バカとハサミは使いよう・・
昔の人は上手い事を言うもんだ・・
僕もバカの一人として こうしていろいろ調べて
ある方向の人からは疎んじられるんだろうけど、
要はバランスと思うの。
バカも使いようによってはハサミのように役に立つ
けど使い方間違えば 大きな怪我や誰かを傷つけてしまう・・
薬剤もそう・・
抗がん剤なんて がんの進行や がん性の痛みを抑えても
抜け毛や嘔吐 倦怠感・・様々な副作用との秤にかけて
使用されるでしょ?
そう・・
「毒かどうかは用量、配合バランスによる」
様々な商品やケア剤はそのバランスで出来ているの。
薬効と毒・・
安全なモノでも 食べすぎたら腹も壊す
安全なモノでも組み合わせ間違えば毒素が出るかも・・
もしかして 微量は吸収されちゃうとしても
シャンプー程度用量、濃度と時間で
どんだけ体内に害が起こるのか・・・???
もしも吸収されても
人間には代謝という素晴らしい機能がある!!
確かに放射性物質も経口なら簡単に排出するの
あの原爆のプルトニュウムでさえ 経口なら代謝できるの。
ただし 粘膜吸収されると厄介・・
放射性物質も経皮吸収はない・・
じゃぁ テーマのラウリル硫酸塩はなどの合成界面活性剤は
言われるような心配はなく安全なのか?
そう言われれば 正直にこう答える。
石鹸を含む
他のすべての界面活性剤と同じく皮脂を取り除くため、
皮膚や眼に炎症を起こす可能性がある
これは事実!!
でもこれは 経皮毒とは関係ないじゃん!
体内に入り蓄積されるとかじゃなく
ただ単に 皮脂を取り除くため
その力が事実強いために 炎症や体に反応が出る
って事なんだよね。
ここをゴチャゴチャニしている気がするよ。
したら 浸透しない!!透過しないって言うなら
世にある 育毛剤やらスキンケア商品も効果ないのか??
ってなるよね??
それらが皮膚に浸透するのであれば、逆に
シャンプーの成分が本当に頭皮を透過しないか??
するんじゃないの??そう考えるよね?
前の記事にちょろっと書いた
「お肌の奥深くまで 潤い浸透」のスキンケア商品のCM
画面の下に小さく「角質層まで浸透」ってあるじゃん。
尿素とかは角質層に働きかけて 浸透しやすくする成分もあるらしいからね。
でも 角質層って・・
皮膚からしたら ムッチャ表面・・・
血管ないし・・・
つまり、皮膚のどこまで浸透しているかが問題。
体内に入って 血液うんぬんや子宮まで入ってとかではなく
頭皮のどの層まで浸透するとか?
シャンプーにしろスキンケア剤にしろ
体内の血液にどうこうじゃないと思うの
皮膚のどのあたりまで浸透しているか?
それで効果・効能が違ったりするんじゃないのかと思うの。
でもさ、湿疹やアトピーや
頭皮の本来の力 「バリア機能」皮脂膜などね
これが弱い人はちゃんと考えるべき!!
浸透のうんぬんの心配じゃなくて
ラウリル硫酸塩などの 界面活性剤は
皮脂を取り除くため、
皮膚に炎症を起こす可能性がある。
これも事実!!
ただね、経皮毒っていうのと
皮膚に炎症を起こす可能性っていうのは
必ずしもイコールで簡単に考える事は
出来ないとおもうのさ。
商人的な人たちは 結びつけたり 利用して説明やら洗脳やらしてるみたいだけど・・
むしろそういう単純な図式化が
大切な本当の部分を見えなくさせたり
考えれなくなったりして
そこに付けこむ輩が横行して
いかがわしい商品や 似非科学で儲けようとか
より皮膚トラブルを深刻化させている例なんて
いくらでもあるでしょ??
このシリーズは 単に ラウリル硫酸塩がいいだの 経皮毒がうんぬん
それを言いたいわけでもないし あるなし論したいわけでもなく
考えよう!!って企画なのさ。
原発問題の放射線に関してもいろいろ読むけど
やっぱり いろいろな意見があるワケ。
だから思うの
自分で考えないとって。
そして 知って 自分で判断しなくちゃいけないと思うの。
その上で ラウリル硫酸塩はじめ合成界面活性剤は
嫌だと思うなら
心配と思うなら
使用を控えるのがいいと思う。
そこに正しいも間違いもなくて
その人、一人一人の「価値判断」だから。
僕らは 何かを売らんがために 誤魔化しや嘘のない
情報や お店としてのポリシーを伝え・発信して
お客さまの「判断基準」の助けになる必要があると思うのさ。
こういう時代だからね。
正直に・・・
ましてやシャンプーは僕の仕事の大事な道具。
ここを真剣に考えないで
どうしてお客様に向き合えるのかな?
このシリーズを通じて僕自身
もう一度シャンプーや使う商材について
深く考えたり 調べたりして
「信頼される専門家」と言われるようになりたい・・
そう思いを強くした。
・・・真面目な終わりだ・・
つづく・・かな??
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