰かに喜んでもらえてきたはず

 

 

 

そこから　

 

 

歩き出した道なんだもん。

 

 

 

 

　自分を動かして

 

 

誰かの心を動かしてきたんだもん 

 

 

 

 

想い出のチキンカレーから始まり（爆）

 

心に響く講習を受け

 

「最初のキモチ」を

 

再確認した今

 

オイラは今年

 

どんな風に歩ていくか

 

ワクワクするのだ。

 

 

今年最初に

 

この想いを浮き彫りに出来たことに

 

感謝を！！

 

 

ダラダラと長いブログ

 

お読みいただき

 

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

「少年の時の感傷、想いを

 

大人になっても持ち続けている者は

 

イジンである」

 

山内容堂

 

 

イジンはあえてカタカナで書いてあった言葉。

 

偉人？異人？

 

さて　どっちかな？（笑）