髪が紡ぐ物語～そーなのディスタンス大切なの！～

ヘアドネーションは大きな変化が伴う

そこには髪型という「カタチ」と

そこに関わる生活という「カタチなき」もの

そこが大きく関わる。

そこには「人それぞれ」の事情があり

ルール的なモノは存在しない

そんな昨日は「カタチなきモノ」へ

どうアプローチするか？への

考えを書きました・・クリック

で

今日は「カタチ」あるもの

そこに向き合う時の

ルールの話を・・

趣味　仕事　生活サイクル

そこから膨らませたイメージは

何のカンの言っても具現化

つまり「髪型」にしなくちゃ

ならないのがこの仕事

 （当たり前か💦）

だからこの段階まで

考慮に入れてこなかった

「骨格」や「髪質」を考慮に

いれていきます

でね

いろんな考え方があるけど

斎藤さんに説明したのがこれ 

ヘタなイラストですいません💦

ヘアドネーションをしようとする

斎藤さんはロングストレートの髪型です

そうなると絵の左側。

気にされる頬骨を基点に

お顔と髪の関係性を見れば

お顔の幅と髪の幅の比較すれば

お顔の方が広く髪の幅が狭い

互いの「距離＝ディスタンス」は

お顔の方が広く

髪の毛の方が狭い

これだと視覚的印象では

お顔が前面に出るカタチ

それに対して

右の絵はオレンジの矢印で指し示すように

お顔の幅と髪の幅のディスタンスが

同じくらいになっているでしょ？

それによりお顔・・頬骨の視覚的影響を

感じにくくさせ

なおかつそこから　顎に向け

髪のボリュームが一気に削れて行くことで

顎のラインがシュッと感じる

で

トップの髪

ここにも「高さ」を出して

お顔の「横」の幅に対して

トップの髪に高さを持たせるように

切り込むことで「縦」の距離を

伸ばすことで　菱形の頂点が上がり

縦長の印象に視覚効果を導く

髪が繊細でペタンとしてしまうのが

お悩みの斎藤さんには最適な

方法にもなる。。

ある意味定番的「ルール」

それを髪を動かしながら説明をしたら

「本当だ・・気にならないかも・・

　今までこんなに説明してくれたお店

　無かったです。。」

で

昨日のブログでは肩ぐらいの

長さに収めるのが希望だったけど

さて斎藤さんが選び取ってくれた

スタイルは。。。。

先ずはドネーションカットして

チョキ―ン☆彡

で

説明したからにゃ

「あれ？？出来たら説明と

　全く違くね？？」

ってならないように(笑)

いつもの決め台詞！

「ここまでは会う事のない

　どっかのガキのための時間。

　俺にはそんな会う事ない

　ガキンチョの事なんて

　ど~でもイイ！！

　俺には目の前のアナタが

　アナタの笑顔がすべてなんだ」

で

切りすすめ

パン屋さん巡りが趣味（ハード系）

そんなパン屋さんにフィットして

なおかつそこには

視覚的仕掛け（韻を踏んでみました）

入れ込んで

相変わらずブンブン乱暴に

下から乾かして

ワックスもワチャワチャつけて

出来たのが。。。

ずん！！

ずずん！！

ズバゴン！！

はい～違和感なし～

ってお顔出せないから伝わらない？💦

何処がドイツ系パンやねん？って思う？？

僕がイメージするドイツ系のパンて

カンパーニュやライ麦を使ったり

ヒマワリの種やくるみ　穀物の種。。

どこか「人が畑に近い」

素朴に「自然をそのまま」

酵母も葡萄酵母とか自然のもので作られる

人と自然が無理なく調和してるイメージ

そのくせヨーロッパ一の工業国で

音楽はテクノの最先端を行くって

自然とは対極も受け入れ生み出す

文化のある国

自然のままであり

そこに根差して新しいものを生み出す

硬質でいて　それでいて

しなやかに　フレキシブル・・

そんなイメージをドイツのパンから

イメージしてみました。

・・・・どうかな？？💦

 そう・・

もう一つヘアドネーションに向き合う時

大切にしたい事があって。。

それは　ご本人だけでなく

ドネーション後の髪で周りの人も

笑顔になってくれる事。

ヘアドネーションの活動の中で

僕ら理美容師は「架け橋」なんだよね

主体者ではない

あくまでも　贈る方と贈られる子ども

そこの「ディスタンス」を繋ぐ最初の架け橋。

そこから協会が大きな架け橋となるんだけど

僕らの架け橋を最初に渡ってもらわないと

この活動は成立しない

で

その橋はただ渡れば良いってものじゃ

無いと思うの。

その橋を渡る人が「笑顔」でなくちゃ

その橋は足元が揺らいでしまい

渡ってくれる人は不安で

なんなら渡る人がいなくなっちゃい

ディスタンスが開いちゃうかも。。

だから本当に思うの

周りの人も笑顔になれたら

僕らの架け橋は強く素敵な橋になるって

斎藤さんをお迎えに来てくれた

旦那さんが驚きをもって迎え

後部座席に座った斎藤さんを

何度も振り返り笑顔を見せてくれた時

ガッツポーズをしました。

ディスタンスを意識する今

髪にもディスタンスが大切

そしてそのディスタンスを繋ぐことも

また大切・・

ソーシャルディスタンスって

離れろ！って意味になりかけてるけど

正しく人や社会　自然が

距離を正しく保ち　尊重しあうって

意味なはずだよね？

たとえ５００マイル離れても

心は 求めあうように

ってなわけで    

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。      

今日も　良い一日をお互いに！！

ではでは！！

 

理美容師でお読みいただいた方へ・・

 

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