なんか読みようによっては
orbは化学物質支持派のような記事が続くな・・
ど~も orbのケンです。
う~ん そういうわけじゃないんだけど・・
僕自身は有機無農薬とかの野菜や
正しく育てられた食品や 製品
プロダクトも含め 人がしっかり関与した物が好き!!
自然大好き!!
どっちかって言えば ロハスやナチュラリストな考え方。
でもね 狂信的・妄信的なのは嫌いなの・・
反面、科学大好きっ子だから 科学で説明できないモノはナイ!!って
思うくらいなのさ。
気功やいわゆる心霊現象なんかも 今の科学では「ない」でも
科学が進めば解明されて それは今の科学の概念を越えることだってあるはずってね。
宇宙のブラックマターや暗黒エネルギーやらね・・
ただそれを商売や如何わしいことに使う奴らが許せない!!
あっ・・話が進まない・・(汗)
元に戻して 今回のテーマにはいりましょ・・
経皮毒とは?
生活用品に含まれる化学物質は皮膚浸透し
体内蓄積され 体内外に悪影響を及ぼすこと・・・
有害化学物質の体内混入ルートは
「経口吸収」「粘膜吸収」そして「経皮吸収」があります。
経皮毒とは このなかで 「経皮吸収」
すなわち 皮膚から浸透し体内に吸収されることです。
皮膚バリアをもってしても、完全防御は不可能で、
合成界面活性剤などの脂溶性の化学物質によって突破されてしまいます。
皮膚に接触した物質の『0.5%』が、
皮膚の中まで浸透すると言われています。
(※単純計算で、200本合成シャンプーを使ったら
まるまる1本分の有害物質が浸透される)
今回は皮膚の吸収に関して考えて見よ~!!
皮膚の物質の透過
皮膚は物質の排泄する役割も持つ。
動物によって特に大きく異なっている機能は、皮膚の物質透過性である。
ほとんどの陸上動物は、体内の水分を体外に奪われないよう、
皮膚は水分を通さないようになっている。
これはその動物がどのぐらい乾燥した環境に適応できるか、
ということと密接に関連している。
それに対し、水中で生活する動物の場合はもう少し複雑である。
海中で生活する動物の場合、海綿、クラゲなどの比較的単純な動物であれば、
体内で細胞外にある液体(体液)は海水とその成分は同じであるため、
皮膚は海水が体内に入るのを遮断する必要がない。
こういう動物は、逆に、皮膚を通して酸素を含んだ新しい海水を取り入れたり、
老廃物を含んだ体液を排出することも可能である。
しかし、海産魚など、より複雑な構造を持つ動物になると、
体液の濃度は海水そのものよりも薄いため、
この場合には皮膚を通して海水が浸入しないように、
同時に、浸透圧の差の関係で、体内の水分がより高い塩濃度の海水に奪われないように、
水分をできるだけ通さない構造になっている。
逆に、淡水で生活する動物では、体内の塩分が重要であり、
これが体外へ奪われないようになっている。淡水魚や両生類もこれに属する。
また、水分の透過性のある皮膚では
それに溶け込んだ空気を一緒に透過させることも可能である。
海中の無脊椎動物などのほか、一部の両生類などでも発達しており、皮膚呼吸と呼ばれる。
難しい??
簡単に言えば
陸上生物の僕ら人間の皮膚は
排出器官であって、吸収器官ではない。
むしろ水分が奪われないように
皮膚は水分を通さないようにできている!!
ってこと。
通さないってことは
吸収しないってこと!!
良くCMで
「お肌の奥深くまで、潤い浸透」とか化粧品で言うじゃない?
で、画面の端っこに「角質層まで」って書いてあるじゃん??
あれ、要はほぼ表面って事ね。
奥深くないのさ。
でも湿布やニコチン・パッドや女性ホルモンの貼り薬あるじゃん??!!
沁み込む 吸収するじゃん!!
あれはね
「経皮吸収型製剤」って言って
皮膚に密着させて用いる製剤で、
皮下の血管から血液に取り込まれることによって、
皮膚やその近くの組織ではなく全身への作用を期待する薬剤。
狭心症に用いるニトログリセリンや硝酸イソソルビド、
更年期障害に用いるエストラジオール、
また、癌性疼痛時に用いるフェンタニル製剤などなど・・。
これらは製剤側(例えば湿布側)での放出制御
または皮膚の透過速度が一定であることを利用し、
①長時間にわたって血中濃度を一定に維持することができる
②肝臓での初回通過効果を回避できる
③経口投与ができない患者にも容易に適用できる
といった利点がある。
しかし、薬物の皮膚透過速度は一般に遅く、
現在のところ適用できる薬物が限られている。
一般的に、分子量が小さくて適度に脂溶性のものは入りやすいと言われてるんだけど
ハンドクリームによくある尿素など、角層たんぱく質の構造を変えるなどして
物質透過性をよくする物があるにはあるんよ。
でも、物質によって大きく透過性は異なるから、
経皮吸収はちゃんと狙って行わないと、
たいていの場合、それほどは吸収されないものが多い。
結局ね
皮膚は水分を通さないようになっているんだから
シャンプーとかは 髪も皮膚も水に
濡れているときに使用するでしょ?
