僕は自然が大好き
食べるモノも ちゃんと手をかけて作ってくれた農作物や
肉や魚もそう・・
そういうものを食べていきたい。
ただし美味しいならね!
オーガニック!でも不味い!!は嫌!!(贅沢)
天然100%の当店自慢のハナヘナ。
本当にいいですよ!!
染まりも 艶も ダメージケア能力も!!
さてシャンプー・・
この記事からはじまった新シリーズは
僕のお店のスタンス発信や
お客様への出来るだけ正確な情報発信になればと思います。
その中で僕のスタンスに異を唱えられちゃうこともあって失客しちゃうかも(汗)
いや、普段から話している内容だからそれはないか(笑)
では いきます!
今回は 粗悪シャンプーの代名詞!!親玉!!
ラウリル硫酸塩の考察!!
よくやり玉にあがる
ラウリル硫酸塩
「ラウリル硫酸Naはアニオン界面活性剤(洗浄剤)の一種
刺激性が若干ある為に、敏感肌であったり、乾燥肌のタイプの人は、
まれに痒み等を感じる場合がある。」
市販シャンプーに本当によく使われていて
市販シャンプー=粗悪品の図式の中心的なやつです。
なぜこんなにも忌み嫌われている界面活性剤を
大メーカーは使い続けるのか??
それは 泡立ちが良く、強い洗浄性があり、安価に製造できるから!
あと 水質を選ばない!!
石鹸は硬水で使うと石鹸カスが大量に出てしまったり
水との相性がいろいろある。
このラウリルちゃんは オールラウンダーで使いやすいの。
安くて洗浄力があって水を選ばない・・
こんなところが一般向けのシャンプーに良く使われている理由かな。
ここに美容室のシャンプーと市販品のシャンプーの値段の差がある!!
っていい切る人いるけど
確かにそうなんだけど 単純に販売量、多い=生産量、多い=コストダウン・・
まぁそういう側面も大きいような気がします・・
でも・・・
いろいろオドロオドロシイ話もあって
アメリカの大学で 兎の眼にこの
ラウリル硫酸塩を目薬みたいにさして
兎の臓器を調べたら(え~!!兎殺したの??)
脳や肝臓から微量ながら検出された!!!
ヤバいじゃん!!!吸収される経皮毒だぁぁ!!
*経皮毒に関してはまた別に書きます。
ん?レポートよく読むと なになに・・
この結果は点眼してから96時間放置後のデーター・・・
1日24時間だから 96時間ってことは・・
4日間放置・・・
目、しみたろうな~うさちゃん・・
シャンプー4日も つけっぱなしで洗いもしない・・
そういう使い方する人いるか??
それに ラウリル硫酸塩そのものを点眼でしょ??
そりゃ良くはないよね・・
毒性に関してもね
よく取り込まれ蓄積し・・(また経皮毒かい??)
中には妊婦さんの羊水からシャンプーのにおいがした!!
なんて話もネットにのってたよ・・
ンなアホな・・
毎日飲んだって羊水からシャンプーはさすがに出てこないだろ・・
排出されるし 代謝もあるし・・
ってか妊婦、シャンプー飲まないし・・
こういうのも 何かを売らんがためや 洗脳系だよね・・
たとえば経口摂取しちゃったとする
で、そのラウリルちゃんが体内を移動する際には血液を経由するの。
口から入った食物の栄養や毒素を処理するのだって血液経由。
確かに腸管から吸収された様々な物質は
ほぼダイレクトに肝臓に運ばれるというけど
対応するのは肝臓。
とにかく,いったん血液に取り込まれれば、いずれ同様に肝臓で処理されます。
ちなみに
体内に取り込まれた
ラウリル硫酸ナトリウムなどは,
迅速に生分解され尿中に
排出されることが実験的に
確かめられているのだそうだ。
今回のきっかけの「シャンプーでのタンパク変性」についても
以下コピペ!!
