ヘナとの出会い~自然は優しいの思い込み・・


「ヘナ」を扱うのは


ハナヘナに出会う前に1回あったの。


ハナヘナは インドで手で茎や傷んだ葉 


別の葉・・それを丁寧に選別した


混じりっ気なしの 天然100%の


本当のヘナ。


100%ヘナを謳うメーカーでも


アワルとか無色ヘナで水増ししているのもあるとか・・


だから染まりが悪い!とかあるのかもね・・



 

初めて扱ったのは10年くらい前。

 

今思えば その時は不勉強の その辺にいる聞きかじり髪切り屋・・

 

ヘナ=安全・かぶれない

 

そんな「神話」を信じて ・・・・


カラーでかぶれやすいってお客様(男性)にどっかり塗布。

 

・・・・その日の夕方電話が・・

 

「かゆみが酷い・・腫れてきた・・」

 

 

すぐにご自宅にお伺いして 症状を拝見し

 

平謝りで、皮膚科を受診いただいて

 

症状も酷くならずに済んだ・・・

 

今思えば化学物質がなんらか混入した


ケミカルヘナだったんだろう・・

 

ヘナに関しては、そこで終わり・・

 

当時の自分は「馬鹿」だ。

 

 

そこでなぜ「安全」と言われる「ヘナ」で

 

そういう状況になったか 

 

考えも調べも考察もしなかったのか?

 

 

「なんだよ!!ヘナ!!ダメじゃん!!」

 

 

それでお仕舞・・

 

 

ヘナじゃない!!!

 

お前がダメなんだよ!!!

 

 

↑今の僕が 当時の僕への贈る言葉・・

 

 

そう・・学べばよいのに 学ばなかった・・・

 

 

以来

 

「ヘナ??んなの使わないよ!染まり悪いし かぶれるし」

 

 

そして ハナヘナに出会った・・

 

今思えばだけど 唯一10年前の失敗が役に立っているのは

 

「ヘナは完全ではない」という考えが自分の中にある事。

 

 

正直に書くね、ハナヘナでも 先月インディゴで染めた方が

 

結局病院で、インディゴが原因ではないとのことだったけど

 

かぶれが出てしまった方がいるの。

 

ヘナをやる前のカウンセリングで リスク・デメリットもお話していたんで

 

問題にはならなかったけど 次回からはもう少し気を付けたり対策を

 

しっかりやりましょうって。

 

お客様も「ちゃんと話せるし 聞いてくれるし 対応してくれるから安心」と

 

言っていただけて・・

 

 

「自然はやさしい」「自然は安全」は妄信で

 

 

「自然は怖い」ものでもある。

 

 

化学的な処方は 薬剤が暴走しないように 影響を最小限にするように

 

本末転倒だけど 

 

「体に悪い物を使ってでも 

 

 薬剤をコントロール」できるようになっている

 

 

でも「自然なものは」

 

人間のコントロールなんて聞きはしない。

 

だから 染まりも不安定 

 

収穫時期や乾燥状態なんかでいろいろ左右もされる

 

 

漆のかぶれなんて酷いモンのように 

 

一たび猛威を発揮すればかなりな影響を及ぼす。

 

DO-Sシャンプー&トリートメントもハナヘナもパーマ液何もかも

 

全ての人に合う!!

 

そんなものはないと 肝に銘じながら

 

お客様が喜んでいただけるように学んでいかなくちゃって

 

ヘナの素晴らしさを認識しつつ 気を引き締めるのでした。

 

 

って なんか今回真面目な記事だ・・・(汗)