濃度は自然に薄くなっている。
で すぐに流すじゃん。
シップやニコチンパットのように
貼りっぱなしとは違うのさ
薬物の皮膚透過速度は一般に遅いってことは
シャンプーしている時間なんてたかが知れてるでしょ?
しかも そのあとに すぐにすすぐでしょ?
つまり透過する時間が無い。
現在のところ適用できる薬物が限られているってことは
シャンプーなどに配合されてる成分にはほぼそれにあたるものは
無いみたい・・
テーマの悪い成分として有名な
ラウリル硫酸塩
発がん性も言われてるけど
科学的には・・
発癌可能性の論争
1970年代に発癌性が指摘され厚生労働省によって精密な追試が行われたが発癌性は確認されていない。東京都立環境衛生研究所の調査でも毒性は無いとの結論に達している。
また、米国化粧品工業会も化粧品原料評価を行い発癌性を否定しており、インターネットやE-mailで流布される発癌性懸念の噂は虚偽であるとのカナダ健康省や米国癌学会American Cancer Society の見解を紹介している。 さらに、2007年現在までIARCやNTPの発癌性リストに載ったことは無い。
科学的、医学的な根拠がないにも関わらず、現在においても発癌性が盛んに主張される背景には、天然石鹸を販売する業者が市販の歯磨き粉や洗剤の中に含まれる危険な成分としてこの物質を紹介しているという事情がある。
例えば、「情報センター出版局」という出版社が発行する『危険度チェックブック』には発癌性・アレルギー性のある成分と記されている。
wikipediaより
何より思うの・・・
シャンプーや化粧品の全成分表示を調べて、
この成分は安全 どの成分が危険とか
色々と言うけど
本当に大切なのは
それがどれだけ配合されているかって言う
量的概念
ここを置き去りにしている気がするの・・
つづく
コメントをお書きください
まなみ (木曜日, 25 4月 2019 18:29)
そしたら、発癌性で
騒がれてる毛染めのジアミンも経皮毒にならないってことですか?
塗布後、ちょっと時間を置くけど、
ガンになるほどではない、とか?
ken (金曜日, 26 4月 2019 01:26)
まなみさん
はじめまして
はい 僕が知り得る限り 経皮毒では金属アレルギー的なモノはあるにはあるのですが まず「ジアミン」にも物凄い種類があるのご存知ですか?ここではカラーで言われる「パラフェニレンジアミン」をさすのでしょうけど 皆さん もしくはどこかのセミナーが論拠にしてる毒性の評価の化学的な立証は 経口 吸入 または接触 長期間の使用・・そんなとこでしょうか?
先ずジアミンカラーを食べる人はいませんよね?経口による急性毒とは在り得ない条件下での評価です
ちなみに厚労省の諮問機関実験では ジアミンいりの水をラットに飲まし続けての評価とかありえない条件下での検証もあります。
ついで吸入 多くのカラー剤はペースト状で吸入は難しいのと ツンとくる匂いはアンモニアなどの別の刺激物です。
最後に接触
これは確かにアレルギー反応や接触性皮膚炎はあると思います。
でもこれは「反応」であり「経皮毒」とは違います。
また実験等で言われるラットの皮膚がただれた。。って8時間とか普通在り得ない長時間皮膚に塗布し放置してるからです。
そんな使い方すれば人でもただれます。それも経皮毒ではありませんよね?
長期間の使用・・「私はも10年も毛染めしてるから心配・・」と言っても10年毎日 もしくは3日に一回染めてれば何らかの影響はあるかも知れません でも多くは月一回・・年間12回 言いかえれば365日の中12日だけ なんならその1回30分程度 360分 年間6時間程度ですよね その接触時間内で毒素が体内吸収されるとは考えられません。
僕らは手袋なしにカラーすること何て普通にあります それも日に何人も 理美容師のガン罹患率が異様に高いというデーターはどこにもありません
物質のもつ「性能」が即「発がん性」などと何かの危機感をあおり 自身や自社の商品の優位性をかたる「道具」にされてる現状は本来看過できません。
ですから正直に書いています。
逆に僕はみなさんが安全と信じる「ヘナ」だってインディゴはかぶれる危険性があるんですよ ヘナのオレンジの色素は自然界で見たら「毒素」なんですよ
自然のものでのかぶれは 漆などがそうであるように化学物質のようにコントロール効かない分 暴走したら怖いんですよって伝えています。
ちなみにヘナにも 多く言われるデトックス効果・・緑のおしっことかありえません あれは「嘘」です。
モノにはイイ面悪い面が必ずあります
正しい評価 正しい情報 そこからご自身の思考が紡いでいただけることが良い事と思います。
最後に・・正しい使い方 使用量 頻度 等をお守りいただければ「経皮」吸収による「ガン」は在り得ません。
お問い合わせありがとうございました。