合成界面活性剤には「たんぱく変性作用」と呼ばれる性質が確かにあり、
でも、合成界面活性剤に限らず,たんぱく変成作用は
石鹸をはじめとするイオン性界面活性剤一般の性質です。
この辺を気にするのであれば,石鹸ではなく非イオン性界面活性剤を利用した
洗剤を使う必要があります。
また,皮脂を取り除いた状態での皮膚そのものへのダメージは
ラウリル硫酸ナトリウム由来の洗剤よりも,
アルカリ性の液性を持つ石鹸の方が純粋に大きいです。
これがカバーされているのは,石鹸そのものの皮脂除去能力(=洗浄能力)が低いことと,
鹸化反応の副生成物であるグリセリンや残存する油分のおかげです。
そのシャンプーに含まれる 様々な成分の量にもよるしね。
以上を読むと orbはラウリル硫酸塩擁護派!!!???的かな?
orbのスタンスは
もちろん良くないと言われる成分の含まれた商材は
使わないようにしているのさ それは当たり前だよね。
コスト度外視だもん、基本は。
でも それと同じように様々な成分をどう
理解して
使うか
学ぶか
正直であるか!!
薬って 薬効と毒性のバランスでできているのね。
抗がん剤が分かりやすいか。
がんの進行を抑える薬効と
吐き気・痛み・抜け毛・倦怠感・・の反作用
このバランスでしょ??
シャンプーもそう
頭皮を優しく洗う
しっかり汚れを落とす
皮脂を落とし過ぎないように落とす・・
相反する求めるモノばかり・・
orbのシャンプーは
ココアンホ酢酸na
両性界面活性剤。
硬水中でも洗浄力が落ちず、コンディショニング効果に優れる洗浄剤。
低刺激で帯電防止・保湿効果があり、髪にしなやかさを与える。
ココアンホ酢酸Na ってのは
低刺激な両性界面活性剤で よくあるマイルド系の洗剤。
ただし、こいつの欠点は 泡立ちが悪いということと酸性では使えない。。
そして出ました!!ラウリル硫酸塩ではないけど
パレス-3硫酸Na
そう!ラウリルちゃんと同じ硫酸系♩
洗浄力・脱脂力が強く泡立ちの良い 合成の界面活性剤だね。。
頭皮や肌に刺激性は強いといわれてる
orbのシャンプーは
マイルドで低刺激な泡立ちの悪い洗剤と
刺激性もあるが洗浄力や泡立ちの良い洗剤
この2つの 洗剤成分で出来ているのです!!
言わば ハイブリッド型!!いい取り狙い!!
だから 僕は
「うちのシャンプーは誰にでもいいって事はなくて
肌の弱い人や敏感な人には刺激が強いかもです。
一つの商品が全員に合うなんてこと自体有り得ないから
合う合わないありますよね~」
シャンプー解析サイトでも パレスー3硫酸naは
きっと低評価だろうし・・
さて・・ラウリル硫酸塩・・
この成分一つを取り出して ラットやウサギや なんたらかんたらしても
シャンプーの良し悪しの判断にはなりにくい気がします。
それは シャンプーは様々な成分のバランスでできていて
原液が直接髪内部のたんぱく質に当たるはずもなく
シャンプー自体、水溶液で 髪も使う時は濡らしていて
皮膚や髪に当たる時間は長くて5分もない
その後すぐに流してしまう・・
この一連の中ではそんなにタンパク変性が急性に起こるはずもなく
ただ心配は 炎症や皮膚トラブルを抱える方には刺激性が強く
避けた方がいい人もいると思います。
何より大切なのは 成分や内容もさることながら
所詮、シャンプーは「道具」です。
正しくこの道具を使ってますか?
シャンプーを付ける前のお流し、徹底的にお湯で流してますか?
洗う時マッサージするように洗い 不用意にガシガシしてないですか?
流す時 泡が無くなったからと早々に切り上げていませんか?
しっかり軋むほど流してますか?
トリートメント 頭皮にベットリつけてませんか?皮膚トラブルの元ですよ?
そう、成分も大切!!そして使い方も大切!!
シャンプーも 使い方も
バランス!!
ここが大切な気がします。
つづく
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