ご来店の初日・・・
超乾燥毛に 細かく縮れた髪質
スキバサミ入れられすぎてて どうしようもなくまとまらない・・
カットして とりあえず髪のカットを整えていく方針と
ハナヘナご希望なので ハナヘナ:ナチュラル+アワル+ミックスの
トリートメント処方で ハナヘナる。
で、
ハナヘナしても
乾かすと ブワーって広がってきちゃってた髪が
2か月間のDO-Sケアとハナヘナで
自然に髪が落ち着くまでにはなってきました。
髪表面の見た目も ガサついていたのが 面が整い艶も出てきた~(^^)
でもね・・所詮 シャンプーとインドの草・ハナヘナ・・
癖が根本的にとれるわけがない・・
髪質良くなってきたから さらに まとまり感や
手入れの楽さを求めるのが人情ってもんで
今回は いよいよ縮毛矯正をします。
ここまで ケア中心で来たのに 一番傷むメニューに行くか??(汗)
鈴木さんの髪質は典型的な「微シス毛」
簡単に言うと 髪の中を構成している成分が少ない。
それもパーマをかける本丸に近い部分が少ない・・
そこにきて 毛先は細く 梳きすぎと元の髪質とが相まって
ヒヨヒヨな毛先の状態・・
これに縮毛矯正は・・難しいのだ・・
で!!正直を旨とする僕は
カウンセリングで
1:毛先まで綺麗に伸びないと思う
2:お顔周りも特に癖が残る可能性がある。
3:でも ブワーっと広がるストレスからは解放できる
4:傷みます。でもダメージは最小限にします!
というお話をさせていただき ご了解いただきGO!!
薬は迷ったんだけど 微アルカリ中還元的な薬剤調合。
もうちょい強くてもいけるかも・・と思いもしたけど
リスク回避を優先させてね。
そう
傷む技術の縮毛矯正
ましてやダメージや髪の質感を
大切にしたくて2か月半ケアしてきた。
ここで博打うって
すべてを破綻させちゃいけない!
不確実な結果を求めるより
リスク回避でいくのがベスト!!
カウンセリングでも 伸びよりボリュームダウンとまとまりを
主たる目的にしてるから・・
で 薬剤塗って30分放置して
お流しして 丁寧に乾かして
アイロンをしっかり入れて
充分酸化させて・・
お流して 残留薬剤抹消して
丁寧に乾かして・・・
想定通り 毛先のヒヨヒヨな部分はヨレてしまう。
でも ダメージを感じない程度に仕上がって
乾かすだけで 広がらずまとまるようになった!!
何より 鈴木さんが
「わぁぁ~!!!」って笑ってくれた!!
大切なのは
縮毛矯正という技術を用いて
何をしよとしているか??
ん?癖を伸ばすんじゃね~の??
違うね!!
癖を伸ばすだけが目的でない
その先にあるのは
「喜んでもらう」ことだと
思うのさ。
これは極論だけど
今回の様に条件的に 完璧に伸ばすことが「僕には」難しい案件だった。
いや 多分「博打的」にやれば「結果的には」できたかもしれない。
でも それは「結果的には」で結果オーライな 不確か不確実な仕事・・
それ・・いいのか??
それより 今の自分の力量と知識で 正確に読める 判断できる 見通せる仕事
それでベストを尽くす方が 僕はイイと思うの。
特に縮毛矯正でのダメージは取り返しきかないほど
深刻なダメージを起こすから・・
正直 いっぱい失敗もしてきたし 今もやった仕事を思い返して
「あぁすればよかったのか?「こうすればよかったのか?」思う事多い・・
正直に 正確に 意志の疎通をはからせてもらって
お客様と納得しあえる 喜び合える仕事・・
それが orbは大切だと思うのだ。
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